『Phenom II X2 560 BE』で4コア化を試してみた

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12日に買ったCPUの『AMD Phenom II X2 560 BE』で4コア化を試してみました。

使用したマザーボードは、FOXCONN 製の『A88GMX』です。

↓『A88GMX』に『Phenom II X2 560 BE』をセットした際の画像


まずはデフォルトの2コアで『Windows XP Pro SP3』を立ち上げました。

↓CPU-Z の画面


次に再起動してBIOSで4コア化の設定をしました。

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・BIOSメニュー画面→『THE CORE RELEASER』→『Advanced Clock Calibration』を『Auto』に設定。

しかし立ち上がらなくなったためCMOSをクリアし、CPUのスピードを 2000MHzに設定してみました。

・BIOSメニュー画面→『Fox Central Control Unit』→『Fox Intelligent Stepping』→『CPU Multiplier Adjust』を『x10 2000 MHz』に設定

すると、立ち上がるようになりました。

ちなみに、以前『Phenom II X2 555 BE』で試したときと同様に 2000MHz より大きくすると起動されませんでした。

以下は、『Windows XP Pro SP3』起動後の CPU-Z の画像です。



Cores 4 Threads 4 となっており、4コア化されていることが確認できました。

Specification には、AMD Phenom(tm) II X4 B60 Processor と表示されています。

CPUのスピードを上げるために、K10stat を実行してみました。



しかしなぜか、『P0』しか表示されていませんでした。（本当なら P0 〜 P3 の4つが表示されるはず）

そしてクロックを変更しても反映されず、残念ながら 2000MHz のままでした。



たぶん、マザーボード『A88GMX』の BIOS が対応していないのではないかと思います。

↓CPU-Z の Mainboard タブの画面（BIOS のバージョンが表示されています）


．．．

今度は CPU をデフォルトの2コアとなるようにBIOSの設定を戻し、オーバークロックを試すことにしたのですが、K10stat を使って 3800MHz に設定したところ、『Prime95』や『Superπ』でエラーが発生してしまいました。

2個持っている『Phenom II X2 555 BE』が共に 3.8GHz で動作したため、それ以上を期待していたのですが、がっかりな結果に終わりました。

以下（余り意味は無いですが）付属CPUクーラー等の外観画像です。

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