【カテゴリ:100均LEDライト改造の記録 ランチャー】
『FLET'S(フレッツ)』で買った『9LED シリコンライト』を改造し、LEDを『パワーLED』に交換してみました。交換に使用した『パワーLED』は『秋月電子通商』で買った『放熱基板付3W白色パワーLED OSW4XME3C1S 200ルーメン』です。
このパワーLEDは絶対最大定格電流が800(mA)なので、抵抗は付けない事にしました。
例え新品のアルカリ乾電池3本を使っても、そこまで電流は流れないだろうという考えです。(仮に流れたとしても、経験上LEDが即時に壊れる事はないだろうと思いました。)
もし発熱等で問題が生じた場合は、以下のような『取替え可能な抵抗』を使って対処しようと思います。
今回の『9LED シリコンライト』ですが、基板などのヘッド部分は簡単に取り外せるようになっていました。
そのため改造とは言うもののLED付きの基板部分を入れ替えているだけなので、元に戻そうと思えば10秒程度で簡単に元の状態に戻せるようになっています。
...
以下は、今回改造したライトを試しに点灯してみた際の簡単な動画です。
以降は、今回改造した内容の記録(というか、改造方法の説明)です。
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『ダイソー』で買った『アルミ板』を基板のサイズに切るため、『丸キリ』を使って切り取り用の印をつけました。
ハサミで『アルミ板』を切りました。本当は『金切りハサミ』が良いのですが、見当たらなかったので仕方なく園芸用のハサミを使いました。(簡単に切れたのですが、刃がボロボロになりました。)
ボディに収まるように、ハサミで微妙に少しずつ切りながら調整しました。
丸く切った『アルミ板』をプラ板(=『硬質カードケース(B4サイズ)』を利用)に貼りました。
ハサミで『プラ板』の余分な箇所を切り取りました。
『EVA シート』を約2センチ四方に切り、更に角を切り落として8角形にしました。
8角形に切った『EVA シート』を『アルミ板』に貼り付けました。(注:『EVA シート』を貼るのはプラ板を貼った面とは反対側です。)
試しに、この状態でボディにセットしてみました。
LEDの取り付けてある放熱基板にリード線をハンダ付けしました。
ワッシャーにスプリングをハンダ付けしました。
『ダイソー』で買った『ミニルーター』と1.2ミリの『ドリルビット』を使用し、『アルミ板』にリード線を通すための穴を2つ開けました。
放熱基板の裏に両面テープを貼りました。
放熱基板にハンダ付けしてあるリード線を『アルミ板』に開けた穴に通しました。
スプリングが取り付けてあるワッシャーに赤いリード線(=プラスの電極)をハンダ付けしました。
『EVA シート』の一部をカッターで切り落としました。
ここに黒いリード線をハンダ付けしようと考えたのですが、アルミ板にハンダ付けが出来なかったので、結局切り落としたのはあまり意味が無かったことになりました。
ホットボンドで以下のように固定しました。
黒いリード線は先端の一部をハンダで固め、ボディに接触するような形にさせるため外側に寄せました。
ボディに取り付けてみました。
透明で一体型のレンズカバーのようになっているパーツをはめてみました。
以下は、ボディの内側から覗いてみた画像です。
電池をセットしてスイッチを入れ、ライトを点灯してみました。
なんと表現したらよいか、ただ『明るい』の一言です。
実を言うと黒いリード線の先端部分とボディとの間の接触不良を懸念していたのですが、以外にも接触はかなり良好でした。
参考までに、このとき使用した電池の電圧は 4.33(V) であり、電流は約 410(mA) でした。
以下は、LEDの取り付けてある基盤部分の裏側と表側の外観です。
この基板部分を入れ替えるだけで簡単に元の状態に戻せるということを、ここまで作業して始めて気付きました。
当初改造という事であり元に戻すということは全く考えていなかったので、思いもよらない結果というか発見でした。
ところで、今回の主な費用はライト本体が105円でパワーLEDが180円なので、合計約 285円プラスアルファ程度でしょうか。
プラスアルファとしては、アルミ板、プラ板、EVAシート、ワッシャーなどの材料費ですが、ライト改造1個分に換算するのは少々難しいです。
