【カテゴリ:パソコン ML110-G5】
『ML110-G5』に、つい最近公開された『Windows 8』開発者向けプレビュー版をインストールしてみました。尚、以下の記事の続きとなります。
2011年01月11日 『ML110-G5』に『Windows 7 Pro x64』をインストールしてみた
2011年04月06日 『ML110-G5』にインストールした『Windows 7 Pro x64』の続き
ハードウェア環境は、以下の通りです。(基本的に前記の記事の時点と同様)
ベース:HP製 ProLiant ML110 G5
CPU:Celeron E3400 3.46GHz(=定格 2.6GHz からオーバークロック)
メモリ:1GB + 1GB(共に DDR2-800 ECC)合計 2GB
(=本体標準 1GB に、ML115-G5 に付属されていた 1GB を追加)
HDD:320GB(SAMSUNG製 HD322HJ)
VGA:SAPPHIRE Radeon X1600 PRO 256M GDDR3 PCIE HDMI
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Windows Metro Style Apps Developer Downloads:
http://msdn.microsoft.com/en-us/windows/apps/br229516
補足:ダウンロードファイルは、ISO形式のディスクイメージファイルです。
ところで、『ML110-G5』にインストールした『Windows 7』は、その後約5ヶ月間全く起動していなかったため、前回同様、再度『slmgr /rearm』を実行してライセンス認証の猶予期間を延長しました。
ハードディスクは約300GBなのですが、そのうちの100GBの領域に『Windows 7』をインストールしてあった為、残りの領域に今回の『Windows 8』を新規インストールすることにしました。
よってデュアルブートの構成になります。
↓『Windows 8』インストール前のハードディスクの構成
まず、『Windows 7』が立ち上がっている状態で、インストールディスクを挿入してインストールしようとしたところ、何らかのチェックに引っ掛かってインストールできませんでした。
以下は、そのときの状況です。
↓DVDドライブにディスクを挿入したところ、自動再生の画面が表示された。
↓『setup.exe の実行』をクリックしたところ、インストールが開始された。
↓以下のような画面が表示されたので、『Next』をクリックした。
↓インストールに関してのチェックをしている様子。
↓以下のように表示され、続行不可能な状態になった。
内容を見ると、『ACPI がサポートされていない』というエラーのようでした。
そこで、一旦シャットダウンし、DVDドライブからブートしてインストールしてみることにしました。
結果から先に書くと、特に問題等発生せず、『Windows 8』のインストールは無事終了しました。
以下、インストール時の状況等、時系列に書きます。
↓インストール画面
インストール言語は英語しか選択できませんでしたが、時刻や国などの形式は日本を選択することができ、キーボードタイプも日本語のキーボードが選択できました。
↓ライセンス表示画面
この後、新規インストールか否かを選択する画面が表示されたので、新規インストールを選択しました。
インストール先のドライブには、新規にドライブを作成し、その作成したドライブを指定してインストールを進めました。
(残念ながら、この時の様子を示す画面はデジカメで撮影/記録するのを忘れました)
↓インストール中の画面
インストールが終了すると自動的に再起動されました。
↓デュアルブートでの、起動OSの選択画面
厳密には、まだインストールは完了していないようであり、コンピュータ名やログインユーザ名/パスワードなどの初期設定の処理が開始されました。
よく分かりませんが、ログオン時にウィンドウズライブIDを使用するかというような事を聞いているみたいです。
自分はウィンドウズライブIDを使用せず、ローカルアカウントとしました。
アカウント(=ユーザ名)は『kingpc』としました。
↓初期設定が完了し、どうやら『Windows 8』が立ち上がったようです。
↓カーソルを一番左下に持っていくと、スタートメニューらしきものが表示されました。
画面の解像度が低くて操作し辛いので、まず解像度を上げてみる事にしました。
↓下の『Desktop』と表示されている箇所を左クリックします
すると、見慣れたデスクトップ画面が表示されました。
↓デスクトップ画面上で右クリックしてメニューを表示し、『Screen resolution』を選択
↓解像度は『1600×1200』を選択しました。
(本当は『1920×1200』が最適なのですが、残念ながらそのような選択肢は表示されませんでした。)
↓『1600×1200』の解像度で表示され、いくらか使いやすくなりました。
次にアプリケーションの起動ですが、以下のようにして行ないます。
↓カーソルを左下に移動してスタートメニューを表示し、『Search』を左クリックします。
画面右端に、縦にアイコンが表示されるので、その中の『Apps』のアイコンを左クリックすると、以下のようにアプリケーションのアイコンが一覧表示されました。
ここから、必要なアプリケーションを選択して起動します。
ところで、画面右下には以下のようなバージョンを示す文字列が表示されていました。
...
さて、以下は適当に操作してみた際のスクリーンショットやキャプチャ画像です。
↓左側は『Firefox (6.0.2)』、右側は『Internet Explorer 10』
インストール言語は英語でしたが、ブラウザには日本語のページが全く問題なく表示されていました。
↓『コントロールパネル』の『システム』画面
↓『デバイスマネージャー』画面
『Windows 7』のときと同様に、2つのデバイスに『!』(ビックリマーク)が表示されていました。
↓エクスペリエンス・インデックスを実行してみました。
↓エクスペリエンス・インデックスの結果
↓タスクマネージャーの画面
↓タスクマネージャーの一番下に表示されていた『Launch Resource Monitor...』をクリックして表示された『Resource Monitor』の画面
...
以下は、シャットダウンの方法です。
↓カーソルを左下に移動してスタートメニューを表示し、『Settings』を左クリックします。
↓以下のように画面右側の下にアイコンが表示されるので、その中から『Power』のアイコンを左クリックします。
↓『Shut down』を左クリックします。
↓以下のように『Shutting down』と表示されたのち、電源がオフになりました。
...
この後、再び電源スイッチをオンしてみました。
↓起動OSの選択画面
↓以下のような壁紙の画面が表示されました。
↓マウスの左ボタンを押したままの状態でカーソルを上に移動します。
まるで垂れ幕をつかんで、上に持ち上げるような感覚です。
↓壁紙の裏にログオン画面が隠れているみたいでした。
↓パスワードを入力するとログオンされました。
...
あと、ちょっと気になった事なのですが、起動OSの選択画面にて『Windows 7』を選択すると、そのまますぐには起動されず、一旦リセットが入ってから『Windows 7』が立ち上がりました。
たぶん、そうゆう仕様なんだとは思いますが、少々違和感を感じました。
...
以上、ざっと使ってみて、かなりの安定感を感じましたが、残念ながらログオフやシャットダウン関係に少々トラブルを抱えていそうな印象を受けました。
うまくログオフやシャットダウンがされない事が何度かありましたので...
しかしながら、これらはまだプレビュー版なので仕方ないと思いますし、確実に改善される事と思います。
それはさておき、まだまだ使い方等わからない事が多いです。
ですので、今後しばらくは楽しめそうだと思いました。
おわり。
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