【カテゴリ:パソコン ML110-G5】
久しぶりの『ML110-G5』に関するネタです。『ML110-G5』の背面のケースファンを『SCYTHE(=サイズ)』の『光る!KAMAKAZEの風 92(=SY9225SL12VBL)』に交換しました。
↓交換後に電源オンしたときの概観画像
交換した『光る!KAMAKAZEの風 92』は、3月13日に書いたとおり、3月12日に秋葉原の『ソフマップリユース総合館』で480円で買ってきたものです。
スポンサーリンク
別に交換する必要性は無いのですが、せっかく買ったので、遊びがてらということで交換することにしました。
さて、『ML110-G5』は、電源オンの起動時にファンの回転数チェックがあり、ケースファンは、(起動直後だけですが)だいたい毎分 2,000回転程度の回転数が必要となります。
それより低い回転数の場合、チェックに引っかかってエラーになり、自動的に電源がオフとなります。
『光る!KAMAKAZEの風 92』は、付属のファンコントローラーで 1,000 〜 2,800rpm に調整できますが、2,000rpm 以上だと、少々音が大きく感じて気に障ります。
ですので、できれば 1,500rpm 以下くらいに下げたいのですが、常時 1,500rpm 程度に固定すると、前記エラーにより立ち上がりません。
そのため、コントローラーを使用して、起動時だけ回転数を大きくし、起動後にいちいち回転数を落としてやるということになりますが、それは正直めんどくさいです。
というわけで、『光る!KAMAKAZEの風 92』のコネクタはマザーボード上のケースファン用コネクタに接続しないことにしました。
その代わり、CPUファンの回転数を伝達しているリード線を分岐してやり、その分岐した線をケースファンの回転数を検出している(マザーボード上のコネクタの)ピンに接続することにしました。
これにより、ケースファンの回転数は、CPUファンと同じ回転数となるように(BIOS 上で)認識されます。
CPUファンも起動時には、一時的に回転数が大きくなり、2,000rpm を余裕で超えますので、ケースファンの回転数エラーは発生せず、無事に立ち上がるというわけです。
リード線を分岐してやるために、以下を使用しました。
↓ピン配列変換・延長ケーブル USBタイプ(8本入)
(8本入りですが、使用するのは4本だけです。)
↓不要になった古いケースファンから切り取った『コネクタ付きのリード線』
コネクタからは、回転数用のリード線1本のみを残して、他の2本は外しました。
また、コネクタの片側の突起部分は、カッターで削り落としました。
延長ケーブルのリード線のうち1本は、中央部分の表面ビニールを2〜3ミリ程度カッターで切り取り、金属の線を露出させました。
切り取った箇所に、『コネクタ付きのリード線』の先端の金属線を巻きつけました。
接続部分は、他の部品などと接触してショートなどすることのないように、念の為、ホットボンドを使用して覆ってやりました。
マザーボードのCPUファン用コネクタに、延長ケーブル4本を取り付けました。
CPUファン側のケーブル・コネクタに、4本の延長ケーブルを接続しました。
マザーボード上のケースファン用コネクタに、分岐したケーブル・コネクタを取り付けました。
↑上下逆の位置から見た画像
↓全体的なケーブル・コネクタの概観
『光る!KAMAKAZEの風 92』を、ケースに取り付けました。
ファンの電源コネクタは、ファンに付属のペリフェラル4ピンコネクタを使用し、『ML110-G5』本体の電源から出ている電源ケーブルと接続しました。
電源をオンしたところ、BIOS 画面上でのファンの回転数は、『CPU FAN 1352.81 RPM』,『SYSTEM FAN 1352.81 RPM』でした。(=回転数が変化しても両方が共に同じ数値)
以下、電源オン後のケースファンの概観画像です。
以上、ケースファンを交換することにより、ケースファンについては、起動直後の騒音がなくなりました。
しかし、CPUファンのほうが、まだ起動直後に回転数が大きくなるので、耳障りな状態です。
(起動直後だけなので、元々自分はあまり気にしていませんが...)
...
ちなみに、今回の『光る!KAMAKAZEの風 92』ですが、『ML115-G5』のほうでは、回転数を気にしたり、ケーブルの分岐とかいうメンドウくさい事は一切必要なく、交換するだけで簡単に使用できます。
スポンサーリンク
【カテゴリ:パソコン ML110-G5】の最新記事
- 『ML110-G5』のPCI-Eスロットを再び加工した
- 『ML110-G5』に『Windows 8 Enterprise』90日間評価版(x64)をインストールしてみた
- 『ML110-G5』上の“Ubuntu”を“12.04 LTS”にアップグレードした
- 『ML110-G5』でCPUをオーバークロックしても、メモリはオーバークロックされていなかった
- 『ML110-G5』に『Windows 8』開発者向けプレビュー版(x64)をインストールしてみた
- 『ML110-G5』用の自作サイドパネルにファンフィルターを装着
- 『ML110-G5』用の『サイドパネル(NVIDIA edition)』を製作した
- 『ML110-G5』の電源を『GORI-MAX2 KT-S550-12A』に交換した
- 『ML110-G5』に『W500-SA』を取り付けてみた
- 『ML110-G5』で『UCTB9』(=ENERMAX製ケースファン)を試してみた
- 『ML110-G5』にインストールした『Windows 7 Pro x64』の続き
- 『ML110-G5』のCPUファンを交換した
- 『ML110-G5』に『Windows 7 Pro x64』をインストールしてみた
- 『ML110-G5』に『MRA201(HDDマウントラック)』を取り付けた
- 『ML110-G5』で『Celeron E3400』を使って『EIST』の機能を確認してみた
- 『ML110-G5』でBIOSを最新の『O151025』に更新した
- 『ML110-G5』で『BMCのファームウェアバージョン』を『3.20』に更新
- 『ML110-G5』のケースファンを交換してみた
- 『ML110-G5』の『CPU』を『Celeron E3400』に交換した
- 『ML110-G5』に『CPUクーラー』の『刀3』を載せてみた