【カテゴリ:パソコン ML115-G5】
昨日(16日)は、『ML115-G5』の電源を『GORI-MAX2 KT-S550-12A』に交換しました。↑交換後の概観
尚、『GORI-MAX2 KT-S550-12A』を買った事については、当ブログの6月28日の日記 『ソフマップ』の通販で『GORI-MAX2 KT-S550-12A』(=PC用の電源)を買った の中で書いています。
さて、『ML115-G5』の電源を取り付けているネジの穴の位置は、通常のATX電源とは異なっています。
↑上に載せた電源が通常のATX電源
この為、『GORI-MAX2 KT-S550-12A』を取り付けるためには、『ML115-G5』の背面のシャーシに穴を開ける必要があります。
しかし、なんとか穴を開けずに取り付けられないか、と色々考えてはみたのですが、なかなか良い案が浮かばず、結局、やはり電動ドリルを使って穴をあける事にしました。
...
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↓標準の電源を取り外した状態
↓『ML115-G5』本体に『GORI-MAX2 KT-S550-12A』を置いた状態
電源コネクタの端が、ほんのわずか(=0.5mm程度)ですが干渉していました。
↓赤丸が干渉している箇所
このままでも大丈夫かもしれませんが、電源の筐体を『ML115-G5』の側板のシャーシに密着させたいので、干渉している箇所を少し切り落とすことにしました。
↓『ハンディーニブラー』を使って切り落としているところ
↓干渉していた箇所が解消されました。
ここから、ネジ穴を開ける作業です。
自分は電動ドリルを使い、最初に2.0ミリの刃で小さい穴を開けてから、次に3.2ミリくらいの刃を使って穴を広げるようにしました。
↓使用した電動ドリル(RYOBI FDD-10)
↓下側の穴が、今回開けた穴です。(直径3.2〜3.5ミリくらい)
↓100円ショップで買った『ダイヤモンドヤスリ(半丸型)』を使い、2つの穴が連結するように削って穴を広げました。
↓(拡大)
↓電源を置いて位置を確認したところ、ピッタリでした。
↓確認のため、ネジをはめてみた状態
↓はめたネジを外した状態
今度は、対角側のネジ穴を開けます。
↓おおよそとなる位置を決め、しるしを付けたあとで、再び電動ドリルを使って穴を開けました。
↓電源を置いてネジ穴の位置を確認したところ、残念ながら、わずかにズレていました。
↓小さい穴をもう1つ開けてから、ヤスリで削って穴を広げました。
↓対角2箇所の穴を含めた概観
↓電源を置いてみました。
↓対角となる2箇所のネジ穴にネジをはめました。
↓ケース内側から見た電源取り付け後の概観
対角2箇所のネジ止めだけですが、グラつきなどは全くなく、しっかりと固定されていました。
ちなみに、電源の下側には、以下の画像のように支えとなるシャーシが付いているため、気持ち的にも安心であり、落下の心配も皆無ではないかと感じられました。
たぶん、1個目のネジだけでも大丈夫そうな気がします。
ですので、もし電動ドリルを使うなどした穴あけ作業が無理な場合、なんとか1個目のネジ穴(=下の画像で左下のネジの箇所)をヤスリで削るなどして広げることができれば、それだけで通常のATX電源を取り付けて固定することも可能だと思いました。
以上です。
【追記】2012-09-17 07:15 注意点を追記
この記事の例のように、対角2箇所のネジ止めをする場合ですが、もしも左下の穴を広げない状態で、その左下の穴を基準にして右上のネジ穴を開けると、右上のネジを閉めたときに、ネジがサイドパネルと干渉します。
そのため、サイドパネルが閉まらなくなるので、サイドパネル側もなんらかの加工が必要になります。
もし、本体が全く揺れる事のない環境だったり、または多少のグラつきなど気にならないのであれば、ケースを一切加工することなく、左下1箇所のネジ止めだけでも取り付けることはじゅうぶん可能だと思います。
この記事の例のように、対角2箇所のネジ止めをする場合ですが、もしも左下の穴を広げない状態で、その左下の穴を基準にして右上のネジ穴を開けると、右上のネジを閉めたときに、ネジがサイドパネルと干渉します。
そのため、サイドパネルが閉まらなくなるので、サイドパネル側もなんらかの加工が必要になります。
もし、本体が全く揺れる事のない環境だったり、または多少のグラつきなど気にならないのであれば、ケースを一切加工することなく、左下1箇所のネジ止めだけでも取り付けることはじゅうぶん可能だと思います。
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今回、我が家のml115の電源が暑さと過労でコロっといったものの代わりの電源をつけれなくて困っていたところこのサイトを発見し無事交換できました。ハンドニプラーなどという高級品はないのでそこはニッパーとラジペンの力技でしたが。。無事、唯一のサーバー機が多少の苦労とわずかな出費で復活できて感謝しています。ありがとうございました。
お礼を言われるほどのものかはともかく、ブログを続けてて良かったと思いました。
最近はネット上でもML115に関する話題を目にすることが少なくなりましたが、まだまだ現役で使っている人もたくさんいることと思います。
自分もだいじに使い続けようと思いました。