【カテゴリ:パソコン ML110-G5】
『ML110-G5』の3本ある『PCI-Express x8』のスロットのうち、一番上のスロットを加工して『PCI-Express x16』のグラフィックボードが取り付けられるようにしました。以前、一番下のスロットだけ加工した事があるのですが、その件については以下の記事で書いています。
※ 参考記事:2010年09月15日
『ML110-G5』のPCI-Eスロットを加工してグラボを取り付けた
『ML110-G5』のPCI-Eスロットを加工してグラボを取り付けた
なんで再び加工することにしたかというと、一番下に増設していたグラボを一番上のスロットに移動しようと考えたからです。
つい最近『ML115-G5』のマザーボードを交換したのですが、その際にサウンドカードの『SB 5.1 VX』が余ったので、そのサウンドカードを『ML110-G5』に増設しようと思いました。
しかし、一応そのままでも取り付ける事はできたのですが、ものすごく窮屈な印象であり、グラボのヒートシンクの熱がこもりそうな気がしました。
そのため、カード間のスペースにもっと余裕を持たせる目的でグラボを一番上に移動することにしたという訳です。
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以下は『ML115-G5』のマザーボード交換により余った『CREATIVE Sound Blaster 5.1 VX (SB-5.1-VX)』です。
ちなみに『ML110-G5』では、今までは以下のような『USB Sound アダプタ』を使っていました。
以下は、サウンドカードを取り付ける前の状態です。
以下は、最下段の白い『PCIスロット』にサウンドカードを取り付けてみた状態です。
カード間のスぺースは数ミリ程度ですが、思ったよりも空いているような印象でした。しかし、かなり窮屈です。
ということで、グラボを一番上のスロットに移動することにしたのですが、一番上のスロットに取り付けるにはスロットの端を削る必要があります。
スロットの端を削るため、マザーボードを取り外すことにしました。
以下は、グラボやCPUクーラー、メモリなどを取り外した状態です。
マザーボードを取り外しました。
ちなみに、ケース側には以下のようなCPUクーラーを固定する為のスペーサーが取り付けてありました。
以下は、取り外したマザーボードです。
以下のように一番左側の『PCI-Express x8』スロットのみ削ってあります。今回は一番右側のスロットの端を削ります。
前回はカッターを使って削りましたが、今回は『ダイソー』で買った『ルーター』の先端に『切断砥石』を付けて削ってみることにしました。
しかしながら数分かかってやっと 0.5ミリ〜1ミリ程度しか削れず、音ばかりうるさくて思っていたほど効率は良くありませんでした。
そのため以下のようなカッターで削ることにしました。
半分くらいカッターで削ってから再び『ルーター』を使ってみたところ、『ルーター』を使うと金属の端子に接触して端子を傷つけてしまうことが分かりました。
よって、カッターで削ることにしました。
以下は削り終えた状態ですが、一部金属の端子が露出しています。これは『ルーター』の刃(=切断砥石)が接触したせいです。
試しにグラボをスロットに挿してみました。とりあえず見た目的にはバッチリです。
マザーボードをケースに設置し、その他のパーツ(CPUやメモリなど)も元通りに取り付けました。
以下のようにサウンドカードとグラボの間は、かなり余裕のあるスペースとなりました。
この後確認のため、OS(『Windows 7 Pro x64』)を起動してみたところ、特に問題ありませんでした。
以下は『Windows 7』上で『エクスペリエンス インデックス』を再実行してみた際のスコアです。
今までは『グラフィックス』のスコアが 3.6 だったのですが、グラボを一番上のスロットに移動したことによる影響なのか、なぜか 3.7 にアップしました。
参考までに、スロットの物理的形状は『PCI-Express x8』ですが、実際の論理的な動作は『x1』です。
しかし『x1』での動作とは言え、体感的には『x16』との違いは全く分からないくらい問題の無い速度でした。
ところで、デバイスマネージャーを見ると『サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー』の箇所に、今回増設した『SB 5.1 VX』が表示されていました。
そして何回か再起動した後に、以下のような『Creative ソフトウェア オートアップデート』というのが自動的に実行され、サウンドカード用のソフトウェアもインストールすることが出来ました。
...
