【カテゴリ:パソコン 『WordPress』を使ってみた】
今回は、フリーの『テーマ』や『テンプレート』を利用してデザインを変更した件について書こうと思っていたのですが、予定を変更して Linux OS の『Ubntu 11.10』に『WordPress』が動作するサーバー環境を構築し、『WordPress 3.3.1』をインストールするまでの手順について書く事にしました。前提として、『Ubuntu 11.10』は自宅などのローカルなパソコン上に既にインストール済みであるものとします。
...
『Linux』上に『WordPress』をインストールするには、WebサーバであるApache、データベースであるMySQL、スクリプト言語であるPHP が動作する環境が必要であり、これらのサーバー環境をまとめて『LAMP』(=Linux、Apache、MySQL、PHPの頭文字を組み合わせた造語)と呼んでいます。
そして『Ubuntu』には、この『LAMP』サーバー環境をパッケージ化し、一気に簡単セットアップできる『tasksel』というコマンドが用意されています。
という訳で、この『tasksel』コマンドを使って『Apache , PHP , MySQL』をインストールします。
まず、最初に『tasksel』コマンドをインストールするため、『端末』を起動します。
『端末』の起動方法は、画面左上の『Dash ホーム』アイコンをクリックして表示される検索画面にて『端末』と入力すると、『端末』のアイコンが表示されるので、そのアイコンをクリックすることで起動できます。
↑起動された『端末』のウィンドウ
端末が起動されたら、以下のコマンドを実行します。
$ sudo apt-get install tasksel
『[sudo] password for XXXXXXXX:』と表示されたら、パスワードを入力します。
『続行しますか [Y/n]?』と表示されたら、y を入力します。
次に、『tasksel』コマンドを使って『LAMP server』パッケージをインストールします。
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【追記】2012-09-16 11:35 記事のタイトルを変更
変更前:『WordPress』を使ってみた(その4)
変更後:『Ubntu 11.10』にサーバー環境を構築して『WordPress 3.3.1』をインストール
変更前:『WordPress』を使ってみた(その4)
変更後:『Ubntu 11.10』にサーバー環境を構築して『WordPress 3.3.1』をインストール
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$ sudo tasksel
『[sudo] password for XXXXXXXX:』と表示されたら、パスワードを入力します。
以下のような『パッケージの設定』画面が表示されます。
『LAMP server』と表示されている箇所にカーソルを移動し、ブランクキーを押して選択状態にします。
『Tab』キーを押すと、『<了解>』と表示されている箇所に移りますので、続けて『Enter』キーを押すとインストールが開始されます。
MySQL を管理する "root" ユーザのパスワードを設定するように求められるので、パスワード(=任意の文字列)を入力します。
パスワードを入力したら『Tab』キーで『<了解>』に移動し、『Enter』キーを押します。
確認の為、再度パスワードの入力を求められるので、前回入力したパスワードをもう一度入力します。
『Tab』キーで『<了解>』に移動し、『Enter』キーを押します。
↓インストール中です。
↓インストールが終了したら自動的に『パッケージ設定』画面が消えて、コマンドプロンプトの表示に戻ります。
以上で、『Apache , PHP , MySQL』のインストールは終了です。
この状態で、既にそれぞれのプロセスが起動されているため、試しに状態を確認してみます。
端末で、以下のコマンドを実行します。
$ ps aux | grep -e sql -e apach
↑MySQL と Apache が実行されていることが確認できました。
ちなみに『sudo』コマンドですが、『sudo -s』を実行することでスーパーユーザーになることができます。
その場合、以降スーパーユーザーの権限でコマンドが実行されるため、いちいち『sudo』とキー入力しなくてすみます。
しかしセキュリティ上の安全面や、重要なファイルをうっかり変更/削除してしまったりというミスを防ぐためにも、あまり使用しないほうが良いかと思います。
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今度は、ブラウザ『FireFox』を使ってウェブサーバー『Apache』の動作確認をしてみます。
ブラウザのアドレス欄に、例えば『http://localhost/』や『http://vm01/』(注:"vm01"は自分のコンピュータ名=ホスト名)などのように入力してページを再読み込みすると、正常であれば以下のように表示されます。
...
