『AMD Phenom II X4 965 BE』の動作確認をした

【カテゴリ：パソコン　その他日記等】

18日に買ったCPUの『AMD Phenom II X4 965 BE』ですが、簡単に動作確認してみました。

動作確認に使用したPCのパーツ構成は以下のとおりです。

マザーボード：FOXCONN　A88GMX
ＣＰＵ：AMD　Phenom II X4 965 BE
ＨＤＤ：500GB (Seagete　ST3500418AS)
メモリ：8GB (Team　TED38192M1333C9DC)
ＤＶＤ：Lite-On iHAS324
ケース：ZALMAN　Z9 PLUS
電源：LEPA　W500-SA
その他：Wingsonic　MRA201（＝HDDマウントラック）

↓CPU取り付け時の画像


↓CPUクーラー取り付け


ハードディスクには『Windows XP Pro SP3』，『Windows 7 Pro x86 SP1』，『Windows 7 Pro x64 SP1』がインストールしてあり、マルチブートの環境となっていますが、『Windows 7 Pro x64 SP1』で動作確認しました。

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↓定格デフォルト状態での『CPU-Z』


↓定格の状態でのアイドリング時消費電力＝約73ワット


まず、K10stat を使ってCPUのスピードを適当に変更してみましたが、感覚的に無難なところで 3600MHz にオーバークロックすることにしました。

3600MHz で Prime95 を1時間ほど実行してみましたが、エラーは発生しませんでした。

↓K10stat 設定内容（P-stateタブ画面）


↓『Prime95』（約1時間経過後の画面）


↓Prime95 実行中の時の『K10stat（Infoタブ画面）』


↓3600MHzにオーバークロックした状態での『CPU-Z』


↓Prime95 実行中の時の『タスクマネージャー』の画面


↓目視していた中での最大消費電力＝約186ワット


↓Prime95 実行中の時の『HWMonitor』の画面


3.6GHzにオーバークロックし、室温約12℃でPrime95を約1時間実行したときのCPUコアの最大温度は60℃でした。

（『CPU-Z』上での Max TDP が 183W になっているのと、『HWMonitor』での Powers が Max 173.60W になっているのは、最初に K10stat の設定を色々と変更して動かした為であり、この数値はあてにならないです。）

次に、一度シャットダウンし、しばらく時間を置いてから再度立ち上げ、同様にK10statで 3800MHz にオーバークロックしてPrime95を約1時間実行してみましたが、今回もエラーは発生しませんでした。

↓K10stat 設定内容（P-stateタブ画面）


↓3.8GHzでPrime95を約1時間実行したときのスクリーンショット


（今回は『CPU-Z』上での Max TDP は 124W で、『HWMonitor』での Powers は Max 117.60W となっていました。）

CPUコアの最大温度は61℃でした。（室温は12℃）

↓目視していた中での最大消費電力＝約192ワット


とりあえず 3.8GHz でも動作したので、約5,000円を追加投資して『Phenom II X2 560 BE』から『Phenom II X4 965 BE』に交換した甲斐がありました。

．．．

この後、今度は 4000MHz を試してみましたが、Prime95を実行して数秒後にブルーバックの画面が表示され、リセットがかかりました。

さすがに 4GHz は無理のようでしたので、常用するのは、無難に Max 3.6〜3.7GHzくらいにしておこうと思います。

（CPU Voltage を上げ、CPU クーラー交換などの対策をすれば、4GHz でも動作する可能性はありますが、もう十分なので、そこまでして試すつもりはありません。）

．．．

参考までに、以下は『Windowsエクスペリエンス インデックス』のスコアです。

↓定格デフォルト状態（＝3400MHz）でのスコア


↓K10statで3600MHzにオーバークロックした状態でのスコア


↓K10statで3800MHzにオーバークロックした状態でのスコア


プロセッサのサブスコアは、いずれも 7.4 であり、同じ値でした。

他のサブスコアの値も、3つのパターンで全て一緒でした。

おわり。

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