この後、『ML115-G5』のマザーボード交換により余った non-ECC のメモリ『CFD ELIXIR W2U800CQ-1GLZJ(DDR2 PC2-6400 CL5 1GB * 2)』を増設してみることにしました。
増設前のメモリは、1GB + 1GB(共に DDR2-800 ECC)合計 2GB(=本体標準 1GB に、ML115-G5 に付属されていた 1GB を追加)でした。
以下の画像のように、増設して合計 4GB にしました。
そして電源スイッチを押して立ち上げようとしたところ、画面には何も映らず、
『プッ』...『プッ』 ...『ピッピッピッ』...『ピッピッピッ』
というようなビープ音が鳴るだけでした。
検索して調べたところ『ML110-G5』では、ECC 付メモリと non-ECC メモリの混在はできないとの事でした。
このため、残念ながら増設したメモリを取り外して元の状態に戻しました。
せっかく 4GB に増えると思って喜んでいたのですが、メモリに関しては期待外れでがっかりでした。
以上です。
ちなみに『ML110-G5』では、今までは以下のような『USB Sound アダプタ』を使っていました。
以下は、サウンドカードを取り付ける前の状態です。
以下は、最下段の白い『PCIスロット』にサウンドカードを取り付けてみた状態です。
カード間のスぺースは数ミリ程度ですが、思ったよりも空いているような印象でした。しかし、かなり窮屈です。
ということで、グラボを一番上のスロットに移動することにしたのですが、一番上のスロットに取り付けるにはスロットの端を削る必要があります。
スロットの端を削るため、マザーボードを取り外すことにしました。
以下は、グラボやCPUクーラー、メモリなどを取り外した状態です。
マザーボードを取り外しました。
ちなみに、ケース側には以下のようなCPUクーラーを固定する為のスペーサーが取り付けてありました。
以下は、取り外したマザーボードです。
以下のように一番左側の『PCI-Express x8』スロットのみ削ってあります。今回は一番右側のスロットの端を削ります。
前回はカッターを使って削りましたが、今回は『ダイソー』で買った『ルーター』の先端に『切断砥石』を付けて削ってみることにしました。
しかしながら数分かかってやっと 0.5ミリ〜1ミリ程度しか削れず、音ばかりうるさくて思っていたほど効率は良くありませんでした。
そのため以下のようなカッターで削ることにしました。
半分くらいカッターで削ってから再び『ルーター』を使ってみたところ、『ルーター』を使うと金属の端子に接触して端子を傷つけてしまうことが分かりました。
よって、カッターで削ることにしました。
以下は削り終えた状態ですが、一部金属の端子が露出しています。これは『ルーター』の刃(=切断砥石)が接触したせいです。
試しにグラボをスロットに挿してみました。とりあえず見た目的にはバッチリです。
マザーボードをケースに設置し、その他のパーツ(CPUやメモリなど)も元通りに取り付けました。
以下のようにサウンドカードとグラボの間は、かなり余裕のあるスペースとなりました。
この後確認のため、OS(『Windows 7 Pro x64』)を起動してみたところ、特に問題ありませんでした。
以下は『Windows 7』上で『エクスペリエンス インデックス』を再実行してみた際のスコアです。
今までは『グラフィックス』のスコアが 3.6 だったのですが、グラボを一番上のスロットに移動したことによる影響なのか、なぜか 3.7 にアップしました。
参考までに、スロットの物理的形状は『PCI-Express x8』ですが、実際の論理的な動作は『x1』です。
しかし『x1』での動作とは言え、体感的には『x16』との違いは全く分からないくらい問題の無い速度でした。
ところで、デバイスマネージャーを見ると『サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー』の箇所に、今回増設した『SB 5.1 VX』が表示されていました。
そして何回か再起動した後に、以下のような『Creative ソフトウェア オートアップデート』というのが自動的に実行され、サウンドカード用のソフトウェアもインストールすることが出来ました。
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この後、『ML115-G5』のマザーボード交換により余った non-ECC のメモリ『CFD ELIXIR W2U800CQ-1GLZJ(DDR2 PC2-6400 CL5 1GB * 2)』を増設してみることにしました。
増設前のメモリは、1GB + 1GB(共に DDR2-800 ECC)合計 2GB(=本体標準 1GB に、ML115-G5 に付属されていた 1GB を追加)でした。
以下の画像のように、増設して合計 4GB にしました。
そして電源スイッチを押して立ち上げようとしたところ、画面には何も映らず、
『プッ』...『プッ』 ...『ピッピッピッ』...『ピッピッピッ』
というようなビープ音が鳴るだけでした。
検索して調べたところ『ML110-G5』では、ECC 付メモリと non-ECC メモリの混在はできないとの事でした。
このため、残念ながら増設したメモリを取り外して元の状態に戻しました。
せっかく 4GB に増えると思って喜んでいたのですが、メモリに関しては期待外れでがっかりでした。
以上です。
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