『Ubuntu』のバージョンを『12.04 LTS』から『12.10』にアップグレードした: パソコン・FXなどに関する日記

« Prev 『ジオターゲティング』でアクセス数が過去最高を記録していた | TOP | 『ダイソー』で『4LED ルームランタン』を買った Next »

Tuesday 2012/10/23 23:08

『Ubuntu』のバージョンを『12.04 LTS』から『12.10』にアップグレードした

今日（10月23日）は、『NEC製 Express5800/S70 タイプPJ』において『Ubuntu』のバージョンを『12.04 LTS』から『12.10』にアップグレードしました。

よって、その記録です。

↑アップグレード後『Ubuntu リリース 12.10 (quantal) 32-bit』となりました。

【本体のハードウェア環境】
『Express5800/S70 タイプPJ』がベースで、デフォルトの状態から以下のように変更しています。
１．メモリを8GB（＝4GB×2）に交換
２．グラボ『SAPPHIRE HD5450 512M DDR3 PCI-E VGA/DVI-I/DP』を増設

【使用しているモニタ】
『IBM T221 (9503-DGP)』（EDID の設定値は 37）

【OS 環境】
160GB のハードディスクの先頭 100GB に『Windows 7 Pro x64 SP1』、残りのエリアに『Ubuntu 12.04 LTS x86 Desktop』がインストールしてあり、デュアルブートの構成です。

前回『Ubuntu』のバージョンを『11.10』から『12.04 LTS』にアップグレードしたときの事は、以下の記事（※）で書いています。

※ 参考記事：2012年04月30日　『Ubuntu』のバージョンを『11.10』から『12.04』にアップグレードした
http://kingpcfx.seesaa.net/article/267864090.html

．．．

まず、左上に表示されている『ダッシュアイコン』をクリックしました。

検索入力ボックスに『up』と入力して『アップデートマネージャー』のアイコンを表示し、クリックしました。

以下のような『アップデートマネージャー』画面が表示されました。

左下の『設定』をクリックし、以下のような『ソフトウェアソース』画面を表示させました。

『Ubuntuの新バージョンの通知：』が『長期サポート(LTS)版』となっていたので、プルダウンメニューから『すべての新バージョン』を選択しました。

以下のような『認証』画面が表示されたので、パスワードを入力しました。

以下のように『Ubuntuの新バージョンの通知：』が『すべての新バージョン』となっている状態で『閉じる』をクリックしました。

『アップデートマネージャー』画面で『再チェック(K)』をクリックしました。

以下のように『Ubuntu の新しいリリース '12.10' が利用可能です』と表示されました。

『アップグレード(P)』をクリックすると、以下のような『リリースノート』が表示されました。

『アップグレード(U)』をクリックすると、以下のような『ディストリビュージョンのアップグレード』画面が表示されました。

以下のような『サードパーティが提供するリポジトリを使わない設定にしました』と表示されたので『閉じる』をクリックしました。

．．．

以下のように『アップグレードを開始しますか？』と表示されたので、『アップグレードを開始(S)』をクリックしました。

．．．

『以下のカスタマイズ済みの設定ファイルを置き換えますか？　'/etc/vsftpd.conf'』と表示されたので、『そのまま(K)』をクリックしました。

『以下のカスタマイズ済みの設定ファイルを置き換えますか？　'/etc/apache2/sites-available/default'』と表示されたので、『そのまま(K)』をクリックしました。

．．．

『サポートが中止された（あるいはリポジトリに存在しない）パッケージを削除しますか？』と表示されたので、『削除(R)』をクリックしました。

（以下は『削除』をクリックする前に、『詳細』をクリックしてみた際の内容）

．．．

以下のように『アップグレードを完了するには再起動してください』と表示されたので、『すぐに再起動(R)』をクリックしました。

ここでふと思ったのですが、確か前回までのアップグレードでは残り時間が表示されていましたが、今回は表示されませんでした。

アップグレードに要した時間ですが、開始してからここまでに約1時間20分ほどかかりました。

自分はスクリーンショットを撮りながらだったので、実際には1時間程度だと思います。

．．．

再起動時、以下のような『GRUB』のOS選択画面が表示されたので、一番上の『Ubuntu』を選択しました。

『Ubuntu』が起動され、以下のようなデスクトップ画面が表示されました。（補足：背景はグラデーションの画像（※）にしています。）

※ 参考記事：2012年05月09日　『Ubuntu 12.04 LTS』のデスクトップの背景をシンプルな画像に変更してみた
http://kingpcfx.seesaa.net/article/269215785.html

右上に表示されている電源マークをクリックして表示されるメニューから、『このコンピューターについて』をクリックしてみました。

以下のような『詳細』画面が表示され、『Ubuntu 12.10』となっていました。

．．．

いくつかのソフトの動作確認をしてみました。

・ブラウザ『Firefox』のバージョンは『16.0.1』でした。

・『Libre Office』のバージョンは『3.6.2.2』でした。

・『Wine』を利用した『MetaTrader 4』は、そのまま特に問題なく動作しました。

・スマートフォン・シミュレータの『Mobilizer』も、そのまま動作しました。

・『GMOクリック証券』のFX取引ツール『はっちゅう君FX』も特に問題なく動作しました。

参考までに『java』のバージョンを確認すると、以下のように表示されました。

$ java -version
java version "1.7.0_07"
OpenJDK Runtime Environment (IcedTea7 2.3.2) (7u7-2.3.2a-1ubuntu1)
OpenJDK Server VM (build 23.2-b09, mixed mode)

・画面の解像度を『QUXGA-W(3840x2400)』（リフレッシュレート＝12Hz）に変更したところ、以下のように特に問題なく表示されました。

．．．

さて、最後に『VMware Player』の動作確認をしてみました。

インストールしてある『VMware Player』のバージョンは『5.0.0 build-812388』です。

起動すると、以下のような『VMware Kernel Module Updater』の画面が表示されました。

『Install』ボタンをクリックしました。

以下のように『VMware Player』の画面が表示されました。

補足：『VMware Kernel Module Updater』の画面が表示されたのは初回の起動時だけであり、２回目以降からは表示されませんでした。

試しに、『Windows XP Pro SP3 32bit』の仮想マシンを実行すると．．．以下のように表示されてしまいました。

どうしたらよいか分からず、電源ボタンの長押しで電源をオフにしました。

この後、今度は『Ubuntu 11.10』の仮想マシンを実行しようとすると．．．やっぱり以下のように表示されて実行できませんでした。

．．．

そこで、検索して調べてみると今回も対応するパッチが存在していました。

以下は、参考にさせていただいたページです。

Ubuntu 12.10(kernel-3.5.0? 3.5.5?) で VMware Player 5.0.0/VMware Workstation 9.0.0 - 憩いの場【Linux/Ubuntu】:
http://linux.ikoinoba.net/index.php?UID=1350918389

上記ページの内容を参考にして以下を実行しました。

$ wget http://communities.vmware.com/servlet/JiveServlet/download/2103172-94260/vmware9_kernel35_patch.tar.bz2
$ tar xf vmware9_kernel35_patch.tar.bz2
$ cd vmware9_kernel3.5_patch
$ sudo rm /usr/lib/vmware/modules/source/.patched
$ sudo ./patch-modules_3.5.0.sh

再び試しに『Windows XP Pro SP3 32bit』の仮想マシンを実行してみると．．．