【カテゴリ:パソコン ML115-G5】
昨日(23日)は『ML115-G5』に『Ubuntu 10.04 LTS』をインストールしました。インストールは、以前ダウンロードした『Ubuntu Desktop 日本語 Remix CD』を使用しました。
まず、『Ubuntu 10.04 LTS』をハードディスクにインストールする前に、グラボとIBMの液晶モニタ『T221』との相性を確認しておきたかったので、
『ML115-G5』のハード環境を変えながら、DVDドライブからの『Ubuntu 10.04 LTS』起動を繰り返し行って確認してみました。
その結果をメモしておきます。
共通のハード環境
モニタ:IBMの『T221』9503-DGP (EDIDの設定値は、29)
本体 :ML115-G5
SOUND :CREATIVE Sound Blaster VX (SB-5.1-VX)
スポンサーリンク
CPU:Athlon LE-1640B(本体標準そのまま)
メモリ:1GB + 512MB(共に DDR2-800 ECC)合計 1.5GB
VGA:GIGABYTE Radeon HD4350 512MB GDDR2 PCIE-Ex2
この環境では、DVDドライブからの『Ubuntu』立ち上げ時、デスクトップは『3840x2400』の解像度で表示されました。
このグラボには、出力コネクタにDVIとHDMIがありますが、そのどちらのコネクタと『T221』をつないでも『3840x2400』で表示されました。(リフレッシュレートは13Hz)
次に以下のハード環境で、同様にDVDドライブから『Ubuntu』を立ち上げてみました。
CPU:Athlon 64 X2 5000+
メモリ:2GB(non-ECC)
CFD ELIXIR W2U800CQ-1GLZJ(DDR2 PC2-6400 CL5 1GB * 2)
VGA:LEADTEK WinFast PX8400GS TDH Silent 256MB
この環境でも、やはりデスクトップは『3840x2400』の解像度で表示されました。
(『T221』へは、DVIコネクタから出力。このグラボには、HDMIコネクタはありません。)
ちなみに、この環境で『WindowsXP Pro (32bit) SP3』を起動してみたところ、『3840x2400』の解像度が表示できました。
なんと『GeForce8400GS』のようなローエンドでも表示可能だったとは、初めて知りました。
自分は『IntelliStation Z Pro 9228 LNJ』というパソコンも所有しているのですが、『T221』で『3840x2400』を表示する事だけが目的で所有しているようなものなので、『GeForce8400GS』で表示できるのであれば、所有している意味がなくなってしまいました。
ちなみに『IntelliStation Z Pro 9228 LNJ』に搭載されていたグラボは、『nVidia Quadro FX1500』であり、
この『FX1500』は、GeForce 7900系がベースとなっているワークステーション用のグラボです。
☆まとめ☆
以下の3つのグラボのどれと『T221』をつないでも、『Ubuntu 10.04 LTS』は『3840x2400』の表示解像度で立ち上がった。
SAPPHIRE Radeon X1600 PRO 256M GDDR3 PCIE HDMI
GIGABYTE Radeon HD4350 512MB GDDR2 PCIE-Ex2
LEADTEK WinFast PX8400GS TDH Silent 256MB
...
さて、グラボに関してのメモは以上で、今度はサウンドについてです。
以下は、自分の環境だけの症状かもしれません。
使用しているサウンドカードは、『CREATIVE Sound Blaster VX (SB-5.1-VX)』ですが、『Ubuntu Desktop 日本語 Remix CD』で何度も繰り返し立ち上げて確認していたところ、
サウンドが『ギーギー、シャーシャー、ブツブツ』のようなノイズだらけとなって全くダメな場合がほとんどだったのですが、ときどき非常にクリアに再生される事がありました。
何度も立ち上げ、その違いを調べたところ、『クリアに再生』できたのは、以下のときでした。
2011年1月17日(月) 18:20 追記&打ち消し線による削除
以下については、翌日5月26日の日記に述べたとおり、関係ありませんでした。
当ページだけを見た場合に誤解を招くおそれがあるため、打ち消し線を入れました。
ウェブブラウザの『FireFox』を実行して『Adobe Flash Player』を『ダウンロード&インストール』したとき。
この後は、サンプルのサウンドファイルや、『youtube』などのウェブページのサウンドが『クリアに再生』できました。
『Adobe Flash Player』をインストールする前に、サウンドファイルなどを開いたり実行してしまうと、
『Adobe Flash Player』をインストールしても、ノイズだらけのままでした。
原因や理由などは、まったくわかりません。
自分は『Ubuntu』については全くの『ど素人』です。
自分のような素人の人のために、自分がおこなった『Adobe Flash Player』のインストール手順を以下に書いておきます。
5月24日(月) 07:50 追記
サウンドについてですが、『Ubuntu 10.04 LTS』をインストールしたハードディスクから立ち上げたところ、ひどいノイズの状態となっていました。
『youtube』などの動画ファイルを再生した際に、『サウンドの設定』画面の『アプリケーションタブ』で、ボリュームを10〜20%くらいに下げると、なんとか聞く事ができるレベルになりますが、
しかし、それでもかなりのノイズが混じっています。
うーん、困りました...