プラスアルファの材料は残りを今後もまだ使用できるので、メイン費用の285円だけを考えるなら、今回はコストパフォーマンス的にかなり満足のいく結果が得られたように思いました。
以上です。
ハサミで『アルミ板』を切りました。本当は『金切りハサミ』が良いのですが、見当たらなかったので仕方なく園芸用のハサミを使いました。(簡単に切れたのですが、刃がボロボロになりました。)
ボディに収まるように、ハサミで微妙に少しずつ切りながら調整しました。
丸く切った『アルミ板』をプラ板(=『硬質カードケース(B4サイズ)』を利用)に貼りました。
ハサミで『プラ板』の余分な箇所を切り取りました。
『EVA シート』を約2センチ四方に切り、更に角を切り落として8角形にしました。
8角形に切った『EVA シート』を『アルミ板』に貼り付けました。(注:『EVA シート』を貼るのはプラ板を貼った面とは反対側です。)
試しに、この状態でボディにセットしてみました。
LEDの取り付けてある放熱基板にリード線をハンダ付けしました。
ワッシャーにスプリングをハンダ付けしました。
『ダイソー』で買った『ミニルーター』と1.2ミリの『ドリルビット』を使用し、『アルミ板』にリード線を通すための穴を2つ開けました。
放熱基板の裏に両面テープを貼りました。
放熱基板にハンダ付けしてあるリード線を『アルミ板』に開けた穴に通しました。
スプリングが取り付けてあるワッシャーに赤いリード線(=プラスの電極)をハンダ付けしました。
『EVA シート』の一部をカッターで切り落としました。
ここに黒いリード線をハンダ付けしようと考えたのですが、アルミ板にハンダ付けが出来なかったので、結局切り落としたのはあまり意味が無かったことになりました。
ホットボンドで以下のように固定しました。
黒いリード線は先端の一部をハンダで固め、ボディに接触するような形にさせるため外側に寄せました。
ボディに取り付けてみました。
透明で一体型のレンズカバーのようになっているパーツをはめてみました。
以下は、ボディの内側から覗いてみた画像です。
電池をセットしてスイッチを入れ、ライトを点灯してみました。
なんと表現したらよいか、ただ『明るい』の一言です。
実を言うと黒いリード線の先端部分とボディとの間の接触不良を懸念していたのですが、以外にも接触はかなり良好でした。
参考までに、このとき使用した電池の電圧は 4.33(V) であり、電流は約 410(mA) でした。
以下は、LEDの取り付けてある基盤部分の裏側と表側の外観です。
この基板部分を入れ替えるだけで簡単に元の状態に戻せるということを、ここまで作業して始めて気付きました。
当初改造という事であり元に戻すということは全く考えていなかったので、思いもよらない結果というか発見でした。
ところで、今回の主な費用はライト本体が105円でパワーLEDが180円なので、合計約 285円プラスアルファ程度でしょうか。
プラスアルファとしては、アルミ板、プラ板、EVAシート、ワッシャーなどの材料費ですが、ライト改造1個分に換算するのは少々難しいです。
プラスアルファの材料は残りを今後もまだ使用できるので、メイン費用の285円だけを考えるなら、今回はコストパフォーマンス的にかなり満足のいく結果が得られたように思いました。
以上です。
【追記】2013-03-27 17:50
1.ワッシャーに取り付けたスプリングは、別のランチャーライトのホルダーキャップ(=テール部分)に付いていたものを利用しました。他のライトを改造した時に余った部品です。
2.新品の単4形アルカリ乾電池を下ろして使う機会があったので、その新品の電池で電流を測ると約 420(mA) でした。という事なので、さしあたって抵抗を使う必要はなさそうでした。
1.ワッシャーに取り付けたスプリングは、別のランチャーライトのホルダーキャップ(=テール部分)に付いていたものを利用しました。他のライトを改造した時に余った部品です。
2.新品の単4形アルカリ乾電池を下ろして使う機会があったので、その新品の電池で電流を測ると約 420(mA) でした。という事なので、さしあたって抵抗を使う必要はなさそうでした。
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例えば元の基板からLEDを取り除き、その上に放熱基板つきのパワーLEDを載せるという意味であれば、じゅうぶん可能だと思います。