次に『PHP』の動作確認ですが、インストール直後の状態では正常に動作していないようでした。
このため、端末からコマンドを使用して『Apache』を再起動します。
$ sudo service apache2 restart
この後、『/var/www』ディレクトリの下に『index.php』というファイルを作成し、gedit などのエディタを使って以下のような内容(1行)を書き込みます。
<?php phpinfo(); ?>
以下のようなコマンドラインを実行して作成することもできます。
$ cd /var/www
$ sudo sh -c "echo '<?php phpinfo(); ?>' > index.php"
そして、ブラウザ『FireFox』で『http://localhost/index.php』にアクセスします。
正常であれば、以下のように表示されます。
...
今度は『MySQL』のコマンドを使用して『MySQL』内に『WordPress』用ユーザーを追加し、新規に『WordPress』用のデータベースを作成します。
以下は例として、ユーザー名を『kingpcfx』、パスワードを『pass0123』、新規に作成するデータベース名を『wordpress』としています。
--------------------------------------------------
kingpcfx@vm01:~$ mysql -u root -p
Enter password:
Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 43
Server version: 5.1.61-0ubuntu0.11.10.1 (Ubuntu)
Copyright (c) 2000, 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its
affiliates. Other names may be trademarks of their respective
owners.
Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.
mysql> use mysql;
Reading table information for completion of table and column names
You can turn off this feature to get a quicker startup with -A
Database changed
mysql> select user,host from mysql.user;
+------------------+-----------+
| user | host |
+------------------+-----------+
| root | 127.0.0.1 |
| debian-sys-maint | localhost |
| root | localhost |
| root | vm01 |
+------------------+-----------+
4 rows in set (0.00 sec)
mysql> insert into user set user="kingpcfx", password=password("pass0123"), host="localhost";
Query OK, 1 row affected, 3 warnings (0.01 sec)
mysql> select user,host from mysql.user;
+------------------+-----------+
| user | host |
+------------------+-----------+
| root | 127.0.0.1 |
| debian-sys-maint | localhost |
| kingpcfx | localhost |
| root | localhost |
| root | vm01 |
+------------------+-----------+
5 rows in set (0.00 sec)
mysql> show databases;
+--------------------+
| Database |
+--------------------+
| information_schema |
| mysql |
+--------------------+
2 rows in set (0.00 sec)
mysql> create database wordpress;
Query OK, 1 row affected (0.00 sec)
mysql> grant all on wordpress.* to kingpcfx;
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)
mysql> flush privileges;
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)
mysql> exit
Bye
kingpcfx@vm01:~$ mysql -u kingpcfx -ppass0123 -Dwordpress
Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 44
Server version: 5.1.61-0ubuntu0.11.10.1 (Ubuntu)
Copyright (c) 2000, 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its
affiliates. Other names may be trademarks of their respective
owners.
Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.
mysql> exit
Bye
kingpcfx@vm01:~$
--------------------------------------------------
尚、このデータベースに関する設定手順については、google の検索で見つかった以下のページを参考にさせていただきました。
Ubuntu Server にLAMPをインストールし、Wordpressを使ってみる | レンタルサーバー・自宅サーバー設定・構築のヒント:
http://sakura.off-soft.net/ubuntu/lamp-wordpress-install.html
上記サイトには、他にも参考になるページがたくさんあって、とても有りがたかったです。
...
さて、いよいよここから『WordPress』のインストールです。
前準備として『/var/www』のディレクトリを書き込み可能な状態にしておきます。
あとでダウンロードした圧縮ファイルを展開する際に書き込みが可能となるようにするためです。
端末を開いて以下のコマンドを実行します。
$ sudo chmod o+w /var/www
この後、『FireFox』ブラウザで『http://ja.wordpress.org』にアクセスします。
右下に表示されている『WordPress 3.3.1 をダウンロード』の箇所をクリックしてダウンロードします。
上のように表示されるので『OK』をクリックしてダウンロードしたファイルを開きます。
以下のように表示されます。
↓メニューの『展開』をクリックします。
以下のような『展開』の画面が表示されます。
↓『ファイルシステム』→『var』→『www』と選択して『/var/www』に移動し『展開(E)』ボタンをクリックします。
↓ダウンロードした書庫からファイルが展開されます。
『ファイルを表示する(S)』のボタンをクリックしてフォルダを表示すると、以下のように『/var/www』の下に『wordpress』フォルダが作成されていました。
...