↓デスクトップ左上の『Firefox』のアイコンなどから『Firefox』を開きます。
↓とりあえず、『youtube』のキーワードで検索を実行し、『youtube』のページを開くことにします。
↓『youtube』のページが開きました。適当な動画を選んでクリックします。
↓以下のようになりますので、『Adobe からダウンロード』をクリックします。
↓以下のページが表示されます。
↓ダウンロードするバージョンのプルダウンメニューから『Ubuntu 8.04+用.debファイル』を選択します。
↓以下のような画面が表示されますので『今すぐインストール』をクリックします。
↓以下のようなポップアップが開きますので、そのまま『OK』をクリックします。
↓ダウンロードが開始されます。
↓ダウンロード後以下が表示されますので、『パッケージのインストール』をクリックします。
↓インストールが開始されます。
↓インストールが完了しましたら、『閉じる』をクリックします。
↓ブラウザ『Firefox』にて、先程の『Youtube』の動画ページに戻ることとします。
↓インストールOKであれば、以下のように動画ページが表示されます。
参考までに、以下は『サウンドの設定』画面の各タブのスナップショットです。
(このとき使用していたグラボは、SAPPHIRE Radeon X1600 PRO...です)
サウンド形式と思われるサンプルのファイルがありましたので、試しに実行して確認してみるとよいと思います。
↓サンプルファイルのある場所
↓サンプルのファイルをクリックして起動された画面
↓このとき、『サウンドの設定』画面のアプリケーションタブが、以下のように表示されました。(『Totem 動画プレイヤー』)
...
最近、当ブログへ『ubuntu 10.04』,『sound』といったようなキーワードの組み合わせで、google 検索から訪れる人が多いようです。
上記が参考になればよいのですが...
スポンサーリンク
【カテゴリ:パソコン ML115-G5】の最新記事
- 『ML115-G5』にインストールした『Windows 8 Enterprise 90日間評価版』をリセットした
- 『ML115-G5』のマザーボードを交換した(フロントパネル用コネクタ加工編)
- 『ML115-G5』のマザーボードを交換した(バックパネル加工編)
- 『ML115-G5』と『GeForce8400GS』で『T221』を使用して『QUXGA-W(3840×2400)』(12Hz)の表示を試してみた
- 『ML115-G5』に『Windows 8 Pro x64』をインストールした
- 『ML115-G5』上の“Ubuntu”を“12.04 LTS”にアップグレードした
- 『ML115-G5』のグラボを『GV-R545SL-1GI』に交換して『Windows 7』をインストールした
- 『ML115-G5』で『Phenom II X2 560 BE』は正常に動作しなかった
- もう1台の『ML115-G5』の電源も交換した
- 『ML115-G5』でCPUを『Phenom II X2 555 BE』に交換してみた
- 『ML115-G5』用の自作サイドパネルにファンフィルターを装着
- 『プラスチックボード』で作った『ML115-G5』用のサイドパネルの続き
- 『プラスチックボード』を使って『ML115-G5』のサイドパネルを製作
- 『ML115-G5』の電源を交換した
- 『ML115-G5』のサイドパネルに穴を開けた
- 『ML115-G5』のケースが錆びてきた
- 『ML115-G5』のサイドパネルへの穴あけを断念
- 『ML115-G5』への『刀3』の取り付け方法を見直しした
- 『ML115-G5』のケースファンを『光る!KAMAKAZEの風 92』に交換した
- 『ML115-G5』の『CPU』を『Athlon II X2 255』に交換した