【カテゴリ:パソコン ML110-G5】
今回は、『ML110-G5』に『ML115-G5』のCPUクーラーを載せて動かすことができるのか、試してみました。『ML115-G5』に標準装備されていたCPUクーラーは、以下のように8センチファンが2段重ねの状態に変更してあります。
ちなみに、2つのファンの回転数は、共に固定であり、毎分約 2,000回転のものを使用しています。
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7月27日の”『ML115-G5』の標準CPUファンを静音ファンに交換”を参照してください。
まず、この状態で『ML110-G5』のCPUクーラーと交換することにしました。
『ML110-G5』のCPUクーラーを外しました。
『ML110-G5』に、『ML115-G5』のCPUクーラーを載せました。
このとき、本来の向きだとヒートパイプが、フロント側にある銀色のヒートシンクと干渉してぶつかってしまうため、向きを90度回転して設置しました。
それでも、今度はメモリと干渉してしまうため、メモリは外側のソケットに移動しました。
マザーボード側のCPUファン用電源端子は4ピンですが、ファンのほうの電源コネクタは3ピンです。(回転数が固定なので、PWM制御のための4ピン目は使用していません)
電源を入れて、BIOS でファンの回転数を確認したところ、CPUファンは 2357.37RPM であり、背面のケースファンは 1376.27RPM でした
CPUファンの回転数が本来の 2000回転を300回転ほど上回っているのは、ファンを2段重ねにしている影響です。
BIOS を抜けて、通常の起動を行ってみたところ、『Ubuntu』も『Windows』も正常に起動されました。
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ここで悲しいことに、今まで使っていたデジカメが故障するというハプニング(大ショックです!!)があり、以降は予備のデジカメで撮影しました。
ですので、画質やサイズが今までと異なっています。
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さて、2段重ねにしていたファンを、『ML115-G5』本来の、元の標準のファンに戻してみることにしました。
↓CPUクーラーから2段重ねにしていた2つのファンを取外しました。
↓左側が本来の標準ファンであり、右側2個が取外したファンです。
↓標準のファンを取り付け、元の『ML115-G5』の標準CPUクーラーの姿に戻しました。
電源を入れて、BIOS でファンの回転数を確認したところ、CPUファンは 5175.98RPM であり、背面のケースファンは 4329.00RPM となっていました。
なんと、ずっと爆音状態のままで、回転数がいっこうに下がらない状態になってしまいました。
そして、BIOS を抜けたら、電源が自動でオフになりました。
もう一度、電源をオンして BIOS を確認したところ、『System Event Log』に以下のようなログが記録されていました。
どうやら、CPUファンの回転数が上限値を超えていたため、エラーとなって電源がオフになったようでした。
たしかに、前記 BIOS の回転数の画像を見ると、CPUファンの『Upper Limit』が 4960.31 となっており、CPUファンの回転数が、この数値を超えていました。
結論としては、『ML115-G5』の標準CPUクーラーは、そのままでは『ML110-G5』に使えず、もし使うとするなら、ファンの交換が必要である、という事になるかと思います。
おそらく、自分のように交換してみようなんていう人は、きっといないと思いますが...
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結論が出たので、元の『ML110-G5』のCPUクーラーに戻すことにしました。
↓CPUクーラーを取外しました。
ここで、せっかくなので、試しにネジ穴に『六角スペーサー』をはめてみました。
というのは、以前 8月22日に”『ML115-G5』の『CPUクーラー』を『刀3』に交換”という記事を書いたことがありますが、
もしかしたら、この『六角スペーサー』を使うことで、『ML110-G5』にも『CPUクーラー』の『刀3』などが簡単に取り付けられるかもしれない、と思ったからです。
今回は、もう面倒なので試す余裕がありませんが、いつか試してみたいと思いました。
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さて、元の『ML110-G5』のCPUクーラーに戻して電源を入れ、BIOS を確認したところ、CPUファンは 1345.17RPM であり、背面のケースファンは 1392.36RPM となっていました。
以上で終わりです。
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