『秋月電子通商』でポケット・デジタルマルチメーター『P-10』を買った

【カテゴリ：日記　秋葉原でお買い物】

昨日（4月8日）、秋葉原の『秋月電子通商』でポケット・デジタルマルチメーター『P-10』などを買ってきました。

実を言うと、今回の買い物の本当の目的は『マイクロインダクター47μH』でした。

この『マイクロインダクター47μH』は前回買ったとき１パックに１０本入っていたのですが、LEDライトの改造などで使っているうちに、いつの間にか残りが１本になっていました。

その為、今後の事を考えて早めに補充しておこうと思い、昨日秋葉原まで買いに行ってきたという訳です。

それで、その際ついでに買ったのが今回のポケット・デジタルマルチメーター『P-10』でした。（ちなみにLEDドライバICの『CL0117』，『CL0118B』も買いました。）

以降、外観画像などです。

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購入した際の袋の中には、以下のような日本語の『操作マニュアル』が一緒に入っていました。

箱から取り出してみました。

赤と黒のテストリード（＝リード棒）は、本体の右側に内蔵されていました。

本体右下に窪んでいる箇所があり、ここにリード棒を通すと使用中でもフタが閉められるようになっていました。

リード棒には、キャップが付いていました。

表示パネルには、ビニールの保護シートが付いていました。

本体裏の下部にあるフタを空けると、バッテリー（LR44×2個）とヒューズ（250V / F800mA）がセットされていました。

ネジを外して中を開けてみました。

．．．

今回テスターを新たに買ったのは、現在使っているテスターが抵抗の値を正しく表示できなかった為、別のテスターを使ってみたいと考えたからです。

色々と調べている中で『秋月電子通商』で売っている『P-10』が安い割りに評判が良さそうだったので、この『P-10』を選びました。

10年以上前から販売されている人気商品であり、ブログなどでオススメしている人も多かったので。

しかし家に帰った後で気付いたのですが、このテスターで測れる電流は200(mA)まででした。

あまり仕様について詳しく確認していなかった自分が悪いのですが、その点がちょっと残念というか失敗したと思いました。

以下、今まで使っていたテスターと計測値を比較してみました。

適当な電池の電圧を測ったところ、今までのテスターでは 1.49(V)、今回買った『P-10』では 1.497(V)と表示されました。（⇒ほぼ同じ結果）

2.2(Ω)の『カーボン抵抗』の抵抗を測ったところ、今までのテスターでは 3.2(Ω)、今回買った『P-10』では 2.3(Ω)と表示されました。（⇒『P-10』の方がほぼ正確な結果）

両方とも抵抗値が安定して表示されるまで 5〜10秒程度の時間がかかりました。（高性能なテスターなら、もっと早くサクッと表示されるのでしょうか？）

今度は1.0(Ω)の『カーボン抵抗』の抵抗を測ってみたところ、今までのテスターでは 2.0(Ω)、今回買った『P-10』では 1.0(Ω)と表示されました。（⇒やはり『P-10』が正確な結果）

ちなみに、あらかじめ値が分かっている抵抗を測る場合には確認の意味で利用できると思いますが、不明な抵抗の値を測ること（＝本当の意味での抵抗値を測定すること）は自分には少々難しいと思いました。

LED基板に取り付けてあるチップ抵抗（『2R2』＝2.2Ω）の抵抗を測ったところ、今までのテスターでは 3.4(Ω)、今回買った『P-10』では 2.2(Ω)と表示されました。（⇒『P-10』が正確な結果）

ライトを点灯した際に流れる電流を測ってみたところ、今までのテスターでは約107.6(mA)くらい、今回買った『P-10』では約61.1(mA)くらいと表示されました。（⇒どうも『P-10』の値は怪しい）

電池を比較的新しいものに交換し、再度ライトを点灯した際に流れる電流を測ってみたところ、今までのテスターでは約360(mA)くらい、今回買った『P-10』では約111.6(mA)くらいと表示されました。（⇒やっぱり『P-10』の値は怪しい）

今回の『P-10』ですが、電流に関しては正しい値を表示しているとは思えませんでした。

ライトの明るさも『P-10』で測ったときは暗く感じるので、なんというか『P-10』自体が抵抗を持っているというか、電流の流れを悪くしているような印象でした。

自分はド素人であり、もしかしたら全く正常であって自分の使い方が悪いだけなのか、それとも個体差の範囲でハズレを引いてしまったのか、あるいは初期不良なのか、というような判断が付かないです。

もう１個買って試せば確認できるのかもしれませんが、それはバカらしいです。

というわけで、とりあえず抵抗の測定に関しては今回の『P-10』を利用しようと思いますが、電流に関しては『P-10』が200(mA)までしか測れないという事もあるので、今まで使っていたテスターをそのまま使おうと思いました。

以上です。

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