『FireFox』ブラウザで『http://localhost/wordpress/』にアクセスします。
すると、以下のように『wp-config.php ファイルが存在しないようです。』と表示されました。
とりあえず、この件は置いておいて『設定ファイルを作成する』をクリックすると、以下のような画面が表示されます。
『次に進みましょう!』をクリックします。
以下のような画面が表示されるので、データベース名,ユーザー名,パスワード,データベースのホスト名,テーブル接頭辞を入力します。
データベース名,ユーザー名,パスワード,データベースのホスト名は、『MySQL』データベース設定時の内容を入力します。
テーブル接頭辞は任意の文字列ですが、デフォルトで表示されている『wp_』のままで良いと思います。
各項目を入力したら『作成する』をクリックします。
すると、以下のように『wp-config.php ファイルへの書き込みができません。』と表示されました。
そこで、手動で『wp-config.php』ファイルを作成することにします。
まず、『dush ホーム』の検索から『gedit』を起動します。
以下のように『gedit』のウィンドウが表示されます。
先程の『WordPress』のセットアップ画面で、表示されている内容を全て選択してコピーします。
コピーした内容をエディタ『gedit』ウィンドウの中に貼り付けて保存します。
保存先のフォルダは『/var/www/wordpress』で、保存するファイル名は『wp-config.php』です。
保存したら『WordPress』のセットアップ画面で、『インストール実行』をクリックします。
すると、以下のような画面が表示されます。
ここで指定した『ユーザー名』,『パスワード』が、以後『wordpress』にログインするための情報になります。
以下は入力例のサンプルです。
入力し終わったら『WordPress をインストールする』をクリックします。
上のように『成功しました!』と表示されてインストールは完了です。
上の画面で左下の『ログイン』をクリックすると、以下のような『ログイン画面』が表示されます。
『ログイン』をクリックすると、以下のような『ダッシュボード』画面が表示されました。
↓『ダッシュボード』画面にて『サイトを表示』を選択します。
すると、以下のようにブログの画面が表示されました。
...
次に、パーマリンクの設定を変更するために必要なファイル『.htaccess』を作成します。
端末を開いて以下のコマンドを実行します。
$ cd /var/www/wordpress
$ touch .htaccess
$ chmod o+w .htaccess
上のコマンドは、新規にサイズ0(=ゼロ)のファイルを作成して、属性を『その他ユーザの書き込み可』としているだけです。
↓パーマリンクの設定を変更して『変更を保存』をクリックしたところ、正常に更新されました。
さて、パーマリンクの設定を変更したは良いのですが、トップページ以外は以下のように『404 Not Found』のエラーとなって表示できませんでした。
正常に表示させるためには、『Apache』の環境設定を変更する必要があるので、以下はその設定を変更する手順です。
1.端末を開いて以下のコマンドを実行します。
$ sudo a2enmod rewrite
2.エディタ等を使用して、ファイル『/etc/apache2/sites-enabled/000-default』(=実体は /etc/apache2/sites-available/default)の中を1箇所変更します。
変更箇所は、以下の3行目の『AllowOverride None』において『None』を『All』にするだけです。
<Directory /var/www/>
Options Indexes FollowSymLinks MultiViews
AllowOverride None
Order allow,deny
allow from all
</Directory>
↓変更前
↓変更後
3.『Apache』を再起動します。
$ sudo service apache2 restart
以上で『404 Not Found』のエラーが解消され、正常に表示されるようになりました。
長くなりましたが、以上で終了です。
...
ところで、本当は今回の記事は『WordPress』を使った別のブログで見栄え良く書きたかったところなのですが、このブログのほうが google の検索に乗っかりやすいので、このブログに書きました。
今後もこのブログのままで続ける予定です。
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