【カテゴリ:100均LEDライト改造の記録 ランチャー 9 昇圧関係】
LEDドライバIC『CL0118B』と『マイクロインダクター47μH』を使い『ランチャー 9』を単4形乾電池2本で点灯できるように改造してみました。以下の記事(=下記 ※)のときと似たような改造ですが、そのときは電池ホルダー側に昇圧回路を組み込むような改造方法でした。
※ 参考記事:2013年03月17日
LEDドライバIC『CL0118B』を使い『ランチャー 9』を単4形アルカリ乾電池2本で点灯させてみた
LEDドライバIC『CL0118B』を使い『ランチャー 9』を単4形アルカリ乾電池2本で点灯させてみた
しかし、今回はボディ側のLED基板部分に昇圧回路を組み込んでみました。
LED基板部分の改造方法は前回の記事(=下記 ※)とほとんど同様であり、違うのは使っているLEDドライバICが今回は『CL0118B』になっているだけです。
※ 参考記事:2013年04月10日
『ランチャー 9』を単3形乾電池1本で点灯できるように改造してみた
『ランチャー 9』を単3形乾電池1本で点灯できるように改造してみた
基板部分以外にも、電池ホルダーを少し加工しました。
標準では単4形乾電池3本を使用するような形になっていましたが、それを2本となるようにするため、電池1本分のスペースを埋めるような形でリード線をハンダ付けしました。
以降、今回の改造内容などです。
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(前回とかなりカブってますが、一応簡単に説明をつけました。)
今回改造に使用するのは『ローソンストア100』で買った『アスリート企画』製の『ランチャー 9』です。
分解しました。
基板の裏側です。(改造前の状態)
スプリングとチップ抵抗を取り外しました。
スプリングを元の位置に戻してハンダ付けしました。
ブリスター(=パッケージ)の上側(=穴のある部分)をハサミで切り取り、セロテープでコイン型電池の『CR2025』を穴の部分が中心となるように貼り付け、電池の周囲を『丸キリ』でなぞるようにして傷をつけました。
その傷を目印にしてハサミで丸く切り取りました。
以下のように2箇所をカッターで切り取りました。
基板に載せてホットボンドで固定しました。
外周部に余分に付いたホットボンドは『ハンダこて』を使って溶かして取り除き、以下の画像のようにLEDドライバIC『CL0118B』と『マイクロインダクター47μH』を配置してハンダ付けしました。
以下は別の角度から見た画像です。
ハミ出ている余分なリード線をニッパで切断しました。
以上で基板部分の改造は終了であり、この基板部分をボディに組み込みました。
以下は組み込み後のボディの内側を覗いてみた画像です。
次に電池ホルダーですが、以下のようにリード線を1本ハンダ付けしました。
以下は、電池ホルダーに単4形乾電池2本をセットしてみた状態です。
ホルダーキャップのスイッチを押してライトを点灯してみました。
前回(=『CL0117』を使った乾電池1本仕様)よりも明るく、これぐらいであればじゅうぶん実用的な明るさと言えるような気がしました。
比較的新しい電池を使用してみたところ、この電池(2本直列)の電圧は 3.22(V)で 、ライト点灯時の電流は最大で約 270(mA) くらい流れました。
次に100円ショップの『FLET'S』で買った新品(未開封)の充電式ニッケル水素電池をおろして使ってみることにしました。
この充電池は約2ヶ月くらい前に買ったものですが、試しにこのまま(=新品状態のまま)充電せずに使ってみます。
電圧はそれぞれ 1.25(V) であり、2本直列だと 2.51(V) でした。
この電池をセットしてライトを点灯したときの電流は、約 136.7(mA) くらいでした。電池のパッケージにも書いてありましたが、やはり初めての場合は充電してから使う必要がありそうでした。
...
ところで、今回も流れる電流は『電池ホルダー側に昇圧回路を組み込む』方式に比べ2倍以上大きい結果になりました。
というわけで、自分的には今回のような『LED基板に昇圧回路を組み込む』方式のほうが好ましく、『ランチャー 9』の場合は『CL0117』(乾電池1本仕様)よりも『CL0118B』(乾電池2本仕様)を使ったほうが良いと思いました。
以上です。
今回改造に使用するのは『ローソンストア100』で買った『アスリート企画』製の『ランチャー 9』です。
分解しました。
基板の裏側です。(改造前の状態)
スプリングとチップ抵抗を取り外しました。
スプリングを元の位置に戻してハンダ付けしました。
ブリスター(=パッケージ)の上側(=穴のある部分)をハサミで切り取り、セロテープでコイン型電池の『CR2025』を穴の部分が中心となるように貼り付け、電池の周囲を『丸キリ』でなぞるようにして傷をつけました。
その傷を目印にしてハサミで丸く切り取りました。
以下のように2箇所をカッターで切り取りました。
基板に載せてホットボンドで固定しました。
外周部に余分に付いたホットボンドは『ハンダこて』を使って溶かして取り除き、以下の画像のようにLEDドライバIC『CL0118B』と『マイクロインダクター47μH』を配置してハンダ付けしました。
以下は別の角度から見た画像です。
ハミ出ている余分なリード線をニッパで切断しました。
以上で基板部分の改造は終了であり、この基板部分をボディに組み込みました。
以下は組み込み後のボディの内側を覗いてみた画像です。
次に電池ホルダーですが、以下のようにリード線を1本ハンダ付けしました。
以下は、電池ホルダーに単4形乾電池2本をセットしてみた状態です。
ホルダーキャップのスイッチを押してライトを点灯してみました。
前回(=『CL0117』を使った乾電池1本仕様)よりも明るく、これぐらいであればじゅうぶん実用的な明るさと言えるような気がしました。
比較的新しい電池を使用してみたところ、この電池(2本直列)の電圧は 3.22(V)で 、ライト点灯時の電流は最大で約 270(mA) くらい流れました。
次に100円ショップの『FLET'S』で買った新品(未開封)の充電式ニッケル水素電池をおろして使ってみることにしました。
この充電池は約2ヶ月くらい前に買ったものですが、試しにこのまま(=新品状態のまま)充電せずに使ってみます。
電圧はそれぞれ 1.25(V) であり、2本直列だと 2.51(V) でした。
この電池をセットしてライトを点灯したときの電流は、約 136.7(mA) くらいでした。電池のパッケージにも書いてありましたが、やはり初めての場合は充電してから使う必要がありそうでした。
...
ところで、今回も流れる電流は『電池ホルダー側に昇圧回路を組み込む』方式に比べ2倍以上大きい結果になりました。
というわけで、自分的には今回のような『LED基板に昇圧回路を組み込む』方式のほうが好ましく、『ランチャー 9』の場合は『CL0117』(乾電池1本仕様)よりも『CL0118B』(乾電池2本仕様)を使ったほうが良いと思いました。
以上です。
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