【カテゴリ:100均LEDライト改造の記録 ランチャー 9 昇圧関係】
LEDドライバIC『CL0117』と『マイクロインダクター47μH』を使い『ランチャー 9』を単3形乾電池1本で点灯できるように改造してみました。以下は、今回改造したライトを試しに点灯してみた際の簡単な動画です。
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以下の2つの記事(=下記 ※)のときと似たような改造ですが、そのときは電池ホルダー側に昇圧回路を組み込むような改造方法でした。
しかし、今回はボディ側のLED基板部分に昇圧回路を組み込んでみました。
そういう意味では、以下の記事と同様な改造方法です。
今までの改造から、電池ホルダー側に昇圧回路を組み込むよりも、LED基板側に直接組み込んだほうが2倍以上の電流が流れて明るくなることが分かりました。
『CL0117』を使って単3形乾電池一本で点灯させる場合、電池ホルダー側に昇圧回路を組み込んだ際の電流が 40〜50(mA) 程度なのに対し、LED基板側に直接組み込んだ場合はなぜか 90〜120(mA) くらい流れていました。
きっと自分のやり方のどこかに欠陥があると思うのですが、直接の原因となっている箇所がまだ分かりません。原因が分かれば改善したいと思います。
それと、自分の今までの『電池ホルダー側に昇圧回路を組み込む』方法では、スイッチを切っていても昇圧回路には電流が流れ続けているため、わずかに電力を消費しています。
完全に電力を消費しないようにするには、使わないときにいちいち電池を外さなければならないです。
これを改善するには昇圧回路のマイナスのリード線を基板側のマイナスに接続すればよいのですが、なかなか具体的な良い方法が思いつきません。
ライト本体側に一切手を加えず、完全に電池ホルダー側だけの改造にとどめるというのは、なかなか簡単にはいかず結構難しいように思いました。
以降は、今回行った改造方法の説明などです。
今回はパッケージ(=台紙とブリスター)も改造の材料として使用しました。
『ランチャー 9』を分解しました。
LED基板から、スプリングとチップ抵抗を取り外しました。
以下はチップ抵抗ですが、取り外すにはピンセットが必要でした。
スプリングを元の位置に戻すようにハンダ付けしました。
プラスチックで出来ているブリスター(=パッケージ)の上側(=穴のある部分)をハサミで切り取りました。
セロテープでコイン型電池の『CR2025』を穴の部分が中心となるように貼り付けました。
裏返して、電池の周囲を『丸キリ』でなぞるようにして傷をつけました。
その傷を目印にしてハサミで丸く切り取りました。
この丸く切ったプラ板を基板に載せてみました。
以下は違う角度から見た画像です。
以下の画像のように、黒いマジックで2箇所に『しるし』をつけました。
『しるし』をつけた箇所をカッターで切り取りました。
基板に載せてホットボンドで固定しました。
外周部に付いたホットボンドが邪魔なので、『ハンダこて』を使って溶かして取り除きました。
LEDドライバIC『CL0117』を以下のように載せました。
以下のように3箇所をハンダ付けしました。真ん中の足はスプリングにハンダ付けしています。
以下は違う角度から見た画像です。
『マイクロインダクター47μH』を以下のように配置してハンダ付けしました。
以下は違う角度から見た画像です。
ハミ出ている余分なリード線をニッパで切断しました。
以下は違う角度から見た画像です。
以上で基板部分の改造は終了であり、この基板部分をボディに組み込みました。
以下は組み込み後のボディの内側を覗いてみた画像です。
次に単3形乾電池用のスペーサーを作ります。
パッケージの台紙を以下のようにハサミで切りました。
以下のように乾電池に巻きつけ、2個の輪ゴムを使って留めました。
この電池をボディの中に入れてみました。
このスペーサーですが、参考までに以下のように水道のホースを切って利用する方法などもあります。
ホルダーキャップのスイッチを押してライトを点灯してみました。
明るさ的には、ノーマル(=12オームの抵抗付き&単4乾電池3本使用)の『ランチャー 9』と同程度かもしれないです。
最近パワーLEDに慣れてしまったせいか、少々物足りない感じであり、あまり実用的な明るさとは言えないような気がしました。
比較的新しい電池を使用してみたところ、この電池の電圧は 1.63(V)で 、ライト点灯時の電流は最大で約 131.8(mA) くらい流れました。
『ダイソー』で買った100均の充電式ニッケル水素電池を使って電流を測ってみたところ、電圧は 1.36(V) であり、電流は 86.3(mA) くらいでした。
ちなみに今回のようなヘッド側に昇圧回路を組み込む改造の場合は、ライト本体に電池を入れっぱなしでもスイッチを切れば回路に電気は流れないので、無駄な電力は消費しないと思います。
以上です。
※ 参考記事:2013年03月18日
LEDドライバIC『CL0117』を使い『ランチャー 9』を単3形アルカリ乾電池1本で点灯させてみた
