『ML115-G5』の『ＣＰＵファン』の向きを反対にしてみた

【カテゴリ：パソコン　ML115-G5】

『ML115-G5』ですが、7月9日（金）に『NTT-X Store』で、8,980円で販売されていました。

HP 【箱破損/新品/未開封】ML115 G5 帰ってきた! スタートダッシュ3 4577670-AKOZ - NTT-X Store:
http://nttxstore.jp/_II_QZX0004446



これに気づいたとき、もう１台また買おうかどうしようか悩んだのですが、幸か不幸か数時間で完売してしまったため、結局買いませんでした。

『ML115-G5』は、既に２台持っているので、本体一式としては必要ないのですが、部品取りという意味でとても魅力を感じたために、注文するか否か非常に悩みました。

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自分的には、何に魅力を感じたかというと、『メモリ』，『ハードディスク』，『キーボード』，『ケース』の各部品です。

『メモリ（1GB ECC 付）』は、既存マシンへの追加用として欲しかったですし、

『ハードディスク（160GB）』は、プラッタサイズが 500GB なので速度が速く、自分にとってはＯＳ起動用のシステムドライブとして使用するのに適しています。

『キーボード』は、わりと使いやすくて気に入っていたのと、

『ケース』については『バックパネル』部分の切断加工に挑戦してみたいと思っていましたので。

．．．

ところで、この『ML115-G5』の『ＣＰＵファン』ですが、なぜか風の向きが『吸い出し』となるように取り付けられています。

つまり、風の流れが、下のＣＰＵ側から、上方向に吹くようになっています。

自分の中での常識では、『ＣＰＵファン』はＣＰＵ側へ向けての『吹き付け』が基本なので、なんで『吸い出し』なのか理解に苦しみます。

それに、この『吸い出し』の向きなら、『ＣＰＵファン』の『ファンガード』は不要だと思うのですが．．．

まさか、『最初に間違って取り付けて出荷して以降、改修作業が面倒なので、そのままにしている』なんてことは無いと思うので、きっと何か理由があるのでしょう。

ということで、自分的な常識に従って、『ＣＰＵファン』の向きをひっくり返して『吹き付け』に変更してみました。

↓標準状態での『ＣＰＵファン』の向き（風は下から上へ）


↓『ファンガード』と『固定用のネジ』を取り外しました


↓『ファン』を外したところ


↓『ファン』をひっくり返して逆向きにしました


↓『ファンガード』を『固定用のネジ』で取り付けました



『BIOS』の画面で CPU の温度を確認すると、自分の環境（＝標準 CPU のAthlon LE-1640B 2.7GHz）では確実に 2〜3 度低くなりました。

↓『BIOS』メニューの『Advanced』→『IPMI Configuration』→『Hardware health information』を表示


この『BIOS』の画面を表示して放置した状態の限りでは、標準の向き（＝『吸い出し』）では、最大 49 だったのですが、『吹き付け』だと、最大 46 でした。

実は、もうちょっと低くなると期待していたのですが、それ程ではなかったため、少しがっかりでした。

もう少し風量の多いファンに交換すれば、効果がありそうな気がしました。

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