【カテゴリ:パソコン ML110-G5】
以前、1月11日に『ML110-G5』に『Windows 7 Pro x64』をインストールしてみた
というタイトルの日記を書きましたが、今回は、その続きです。
前回インストールした『Windows 7 Pro x64』は、ライセンス認証をしていないので、今回は、そのライセンス認証の猶予期間を延長してみました。
それと、デバイスマネージャーで、2つのデバイスに『!』マークが表示されていたため、それらを解消するためのドライバをインストールしました。
↓デバイスマネージャーでは『ディスプレイアダプター:標準VGAグラフィックアダプター』と『他のデバイス:不明なデバイス』に『!』マークが表示されています。
おそらく数ヵ月後に、再度 OS を『インストール』し直すと思うので、そのときのために自分用のメモとして、このブログに記録しておこうと思いました。
...
ところで、今や『ML110-G6』が全盛となっており、更に後継の新しい『ML110-G7』さえ登場しているというのに、今だに『ML110-G5』をいじって遊んでブログのネタにしているのは、おそらく自分くらいではないかと思います。
2〜3年くらい時代遅れのような気がしますが、現行機種のPCよりも、古くて低価格のマシンを触っているときのほうが楽しいので、マイペースで続けていこうと思います。
...
以下、少し長くなります。
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また、ウィンドウズアップデートをしようとすると、以下のようなポップアップも表示されました。
しかし、警告表示されただけで、ウィンドウズアップデート自体は問題なく実行できました。
画面の右下には、『Windows 7 ビルド7601 この Windows のコピーは正規品ではありません』と表示されています。
再起動したところ、以下のような背景がブラックの画面になってしまいました。
『Windows 7』は、ライセンス認証を行わない場合、30日が経過するとこのようになります。
しかし、コマンドを実行することで最大 3回まで認証期限が延長できるそうです。
というわけで、とりあえずコマンドを実行して、期限を延長しました。
『コマンドプロンプト』で、『slmgr /dli』を実行して状況を確認したところ、以下のように表示されました。
↑『猶予期間の期限切れ』となっています。
認証期限の延長を行うコマンドは、『管理者として実行』する必要があるため、以下のようにメニューから『コマンドプロンプト』を『管理者として実行』を選択して実行しました。
『管理者:コマンドプロンプト』で、『slmgr /rearm』を実行して期限の延長をおこなったところ、以下のように表示されました。
再起動後に『コマンドプロンプト』で、『slmgr /dli』を実行して状況を確認したところ、以下のように表示されました。
↑残り時間:『30日』となっています。
認証期限の延長は以上です。
以降は、デバイスマネージャーに『!』マークが表示されているデバイスのインストールです。
(自分は『ML110-G6』は持っていませんが、おそらく『ML110-G5』に限らず、『ML110-G6』でも同様の手順ではないかと思います。)
まず、『不明なデバイス』のインストールです。
自分は、以下のサイトから『cp008632.exe』というファイルをダウンロードしました。(注意:これは64ビットOS用であり、32ビットOS用とは異なります)
HP ProLiant ML110 G5 Storage Server - HP ProLiant 100 Series Servers Null Management INF Installer Smart Component for Microsoft Windows Server 2003/2008 x64 edition - HP Business Support Center:
http://h20000.www2.hp.com/bizsupport/TechSupport/SoftwareDescription.jsp?lang=en&cc=us&prodTypeId=12169&prodSeriesId=3663719&prodNameId=3663735&swEnvOID=4018&swLang=8&mode=2&taskId=135&swItem=MTX-7f558f639c634cbdaf3bdf09d1
ダウンロードしたファイルを実行すると、以下のような『HP パッケージ セットアップ』という画面が表示されました。
『インストール(I)』をクリックすると、以下のような警告のポップアップが表示されました。
しかしながら、以下のような『HP セットアップ』画面が表示され、インストールは続行することができました。
上記画面で『インストール(I)』をクリックすると、インストールは正常に完了し、以下のように表示されました。
デバイスマネージャーを見ると、以下のように『不明なデバイス』が消えていました。
次は、『標準VGAグラフィックアダプター』のインストールです。
このデバイスは、オンボード VGA の『Matrox G200e』です。
自分は、以下のサイトから『WDM20100915ia-R1.zip』というファイルをダウンロードしました。
ダウンロード・センター:
http://downloadcenter.intel.com/Detail_Desc.aspx?agr=Y&DwnldID=18387&lang=jpn
このダウンロードしたファイルは、圧縮されているため、開いた中のファイルを任意のフォルダーに展開/コピーします。
『コマンドプロンプト』を『管理者として実行』で開き、以下のようにファイルの存在するフォルダに移動して『install』を実行します。
実行すると、以下のような画面が表示されるので、『ACCEPT』をクリックします。
成功すると、実行したコマンドプロンプトの画面に、以下のように『Installation successful』と表示されます。
デバイスマネージャーを見ると、『Matrox G200e (ServerEngines)』と表示されるようになりました。
まだ『!』マークが表示されていますが、これはグラボを増設しているためのようです。
試しに、本体から増設したグラボを取外して、再起動したところ、以下のように『!』マークが消えました。
ちなみに、本体 G200e からモニターに出力して確認したところ、画面の最大解像度は『1680 x 1050』で、色は『High Color (16 ビット)』でした。
以上です。
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