【カテゴリ:パソコン ML115-G5】
『ML115-G5』は2台所有していますが、そのうちの1台に『Windows 8 Pro x64』をインストールしてみました。今回の『ML115-G5』のハードウェア環境は以下のとおりです。
CPU:AMD Phenom II X2 550 BE(3.1GHz)
メモリ:2GB(CFD ELIXIR W2U800CQ-1GLZJ 1GB×2 DDR2-800 non-ECC)
HDD:250GB(SAMSUNG HD250HJ)
VGA:GeForce8400GS(LEADTEK WinFast PX8400GS TDH Silent 256MB)
SOUND :CREATIVE Sound Blaster 5.1 VX(SB-5.1-VX)
電源 :525W EVER GREEN パワグリ2(EG-525PG2)
その他:チップセットは『NFP3400』(=G5 旧タイプ)
モニタ:IBM『T221』9503-DGP(EDIDの設定値は 37)
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ハードディスクには、『Windows 2000 Pro SP4』,『Windows XP Pro SP3』,『Windows 7 Pro SP1 x64』がインストールしてあり、マルチブートの環境となっています。
ここに、更に追加で『Windows 8 Pro x64』をインストールすることにしました。
1台のハードディスクを以下の画像のような4つのパーティションに区切っており、今回の『Windows 8』は拡張パーティションの中にある3つ目の論理ドライブにインストールしました。
インストール作業自体は、ほとんど以下の記事(※)と同様なので省略します。
※ 参考記事:2012年10月27日 『Windows 8 Pro』(64bitアップグレード版)をインストールした(後編)
http://kingpcfx.seesaa.net/article/299288003.html
http://kingpcfx.seesaa.net/article/299288003.html
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以下は、それぞれの OS を起動した際のサンプルのスクリーンショット画像です。
- 『Windows 2000 Pro SP4』
- 『Windows XP Pro SP3』
- 『Windows 7 Pro SP1 x64』
- 『Windows 8 Pro x64』
↓『エクスペリエンス インデックス』のスコア
『エクスペリエンス インデックス』のスコア
参考までに、今回のようなマルチブートの環境で、立ち上げ時の OS の選択がどのような流れになっているかを以下に書きます。
まず、電源をオンすると以下のような『Windows 8』のブートメニュー画面が表示されます。
ここで『Windows 8』を選択した場合は、そのまま『Windows 8』が起動されます。
『Windows 7』を選択した場合は、一度再起動が入った後、『Windows 7』が起動されます。
上の画像のように『以前のバージョンの Windows』を選択すると、一度再起動が入った後、以下のような『オペレーティング システムの選択』画面が表示されます。
ここで『Windows 2000』または『Windows XP』のどちらかを選択することで、選択した OS が起動されます。
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次に、『Windows 8』上にて『規定のオペレーティングシステム』を『Windows 7』に変更した場合の OS 選択の流れについて書きます。
上の画像のように、『Windows 8』上にて『起動と回復』の画面から『規定のオペレーティングシステム(S)』を『Windows 7』に変更します。
システムを再起動すると、以下のような画面が表示されます。
ここで『Windows 7』を選択した場合は、すぐに『Windows 7』が起動します。
『Windows 8』を選択した場合も、すぐに『Windows 8』が起動します。
上の画像のように『以前のバージョンの Windows』を選択すると、以下のような『オペレーティング システムの選択』画面が表示されます。
ここで『Windows 2000』または『Windows XP』のどちらかを選択すると、選択した OS が起動されます。
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ところで、今回の『Windows 8』のインストールとは全く関係無いと思うのですが、パーティションのサイズを変更した影響か、実を言うと『Windows XP』だけが起動できない状態になりました。
上の画像の『オペレーティング システムの選択』で『Windows XP』を選択すると、以下のように表示されて起動できませんでした。
確か3年くらい前にも同じような現象があったのを思い出し、そのときと同じように以下を試したところ、無事起動できるようになりました。
- 『Windows 2000』を立ち上げ、コマンドプロンプトから以下を実行( boot.ini を更新できるようにするための属性変更 )
- 『
C:\boot.ini
』の内容をエディタを使って以下のように変更 - コマンドプロンプトから以下を実行( boot.ini の属性を元の状態に戻しているだけです。 )
cd \
attrib -R -H -S boot.ini
変更前(該当行のみ)
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(3)\WINDOWS="Microsoft Windows XP Professional" /NOEXECUTE=OPTIN /FASTDETECT
変更後(該当行のみ)
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINDOWS="Microsoft Windows XP Professional" /NOEXECUTE=OPTIN /FASTDETECT
一箇所、"3" ⇒ "2" に変更しただけです。
attrib +R +H +S boot.ini
おかしくなった原因とかは良く分かりませんが、これで『Windows XP』が問題なく元どおり起動できるようになりました。
以上です。
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