【カテゴリ:100均LEDライト改造の記録 ランチャー 9 その他】
『ランチャー 9』に標準で取り付けてある『12Ω』のチップ抵抗を取り外し、他の数種類の抵抗を試しに使用してそれぞれの電流値を測定してみました。ちなみに今回使用しているのは『ローソンストア100』で買った『アスリート企画』製の『ランチャー 9』です。
以下の画像はLEDの基板ですが、『12Ω』のチップ抵抗が取り付けてあるのが見えます。
まず、この標準のチップ抵抗が付いている状態でテスターを使って電流値を測ってみました。
使用した電池は少し使っていますが割と新品に近い状態であり電圧は 4.74(V)、電流は 104.0(mA) と表示されました。
LED1個あたりだと約 11.5(mA) くらいです。
以前新品の電池で計測したとき(=下記 ※)は全体97.5(mA)LED1個あたり10.8(mA)でしたが、それと異なっているのは、たぶん電池自体やライト本体の個体差に加えて、室温等の環境も影響しているような気がしました。
※ 参考記事:2013年02月28日
新品アルカリ乾電池を使用して『100均 LEDランチャーライト』の電流値を測定してみた
新品アルカリ乾電池を使用して『100均 LEDランチャーライト』の電流値を測定してみた
スポンサーリンク
『ハンダこて』を使って『チップ抵抗』を取り外しました。
外した『抵抗』の箇所を『ハンダ』で接続しました。
この基板をライト本体のボディに戻しました。
以下は、基板を戻した後にボディの内側を覗いてみた際の画像です。
試しに使用する抵抗は、以下の画像のように 10.0Ω、5.1Ω、3.3Ω、2.2Ω、1.0Ωの5種類です。(抵抗の耐電力は全て 1/4W のタイプ)
参考までに、これらの『取替え可能な抵抗』の具体的な作成例については以下の記事の中で書いています。
電流の計測ですが、念のため計測直前に電池の電圧も測りました。
10.0Ωの場合、電池の電圧 4.76(V) で電流は 120.1(mA)、 LED1個あたりだと 13.3(mA) でした。
5.1Ωの場合、電池の電圧 4.76(V) で電流は 176.0(mA)、 LED1個あたりだと 19.5(mA) でした。
3.3Ωの場合、電池の電圧 4.75(V) で電流は 240(mA)、 LED1個あたりだと 26.6(mA) でした。
2.2Ωの場合、電池の電圧 4.71(V) で電流は 280(mA)、 LED1個あたりだと 31.1(mA) でした。
1.0Ωの場合、電池の電圧 4.70(V) で電流は 370(mA)、 LED1個あたりだと 41.1(mA) でした。
抵抗無しの場合、電池の電圧 4.69(V) で電流は 420(mA)、 LED1個あたりだと 46.6(mA) でした。
...
以上の結果を見やすいように、以下に表形式で一覧化してみました。
以下は『3.3Ω』の抵抗を使用して点灯した場合の画像です。
ネット上で調べるとLED1個あたり20(mA)が基準のようでしたので、今回試した抵抗の中では 5.1Ω がちょうど良いのではないかと思いました。
消耗してパワーが落ちている電池を使用する場合の事を考えると 3.3Ωでも良いかもしれないです。
以上です。
外した『抵抗』の箇所を『ハンダ』で接続しました。
この基板をライト本体のボディに戻しました。
以下は、基板を戻した後にボディの内側を覗いてみた際の画像です。
試しに使用する抵抗は、以下の画像のように 10.0Ω、5.1Ω、3.3Ω、2.2Ω、1.0Ωの5種類です。(抵抗の耐電力は全て 1/4W のタイプ)
参考までに、これらの『取替え可能な抵抗』の具体的な作成例については以下の記事の中で書いています。
※ 参考記事:2013年03月05日
『ランチャー 9』改造5号(完成バージョン)
『ランチャー 9』改造5号(完成バージョン)
電流の計測ですが、念のため計測直前に電池の電圧も測りました。
10.0Ωの場合、電池の電圧 4.76(V) で電流は 120.1(mA)、 LED1個あたりだと 13.3(mA) でした。
5.1Ωの場合、電池の電圧 4.76(V) で電流は 176.0(mA)、 LED1個あたりだと 19.5(mA) でした。
3.3Ωの場合、電池の電圧 4.75(V) で電流は 240(mA)、 LED1個あたりだと 26.6(mA) でした。
2.2Ωの場合、電池の電圧 4.71(V) で電流は 280(mA)、 LED1個あたりだと 31.1(mA) でした。
1.0Ωの場合、電池の電圧 4.70(V) で電流は 370(mA)、 LED1個あたりだと 41.1(mA) でした。
抵抗無しの場合、電池の電圧 4.69(V) で電流は 420(mA)、 LED1個あたりだと 46.6(mA) でした。
...
以上の結果を見やすいように、以下に表形式で一覧化してみました。
抵抗 単位:Ω | 電池の電圧 | 電流(全体) 単位:mA | 電流 (LED1個当たり) 単位:mA | |
---|---|---|---|---|
1 | 12.0 (デフォルト) | 4.74 | 104.0 | 11.5 |
2 | 10.0 | 4.76 | 120.1 | 13.3 |
3 | 5.1 | 4.76 | 176.0 | 19.5 |
4 | 3.3 | 4.75 | 240 | 26.6 |
5 | 2.2 | 4.71 | 280 | 31.1 |
6 | 1.0 | 4.70 | 370 | 41.1 |
7 | 抵抗無し | 4.69 | 420 | 46.6 |
以下は『3.3Ω』の抵抗を使用して点灯した場合の画像です。
ネット上で調べるとLED1個あたり20(mA)が基準のようでしたので、今回試した抵抗の中では 5.1Ω がちょうど良いのではないかと思いました。
消耗してパワーが落ちている電池を使用する場合の事を考えると 3.3Ωでも良いかもしれないです。
以上です。
スポンサーリンク