【カテゴリ:パソコン 『Ubuntu』 アップグレード】
昨日(16日)は『ML110-G5』と『ML115-G5』の両方で『Ubuntu』のバージョンを『11.04』から『11.10』にアップグレードしました。よって、その覚え書きの日記です。
久しぶりに『Ubuntu』を起動したところ、以下のような画面が表示されたので、『今すぐアップグレードする』をクリックしてアップグレードを開始しました。
以下、アップグレード時のキャプチャ画像です。
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この後、キャプチャした画像を保存する際にエラーが出るようになってしまった為、少々中途半端ですが以降の画面は省略。
アップグレードには、だいたい1時間近くかかったように思います。
アップグレードのインストール完了後、再起動して『Ubuntu 11.10』を実行してみました。
ウェブブラウザの『Firefox』は、バージョン 7.0.1 でした。
アップグレード前にインストールしてあった『Wine』上の『MetaTrader 4』は、アップグレード後も特に問題なく実行できました。
ところで、『Ubuntu 11.10』からは、ログイン時に『Ubuntu クラシック』のユーザー・インターフェースを選択することができなくなっていました。
自分は当初『Ubuntu クラシック』が使えないのがとても不便であり残念に感じたのですが、仕方ないと割り切って数時間程『Unity』のインターフェースを使ってみたところ、以外にも慣れてしまって、それ程不便さは感じなくなりました。
この後、『VMware Player 3.1.4』を実行しようとしたところ、以下のようなエラーが発生して実行できなくなっていました。
以前にも同様のエラーが発生して対処したことがあるため、そのときと同様に『Synaptic パッケージマネージャ』を使って『linux-headers-3.0.0-12-generic-pae』をインストールしました。
再度『VMware Player 3.1.4』を実行すると前記のエラーは表示されなくなり、コンパイルが始まるようになったのですが、残念ながら今度はコンパイルで以下のようにエラーが発生し、そこからは先に進みませんでした。
そこで、試しに最新の『VMware-Player-4.0.0-471780.i386.bundle』をダウンロードしてインストールしてみたところ、今度は何の問題もなく『VMware Player』を実行することができました。
↓端末を開いて『VMware Player 4.0.0』をインストールした際のログ
↓『VMware Player 4.0.0』のインストーラー画面
↓『VMware Player』を使用して『Windows XP』を起動し、更にその『Windows XP』上で『MetaTrader 4』を実行した際のスクリーンショット
ちなみに『VMware Tools』が実行できなくなっていた為、『VMware Tools』のアップデートをしようとしたところ、以下のようなエラーが発生しました。
この為、一旦仮想マシンの『Windows XP』をシャットダウンして『VMware Player』を終了後、前記エラーメッセージの内容に従って、仮想マシンの vmx ファイルの最後に以下の一行を追加しました。
isolation.tools.guestInitiatedUpgrade.disable = "FALSE"
すると、今度は『VMware Player』上の『Windows XP』で問題なく『VMware Tools』のアップデートができるようになり、無事『VMware Tools』が実行できました。
...
あと気付いた点ですが、以前インストールした『GMOクリック証券』のFX取引ツール『はっちゅう君FX』は、『Ubuntu 11.10』上でも特に問題なく実行できました。
↓『はっちゅう君FX』を実行した際のスクリーンショット
FXの取引ツールでアプリ・インストール型にも関わらず、『Wine』を使わずに直接『Ubuntu』上でここまで見事に動作するのは驚きであり、非常に素晴らしいと感じました。
おわり。
10月07日(月) 10:10 追記
『ML110-G5』のほうでは問題なかったのですが、『ML115-G5』のほうでは『ubuntu 11.10』へのアップグレードに失敗した模様です。
具体的な症状としては、『ML115-G5』のほうでは『Ubuntu』起動時に以下のようなメッセージが表示されて、いくら待ってもログイン画面が表示されず、止まったままとなりました。
Waiting for network configuration
Waiting for up to 60 more seconds for network configuration
原因として心当たりというか気にかかったのは、『ML115-G5』でのアップグレード中にスクリーンショットのツールを複数起動したままにしており、途中で画像ファイルを保存するのにエラーが出るようになった事です。
もしかしたら、これが影響していたのかもしれないと思いました。
さっそく、google で『ubuntu 11.10 起動しない』で検索したところ、以下のページが見つかりました。
Ubuntu 11.10へのアップグレードに失敗した - 憩いの場:
http://linux.ikoinoba.net/index.php?UID=1318602091
試しに上記のページに書かれていた内容を実行してみると、なんと見事に起動できるようになりました。
以下は、上記のページからの抜粋であり、自分が試しに実行した内容です。
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もし上の理由で起動できないというなら、[Ctrl]+[Alt]+[F1-F6] を押してコンソールからログインし、下のコマンドを打てば動くようになるかも(私は試してないよ)
$ sudo mv /var/run /var/run.bak
$ sudo mv /var/lock /var/lock.bak
$ sudo ln -s /run /var/run
$ sudo ln -s /run/lock /var/lock
$ sudo reboot
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自分は、上の内容のとおり実行したら起動できるようになりましたので、前記ページに心より感謝したいと思います。
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