【カテゴリ:パソコン Express5800/S70 タイプPJ】
『NEC』製のPCサーバ『Express5800/S70 タイプPJ』の人気は、まだまだ衰えていないようですね。(と思っているのは自分だけでしょうか?)さて、以前以下のような記事を書いたのですが、このたび思い切って OS を再インストールしました。
2012年01月05日 『Express5800/S70 タイプPJ』にOSをインストールした
http://kingpcfx.seesaa.net/article/244303897.html
なぜ今回再インストールしたかというと、『Windows 7』用に確保していた 50GB の領域では厳しくなってきたからです。
前回は、全160GBをだいたい約3等分して先頭に『Windows 7』を入れ、2つ目はデータ用とし、3つ目に『Ubuntu 11.10』を入れていました。
『Windows 7』立ち上げ用のシステムドライブとしては 50GB もあれば十分だろうと思っていた訳ですが、少々考えが甘かったです。
メモリを 8GB 積んでいるためか、ページングファイルなど(=hiberfil.sys, pagefile.sys)で約 15GB も使われていました。
仮想メモリや「休止状態」を使わないような設定に変更すれば、これらを削除することもできますが、気分的に嫌だったのと、もっと余裕を持ちたかったので『Windows 7』用のエリアを 100GB にすることにしました。
というわけで、以下のように先頭の約 100GB を『Windows 7』用,残りを『Ubuntu 11.10』用となるようにして OS を再度インストールし直しました。
『VMWare Player』用の仮想システムファイルなど容量を多く使用するものは、外付けの 500GB のハードディスクに格納し、必要なときだけ eSATA で接続して使うようにしました。
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それにホットプラグ対応な為、電源を落とさずに機器の接続や切り離しができるのも便利です。
以下、外付けHDDなどの画像
参考までに自分が使っている『Express5800/S70 タイプPJ』において、デフォルトの状態から変更している主なハードウェアを以下に書いておきます。
1.メモリを8GB(=4GB×2)に交換
2.リア側のケースファンを『光る!KAMAKAZEの風 92(=SY9225SL12VBL)』に交換
3.フロント側のケースファンを『OWL-FY0825L(WH)』に交換
4.グラボ『SAPPHIRE HD5450 512M DDR3 PCI-E VGA/DVI-I/DP』を増設
...
ところで、せっかくなので今回『VMWare Player』を使用して少し遊んでみました。
下は『Windows 7』上で『VMWare Player』を使用して『Windows XP』を実行し、更にその『Windows XP』の中で『VMWare Player』を使用して『Ubuntu 11.10』を実行してみたときのスクリーンショット画像です。
↓『Windows XP』内での『VMWare Player』の『Ubuntu 11.10』用の仮想環境としては、メモリ=1GB,HDD=20GB としています。
↓最初に実行している『VMWare Player』上の『Windows XP』用の仮想環境としては、メモリ=2GB,HDD=40GB としています。
ちょっと気になったのは『VMWare Player』上の仮想システムで『CPU-Z』を動かした場合、CPU の名前やロゴ画像が『intel Core i5』と表示されていた事です。
しかし、『Specification』の箇所には、正常に『Intel(R) Pentium(R) G6950 @2.80GHz』と表示されていました。
...
次は、『Ubuntu 11.10』上で『VMWare Player』を使用して『Windows 7』を実行し、更にその『Windows 7』の中で『VMWare Player』を使用して『Windows XP』を実行してみたときのスクリーンショット画像です。
モニタは IBM 製の液晶ディスプレイ『T221』を使用しており、今回の解像度は『QUXGA-W(3840x2400)』であるため少々画像のサイズが大きいです。
『Windows XP』用の仮想環境としては、メモリ=2GB,HDD=40GB としており、
最初に実行している『Windows 7』用の仮想環境としては、メモリ=4GB,HDD=80GB としています。
ここで、更に『Windows XP』の中から『VMWare Player』を使用して『Ubuntu 11.10』を起動しようとしたところ、さすがに起動途中で以下のようなエラーが発生して起動できませんでした。
起動できたら面白かったんですが、仮想システムの3重の入れ子構造的な起動には、やはり無理があったようです。
もしかして、全て『Windows XP』とかの同じ OS だったら3重の入れ子ができるのかも分かりませんが、もうそこまでは試す気力がありません。
...
話は変わりますが、『Express5800/S70 タイプPJ』にインストールした『Ubuntu 11.10』は 32ビットのデスクトップバージョンだったのですが、特に何も指定していないのに自動的に『PAE カーネル』が適用されていました。
『PAE カーネル』だと、32ビットアーキテクチャーでも 4GB を超えるメモリ空間が利用できるため、8GB のメモリが有効に活用できます。
詳しくは調べていませんが、もしかしたらインストール時にメモリが 4GB 以上あると、自動で『PAE カーネル』が適用される仕様だったのかもしれません。
おわり。
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