【カテゴリ:パソコン ML110-G5】
『ML110-G5』に『Windows 7 Pro x64』を試しにインストールしてみました。インストールする前の『ML110-G5』の環境は、以下のとおりです。
CPU:インテル Celeron E3400 3.46GHz(=2.6GHz からオーバークロック)
メモリ:1GB + 1GB(共に DDR2-800 ECC)合計 2GB
(=本体標準 1GB に、ML115-G5 に付属されていた 1GB を追加)
HDD:160GB(本体標準 Seagate製)
VGA:SAPPHIRE Radeon X1600 PRO 256M GDDR3 PCIE HDMI
SOUND :なし
接続しているモニタ:T221(IBM製)
まず『Windows 7 Pro x64』をインストールするにあたって、ハードディスクにじゅうぶんな空きが無かったため、余っているハードディスク(約300GB)に交換して、新規にインストールすることにしました。
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インストールに使用したDVDは、『ウィンドウズ7プロフェッショナル アップグレード』の64ビット版であり、既に別のパソコンでライセンス認証を行っています。
このため、今回インストールしてもライセンス認証はできないので、残念ながら使用できるのは30日間となります。
...
DVDドライブからのブートでインストールを進めていったところ、プロダクトキーの入力を求められたので、入力したところ、『プロダクトキーが有効ではありません』と表示されて次へ進めなくなりました。
ネットで検索して調べたところ、これはアップグレード版によるインストールで、アップグレードの元となるOSが入っていないハードディスクに対して新規インストールをした場合に出るエラーメッセージだということが分かりました。
そこで、プロダクトキーには何も入力せずにブランクの状態で『次へ(N)』のボタンをクリックすると、次に進むことができました。
これ以外は特に何事も無くインストールは終了しました。
インストール前には、ディスプレイアダプターとネットワークアダプターが気になっていたのですが、これらも自動でインストールされました。
よって、特に何もせずに画面の解像度も『WUXGA(1920x1200)』で表示され、インターネットにも接続できました。
ただ、ディスプレイアダプターについては、増設したグラボのほうは問題なかったのですが、オンボードのグラフィック(G200e)のドライバーは自動ではインストールされませんでした。
上の画像のように、デバイスマネージャーを見ると『ディスプレイアダプター』と『ほかのデバイス』の2つに『!』マークが表示されています。
...
この後、ウィンドウズアップデートを済ませ、『Windows エクスペリエンス インデックス』を使用してパフォーマンスを測定してみました。
結果は以下のようになりました.
プロセッサ:6.7
メモリ:5.5
グラフィックス:4.7
ゲーム用グラフィックス:4.0
プライマリハードディスク:5.9
ところで、CPU-Zを実行したところ、『Core Speed』が 1596.0MHz で、『Core VID』が 1.100Vとなっており、クロックが低下していると共に、電圧も下がっていました。
このことから、『Windows 7』でもCPUの『EIST』が機能していることが確認できました。
以上です。
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