LEDドライバIC『CL0117』を使い『ランチャー 9』を単3形アルカリ乾電池1本で点灯させてみた
※ 参考記事:2013年03月20日
水道のホースを利用して単3形乾電池1本用の昇圧回路付き電池ホルダーを作成した
水道のホースを利用して単3形乾電池1本用の昇圧回路付き電池ホルダーを作成した
しかし、今回はボディ側のLED基板部分に昇圧回路を組み込んでみました。
そういう意味では、以下の記事と同様な改造方法です。
※ 参考記事:2013年03月30日
『ストラップ付VLEDライト』を単3形乾電池1本で点灯できるように改造してみた
『ストラップ付VLEDライト』を単3形乾電池1本で点灯できるように改造してみた
今までの改造から、電池ホルダー側に昇圧回路を組み込むよりも、LED基板側に直接組み込んだほうが2倍以上の電流が流れて明るくなることが分かりました。
『CL0117』を使って単3形乾電池一本で点灯させる場合、電池ホルダー側に昇圧回路を組み込んだ際の電流が 40〜50(mA) 程度なのに対し、LED基板側に直接組み込んだ場合はなぜか 90〜120(mA) くらい流れていました。
きっと自分のやり方のどこかに欠陥があると思うのですが、直接の原因となっている箇所がまだ分かりません。原因が分かれば改善したいと思います。
それと、自分の今までの『電池ホルダー側に昇圧回路を組み込む』方法では、スイッチを切っていても昇圧回路には電流が流れ続けているため、わずかに電力を消費しています。
完全に電力を消費しないようにするには、使わないときにいちいち電池を外さなければならないです。
これを改善するには昇圧回路のマイナスのリード線を基板側のマイナスに接続すればよいのですが、なかなか具体的な良い方法が思いつきません。
ライト本体側に一切手を加えず、完全に電池ホルダー側だけの改造にとどめるというのは、なかなか簡単にはいかず結構難しいように思いました。
以降は、今回行った改造方法の説明などです。
今回はパッケージ(=台紙とブリスター)も改造の材料として使用しました。
『ランチャー 9』を分解しました。
LED基板から、スプリングとチップ抵抗を取り外しました。
以下はチップ抵抗ですが、取り外すにはピンセットが必要でした。
スプリングを元の位置に戻すようにハンダ付けしました。
プラスチックで出来ているブリスター(=パッケージ)の上側(=穴のある部分)をハサミで切り取りました。
セロテープでコイン型電池の『CR2025』を穴の部分が中心となるように貼り付けました。
裏返して、電池の周囲を『丸キリ』でなぞるようにして傷をつけました。
その傷を目印にしてハサミで丸く切り取りました。
この丸く切ったプラ板を基板に載せてみました。
以下は違う角度から見た画像です。
以下の画像のように、黒いマジックで2箇所に『しるし』をつけました。
『しるし』をつけた箇所をカッターで切り取りました。
基板に載せてホットボンドで固定しました。
外周部に付いたホットボンドが邪魔なので、『ハンダこて』を使って溶かして取り除きました。
LEDドライバIC『CL0117』を以下のように載せました。
以下のように3箇所をハンダ付けしました。真ん中の足はスプリングにハンダ付けしています。
以下は違う角度から見た画像です。
『マイクロインダクター47μH』を以下のように配置してハンダ付けしました。
以下は違う角度から見た画像です。
ハミ出ている余分なリード線をニッパで切断しました。
以下は違う角度から見た画像です。
以上で基板部分の改造は終了であり、この基板部分をボディに組み込みました。
以下は組み込み後のボディの内側を覗いてみた画像です。
次に単3形乾電池用のスペーサーを作ります。
パッケージの台紙を以下のようにハサミで切りました。
以下のように乾電池に巻きつけ、2個の輪ゴムを使って留めました。
この電池をボディの中に入れてみました。
このスペーサーですが、参考までに以下のように水道のホースを切って利用する方法などもあります。
ホルダーキャップのスイッチを押してライトを点灯してみました。
明るさ的には、ノーマル(=12オームの抵抗付き&単4乾電池3本使用)の『ランチャー 9』と同程度かもしれないです。
最近パワーLEDに慣れてしまったせいか、少々物足りない感じであり、あまり実用的な明るさとは言えないような気がしました。
比較的新しい電池を使用してみたところ、この電池の電圧は 1.63(V)で 、ライト点灯時の電流は最大で約 131.8(mA) くらい流れました。
『ダイソー』で買った100均の充電式ニッケル水素電池を使って電流を測ってみたところ、電圧は 1.36(V) であり、電流は 86.3(mA) くらいでした。
ちなみに今回のようなヘッド側に昇圧回路を組み込む改造の場合は、ライト本体に電池を入れっぱなしでもスイッチを切れば回路に電気は流れないので、無駄な電力は消費しないと思います。
以上です。
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