【カテゴリ:パソコン ML110-G5】
先週水曜に市場介入があったおかげで、FXで含み損を抱えていたのですが、その後、更にショートをナンピンして耐えていた結果、やっと、ほぼ同値で撤退することができました。しかし、毎度の事ですが、今回も自分がショートポジを決済して全て手仕舞ったとたんに、更にどんどん下がっているので、またもや悔しい思いをしました。
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さて、『ML110-G5』ですが、ハードディスクの内容を『ML115-G5』から、まるごとコピーし、起動するかを実験してみました。
ハードディスクのまるごとコピーは、『ML115-G5』上で、『EASEUS Disk Copy 2.3』というフリーソフトを使っておこないました。
コピー元の『ML115-G5』のハードウェア構成は、以下です。
CPU:Athlon LE-1640B 2.7GHz(本体標準品そのまま)
メモリ:1GB + 512MB(共に DDR2-800 ECC)合計 1.5GB
HDD:160GB(本体標準品そのまま)Western Digital製
VGA:SAPPHIRE Radeon X1600 PRO 256M GDDR3 PCIE HDMI
SOUND :CREATIVE Sound Blaster VX (SB-5.1-VX)
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ドライブ C: は『Windows 2000 Pro SP4』
ドライブ D: は『Windows XP Pro SP3』
3つ目のドライブは『Ubuntu 10.04 LTS』(32bit版)
『ML110-G5』のほうのハードウェア構成は、以下です。(標準品にグラボを追加しただけです)
CPU:インテル Celeron 440 2.00GHz(本体標準品そのまま)
メモリ:1GB (本体標準品そのまま)
HDD:160GB(本体標準品そのまま)Seagate製
VGA:SAPPHIRE Radeon X1600 PRO 256M GDDR3 PCIE HDMI
SOUND :なし
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さっそく『ML110-G5』に、コピーしたハードディスクを取り付け、起動してみました。
まず、『Ubuntu 10.04 LTS』を選択して起動したところ、何事もなく、普通にサクサクと『Ubuntu 10.04 LTS』が立ち上がりました。
エラーや警告のメッセージなど、まったくありません。
ブラウザ(=FireFox)で『YouTube』の『Flash 動画』を再生してみましたが、何も問題ありませんでした。
あまりにもあっけなくて、『本当にこれでいいのか?』というような、何か釈然としないような気持ちでした。
...
次に『Windows 2000 Pro SP4』を選択して起動したところ、最初のウィンドウズのロゴ画面を通過した後に固まりました。
マウスやキーボードも全く反応ありません。
しかし、『ML110-G5』本体のハードディスクアクセスのLEDランプが点滅していましたので、そのまま5分〜10分くらい待ったところ、なんと無事に立ち上がり、マウスやキーボードも使えるようになりました。
『ネットワーク アダプタ』と『ディスプレイ アダプタ』のみ、ドライバのインストールが必要になったため、以下のようにしてインストールしました。
1.『ネットワーク アダプタ』
まず別のパソコンを使って、以下のサイトから『Windows 2000』用のドライバ(win_2k-14.2.0.5a.zip)をダウンロードし、USBメモリ経由で『ML110-G5』のほうにコピーしました。(ダウンロードしたファイルは圧縮されているので展開しました。)
Broadcom.com - Ethernet NIC NetXtreme Server Driver Downloads:
http://www.broadcom.com/support/ethernet_nic/netxtreme_server.php
以下の画像のように、デバイスマネージャからのドライバインストール時に、『b57w2k.sys』を要求されるので、前記ダウンロードしたファイルに含まれている『b57w2k.sys』を指定しました。
(ちなみに、『ML110-G5』のオンボードの NIC は『Broadcom BCM5722』です)
2.『ディスプレイ アダプタ』
『ML110-G5』本体のVGA『Matrox G200e』は、本体付属の白いCDの中にある『driver\vga\VGA_Win32_5.95.006.9.exe』を実行することにより、インストールされました。
ところで、デバイスマネージャで見ると、以下の画像のように『?』マークのついたデバイス(その他のデバイス PCI Device)が1個だけ残ってしまいました。
気になるため、一応調べてはみたのですが、今のところ、このデバイスが何なのかわかりません。
しかし、全般的に問題なく動作しているようです。
...
最後に『Windows XP Pro SP3』ですが、Windows 2000 の時と同様に起動時に固まり、マウスやキーボードの反応がない状態が数分間続きましたが、しばらく待つと立ち上がりました。
ここで、システムの構成が大きく変わったために、再アクティベートが必要とのメッセージが表示されましたが、とりあえず無視しました。
(ちなみに、ネットワークには、まだアクセスできないので、アクティベートしたくてもできないような状態です)
ドライバは『ネットワーク アダプタ』と『ディスプレイ アダプタ』を、前記『Windows 2000 Pro SP4』のときと同様にインストールしました。
ただし、『ネットワーク アダプタ』において、ダウンロードしたファイルは、『Windows XP(32 bit)』用の『win_xp_2k3_32-14.2.0.5a.zip』というファイルです。
あと、デバイスマネージャで見ると、『SM バス コントローラ』というのに『?』マークがついていました。
そこで、インテルダウンロード・センター(下記のサイト)から『INF アップデート・ユーティリティー』(infinst911autol.exe)をダウンロードしてインストールしたところ、『?』マークは消えました。
ダウンロード・センター:
http://downloadcenter.intel.com/default.aspx?lang=jpn
製品ファミリーの選択:チップセット
製品ラインの選択 :チップセット・ソフトウェア
製品名の選択:インテル チップセット・ソフトウェア・インストール・ユーティリティー
タイトル:INF アップデート・ユーティリティー - 主としてインテル 5, 4, 3, 900 シリーズ・チップセット用
↓『INF アップデート・ユーティリティー』を実行しているところ
↓デバイスマネージャで、『?』マークが消えました。
...
ところで、ウィンドウズ上のブラウザ(=FireFox)で『YouTube』の『Flash 動画』を再生してみたところ、『Ubuntu 10.04 LTS』のときとは違って、『WUXGA(1920x1200)』の全画面表示にしても、わりとスムーズに表示されました。
ウィンドウズ上では、どのような要因かは分かりませんが、ドライバか何かが最適化されているようです。
あと、グラボの PCI-Express x1 と x16 の違いですが、自分には体感的な違いがほとんどわからず、ウィンドウズ2000, XPでは、速度的な違和感など特に感じられませんでした。
【追記】2012-09-22 08:05 記事のタイトルを変更
変更前:単なる日記
変更後:『ML110-G5』のHDDに『ML115-G5』のHDDの中身を丸ごとコピーしてみたら起動できた
変更前:単なる日記
変更後:『ML110-G5』のHDDに『ML115-G5』のHDDの中身を丸ごとコピーしてみたら起動できた
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