【カテゴリ:パソコン 『Ubuntu』 アップグレード】
今日(5日)は、『ML110-G5』で『Ubuntu』のバージョンを『10.10』から『11.04』にアップグレードしました。Linux の『Ubuntu』は、4月28日に『Ubuntu 11.04』がリリースされ、5月1日には、ライブ環境での日本語サポートと、Japanese Teamで作成している追加パッケージを含む「Ubuntu 11.04 Desktop 日本語 Remix CD」(x86用のみ)がリリースされました。
自分は、この「Ubuntu 11.04 Desktop 日本語 Remix CD」を使わず、『ネットワークアップグレード』を利用して、『11.04』のバージョンにアップデートしました。
『ネットワークアップグレード』の手順は、以下のページに記載されています。
Ubuntu 11.04 へアップグレードを行うには - Ubuntu Japanese Wiki:
https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Install/UpgradeNatty
実は『Ubuntu』を立ち上げた直後に、以下のようなウィンドウが表示されたのですが、とりあえず自分は『次回にたずねる』をクリックし、この画面を一旦抜けて、前記ページの『ネットワークアップグレード』の手順に従ってアップグレードしました。
以下、アップグレード中に取得したスクリーンショットなどですが、少し長くなりそうです。
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以上でアップグレード終了。
再起動して『Ubuntu 11.04』を実行してみました。
ウェブブラウザの『Firefox』は、バージョン 4.0.1 でした。
アップグレード前にインストールしてあったメールソフトの『Thunderbird』および、『Wine』上の『MetaTrader 4』は、アップグレード後も特に問題なく実行できました。
あと、インストールしてあった『VMware Player 3.1.3』については、当初実行できなかったのですが、現時点で最新の『バージョン 3.1.4 build-385536』をダウンロードしてインストールしてみたところ、実行できるようになりました。
↓『VMware Player』を使用して『Windows XP』を起動し、更にその『Windows XP』上で『MetaTrader 4』を実行した際のスクリーンショットです。
それと、オフィスソフトは『LibreOffice』という名称に変わっており、アップグレード直後は「ファイル(F)」や「編集(E)」などのアプリケーションメニューが文字化けしていました。
しかし、前記『Ubuntu 11.04 へアップグレードを行うには』の中の『アップグレード後にJapanese Teamのリポジトリを有効にする方法』に記載されていた『端末を使う場合』の1.2.3.を実行したところ、正常に日本語表示されるようになりました。
ところで、『Ubuntu 11.04』では、『Unity』という新しいデスクトップインターフェースになりました。
自分は最初、使用方法がよくわからずにとまどいましたが、以下のページを参照することで、なんとか理解して使えるようになりました。
Unityを使うには - Ubuntu Japanese Wiki:
https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Desktop/HowToUseUnity
ですので、まずこのページを読んでおくことをオススメします。
参考までに、自分がとまどった例としては、この『Unity』では、これまでウィンドウタイトルの下部にあった、「ファイル(F)」や「編集(E)」などのアプリケーションメニューが、画面一番上のバー(=旧パネルに相当する部分)に表示されるようになっていました。
もう1つ参考までに、ひとつの例として、以下は自分が『コマンドライン端末』を起動した際の手順です。
1.画面左側に表示されている『ランチャー』から『アプリケーション』のアイコンをクリックします。
2.以下のようなアイコンの一覧画面が表示されるので、その右上の『すべてのアプリケーション』のプルダウンメニューを表示させます。
3.『すべてのアプリケーション』のプルダウンメニューから『アクセサリ』を選択します。
4.『インストール済みアプリ』の欄に、『端末』のアイコンが表示されているので、このアイコンをクリックして起動します。
...
自分は、この『Unity』にまだ慣れていないせいか、少々使いづらく感じたため、以前のインターフェースで使うことにしました。
以前のインターフェースにするには、ログイン画面にて、一番下に表示されているバーの中にセッションという項目のプルダウンメニューがあるので、そこで『Ubuntu クラシック』を選択してログインするだけです。
それだけで、以前と同様のインターフェースを持ったデスクトップ環境となります。
↓『Ubuntu クラシック』でログインした際のスクリーンショット。
おわり。
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