【カテゴリ:パソコン 『Ubuntu』 その他】
前回の日記で、『ML110-G5』上の『Ubuntu』のバージョンを『11.04』にアップグレードしたことを書きましたが、今度は『ML115-G5』にインストールしてある『Ubuntu』のほうも『11.04』にアップグレードしてみました。前回の『ML110-G5』には、サウンドカードを装着していなかったのですが、今度の『ML115-G5』には、サウンドカードの『CREATIVE Sound Blaster 5.1 VX』(=以降 SB-5.1-VX に略)が装着してあります。
ですので、『Ubuntu 11.04』上で『SB-5.1-VX』の動作確認をおこなう事ができました。
↑『SB-5.1-VX』の概観
まず、結果から書くと、今まで『Ubuntu』のコールドスタート時に発生していたノイズは解消されていました。
今までの不具合の内容としては、例として、このブログの以下の記事の中で書いたような現象が発生していました。
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(2010年09月27日)『ML110-G5』で『サウンド』の動作確認をした
サウンドカードの『CREATIVE Sound Blaster VX (SB-5.1-VX)』は、『Ubuntu 10.04 LTS』のコールドスタート(=電源ボタンのオンによる初期起動)では、サウンドにノイズが発生するが、マルチブート環境で、ウィンドウズを起動した後の再起動で『Ubuntu 10.04 LTS』を起動すると、ノイズは発生しない。
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↑『サウンドの設定』の『サウンドの効果』のタブ画面(警告音などが正常に鳴りました)
↑『サウンドの設定』の『ハードウェア』のタブ画面
参考までに、動作確認を行った2つのハードウェア環境は、以下のとおりです。
--- 『ML115-G5』 ---
CPU:Athlon II X2 255(3.1GHz)
メモリ:4GB (SILICON POWER製 SP004GBLRU800S22 2GB×2 DDR2-800 non-ECC)
HDD:160GB(本体標準『WD1602ABKS』)
VGA:SAPPHIRE Radeon X1600 PRO 256M GDDR3 PCIE HDMI
その他:チップセットは『NFP3401』(=G5新タイプ)
--- 『ML110-G5』 ---
CPU:Celeron E3400 3.46GHz(=定格 2.6GHz からオーバークロック)
メモリ:1GB + 1GB(共に DDR2-800 ECC)合計 2GB
(=本体標準 1GB に、ML115-G5 に付属されていた 1GB を追加)
HDD:160GB(本体標準『ST3160318AS』)
VGA:SAPPHIRE Radeon X1600 PRO 256M GDDR3 PCIE HDMI
...
この『SB-5.1-VX』については、『ML115-G5』などのサウンド機能を持たないサーバー機をPC化して利用するために、たくさんの人が使用している事と思います。
ウィンドウズで使用する分には、何も問題はなかったのですが、『Ubuntu』では原因不明のホワイトノイズが発生していた為、困っていた人も多かったのではないでしょうか。
ですが、ようやく解消されたようで、自分もホッとしました。
ただ、自分の環境では、結果として正常になったのですが、全ての環境でノイズが解消されているのかは分からない為、まだ動作の保証はできかねます。
しかし、いずれネット上でも、異なる環境での動作報告が出てくると思うので、それを期待したいと思います。
...
ところで、今回のサウンドの件とは関係ありませんが、『11.04』にアップグレードしたことで、気になった点、気付いた点などを少し書いておこうと思います。
まず、モニタはIBM製の『T221』を使用したのですが、以前表示できていた『QUXGA-W(3840x2400)』(13ヘルツ)の解像度が正常に表示できなくなりました。
具体的には、以下のように表示が乱れてしまいます。
10回以上試したところ、1回だけ正常に表示されたことがありますが、どういうタイミングで、なぜ正常に表示されたのかは、よく分かりません。
『ML115-G5』と『ML110-G5』の両方とも、グラボは『SAPPHIRE Radeon X1600 PRO 256M GDDR3 PCIE HDMI』を使っているのですが、両方とも同様の現象でした。
他のグラボは試していないので、このグラボ特有の現象なのか否かは、分かりません。
あと、気になった点としては、立ち上がるまでの起動時間が、以前よりも、ほんの少し長くなったような気がしました。
もしかしたら、クリーンインストールせずに、アップグレードを繰り返してきたことが影響しているのかもしれません。
とりあえず、気になったのは、そんな程度でした。
気付いた点としては、以前は『Youtube』などの動画を全画面表示した場合、完全なコマ送り状態で、視聴不可能だったのが、アップグレード後は、それなりに見れるようになりました。
少しぎこちなさは感じますが、全画面表示にしても、自分的には全然OKなくらいまで改善されていました。
↑『Youtube』の動画を全画面表示してみたときのスクリーンショット画像
以上です。
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かくさん (08/25)


























