【カテゴリ:パソコン その他日記等】
3年以上前に買った『IBM IntelliStationZ Pro [9228-LNJ] 』というPCに『Windows 8 Pro x64』をインストールしてみました。この PC を買ったときの事については、過去に以下のような記事(※)を書いています。
※ 参考記事:2009年06月21日 中古のIBMパソコンとモニタを買いました
http://kingpcfx.seesaa.net/article/121925792.html
http://kingpcfx.seesaa.net/article/121925792.html
買ったときのスペックは、以下のような内容でした。
CPU:XEON 5160 3GHz (FSB1333/4MB/デュアルコア)
メモリ:8GB (1GBx8枚 FB-DIMM PC2-5300)
グラボ:NVIDIA Quadro FX1500 256MB(PCI-Express)
HDD:160GB (3.5インチ/SATA接続/7200rpm)
OS :Microsoft Windows XP Professional x64 Edition
その後、グラボとHDDを以下のように交換しました。
グラボ:InnoVISION 9600GTI-H5GTCD(9600GT 512M 2DVI)
HDD:250GB SAMSUNG製 HD250HJ
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以下は、『ディスクの管理』画面をキャプチャした画像です。
今回『Windows 8 Pro x64』をインストールしたことにより、現在は最初に入っていた『Windows XP Pro x64』とのデュアルブートの構成となっています。
『Windows 8 Pro x64』を起動して『デバイスマネージャー』画面を見ると『Audio デバイス』に問題が有り、サウンド機能が動作しませんでした。
ネットで検索してみたのですが、残念ながら『Audio デバイス』用のドライバは見つかりませんでした。
以下は、『システム』画面と『Windows エクスペリエンス インデックス』の結果をキャプチャした画像です。
...
モニタは『IBM T221』を使用しています。(『EDID』の設定値は 37 )
グラボ(『GeForce 9600GT』)には2つの『DVIコネクタ』が付いていましたが、その両方を使用して接続しました。
リフレッシュレート 25 ヘルツの場合、ディスプレイ1台あたりの最大解像度は『1920 x 2400』であり、それが2台分表示できました。
リフレッシュレート 12 ヘルツの場合はディスプレイ1台あたりの最大解像度は『3840 x 2400』であり、やはりそれが2台分表示できました。
『Windows 8 Pro x64』だと、リフレッシュレート 25 ヘルツでは1つのディスプレイとして『3840 x 2400』の解像度にすることはできませんでした。
参考までに『Windows XP Pro x64』では、『NVIDIA コントロールパネル』に『水平スパン』というのがあって、2台のディスプレイを1つのディスプレイとすることができました。
これにより『3840 x 2400』の解像度を 25 ヘルツで使用することができました。
以下は、『Windows XP Pro x64』での『NVIDIA コントロールパネル』画面をキャプチャした画像です。
この『NVIDIA コントロールパネル』ですが、『Windows 8 Pro x64』では『水平スパン』の項目がありませんでした。
以下は、『Windows 8 Pro x64』での『NVIDIA コントロールパネル』画面をキャプチャした画像です。
...
さて、2つの『DVI』コネクタを接続した状態で立ち上げた場合、以下のように表示されました。
『1920 x 2400』(25ヘルツ)の解像度のモニタが2台の形で表示されています。(いわゆるデュアルモニタでメインとサブの形)
デスクトップを表示すると、上のように連結した1台のディスプレイのように見えますが、例えば『youtube』の動画を全画面表示すると、以下のような表示になります。
しかし、リフレッシュレート= 12 ヘルツの『3840 x 2400』の解像度に変更すれば、以下のように全画面で表示することができます。
...
ところで、『DVI』コネクタを2本とも接続した状態で再起動すると、『Windows 8』立ち上げの途中でリセットがかかり、それを繰り返して起動できなくなる現象が発生しました。
しかし、この後自動修復の処理が行なわれ、なんとか元通り立ち上がるようになりました。
原因が『DVI』コネクタを2本接続した事にあるのか否かは分かりませんが、自分は不安を感じたため、以後立ち上げるときは『DVI』コネクタの接続は1本(プライマリ側)だけとし、セカンダリ側のコネクタは『Windows 8』が立ち上がった後で接続するようにしました。
以上です。
【追記】2012-11-27 13:40
『NVIDIA コントロールパネル』のヘルプ画面で『水平スパン』を調べたら以下のような記載がありました。
『水平スパン』は『Windows XP』でしか使用できない機能でした。
参考までに『T221』を『3840 x 2400』の解像度で使用するにあたって、安く、簡単に設定でき、安定して、マウスの動作もそこそこ滑らか(=リフレッシュレート25Hz)にするには、個人的には以下の組み合わせがよろしいのではないかと思いました。
グラボ ⇒ 中古の『NVIDIA Geforce 9600GT』で『DVI出力』が2本のもの。(新品は入手困難)
OS ⇒ Windows XP
『T221』の『EDID』の設定値 ⇒ 37
以上の組み合わせで『NVIDIA コントロールパネル』の『水平スパン』を利用し、解像度を『3840 x 2400』(リフレッシュレート=25ヘルツ)に設定。
『NVIDIA コントロールパネル』のヘルプ画面で『水平スパン』を調べたら以下のような記載がありました。
[水平スパン] または[垂直スパン] モードを使用して両方のディスプレイ全体にデスクトップを延長する機能は、Windows XP でしか使用できません。
『水平スパン』は『Windows XP』でしか使用できない機能でした。
参考までに『T221』を『3840 x 2400』の解像度で使用するにあたって、安く、簡単に設定でき、安定して、マウスの動作もそこそこ滑らか(=リフレッシュレート25Hz)にするには、個人的には以下の組み合わせがよろしいのではないかと思いました。
グラボ ⇒ 中古の『NVIDIA Geforce 9600GT』で『DVI出力』が2本のもの。(新品は入手困難)
OS ⇒ Windows XP
『T221』の『EDID』の設定値 ⇒ 37
以上の組み合わせで『NVIDIA コントロールパネル』の『水平スパン』を利用し、解像度を『3840 x 2400』(リフレッシュレート=25ヘルツ)に設定。
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