【カテゴリ:100均LEDライト改造の記録 ランチャー】
『ダイソー』で買った『3LED ランチャーライト』を改造し、LEDを『パワーLED』に交換してみました。今回改造する『3LED ランチャーライト』はつい最近買ったばかりのもので、以下のような比較的新しいパッケージのものです。
以前と異なるパッケージでしたが、筐体や基板などは自分が持っている以前のものと全く同じでした。
このライトはたぶん100均のランチャーライトの中では一番普及しているタイプではないかと思います。
なので一度は『パワーLED』化の改造を試しておこうと思い、今回サクッと改造してみました。
交換に使用した『パワーLED』は『秋月電子通商』で買った『放熱基板付3W白色パワーLED OSW4XME3C1S 200ルーメン』(税込み180円)です。
改造内容は以下のライトの改造方法を基本とし、それに多少のアレンジを加えました。
※ 参考記事:2013年03月23日
『9LED シリコンライト』を改造して『パワーLED』化した
『9LED シリコンライト』を改造して『パワーLED』化した
以降、今回の改造内容などです。
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ヘッド部分を取り出しました。
太さ約1.2ミリのスチール製針金(=ダイソー製)を以下のように切って丸めました。
この針金は、後で使用します。
次に『ダイソー』で買った『アルミ板』を基板のサイズに切るため『リフレクター』を置き、その周りを『丸キリ』の先端でこすって切り取り用の印(しるし)をつけました。
その印(しるし)に従い、ハサミで『アルミ板』を切り落としました。
ボディに収まるように、ハサミで微妙に少しずつ切りながら調整しました。
丸く切った『アルミ板』をプラ板(=『硬質カードケース(B4サイズ)』を利用)に貼りました。
ハサミで『プラ板』の余分な部分を切り取りました。
ボディに収まるように、外周をヤスリで削って調整しました。
プラ板(=『硬質カードケース(B4サイズ)』を利用)を幅8ミリ、長さ72.5〜73.0ミリくらいの長方形に切りました。(これは後でヘッド部分に入れます。)
『EVA シート』を約2センチ四方に切り、更に角を切り落として8角形にしました。
8角形に切った『EVA シート』を『アルミ板』に貼り付けました。(注:『EVA シート』を貼るのはプラ板を貼った面とは反対側です。)
試しに、この状態でボディにセットしてみることにしました。
まず、丸めた針金をヘッド部分の内側にセットしました。
その上に『EVA シート』を貼った『アルミ板』を載せるようにセットしました。(以下は、それを内側から見た画像です。)
LEDの取り付けてある放熱基板にリード線をハンダ付けしました。(赤がプラス、黒がマイナス)
ワッシャーにスプリングをハンダ付けしました。(ちなみに、このスプリングは他のランチャーライトを改造したときに余ったものです。)
『ダイソー』で買った『ミニルーター』と1.2ミリの『ドリルビット』を使用し、『アルミ板』にリード線を通すための穴を2つ開けました。
放熱基板の裏に両面テープを貼りました。
放熱基板にハンダ付けしてあるリード線を『アルミ板』に開けた穴に通しました。
スプリングが取り付けてあるワッシャーに赤いリード線(=プラスの電極)をハンダ付けしました。
ホットボンドで以下のように4箇所を固定しました。
黒いリード線を『丸めた針金』にハンダ付けしました。
以下は、ここまでの外観です。
この状態で、ボディのヘッド側に入れました。
以下は、ボディの内側から覗いてみた画像です。
次に、長方形に切ったプラ板を丸めるようにしてヘッド部分の内側にセットします。
プラ板はピッタリとなるようにするため予め少し長めにしておき、もし入らなかったらハサミで切って微調整するようにしたほうが良いです。(実はこのプラ板が今回の改造のミソです。)
この後、風防(=透明なプラスチック製のレンズ)をヘッド部に押し込むようにしてハメれば完成です。
LEDの基板とリフレクターは、使わなかったので余りました。
電池をセットしてスイッチを入れ、ライトを点灯してみました。
文句なしの明るさです。
自分は以前、集光レンズを使ったほうが良いと思っていましたが、実生活では集光レンズ無しのライトを使う事がほとんどでした。
自分の場合、例えば家の中でパソコンやテレビの裏側とか家具と家具の隙間などといったように、30センチから1メートルくらいの範囲を照らして使用することがほとんどだったので。
なので、実際には今回のような集光レンズ無しのほうが使い勝手が良くて便利だと思いました。(あくまでも自分の場合)
...
参考までに、適当な電池を使って電流を測ってみる事にしました。
試しに使用したアルカリ乾電池×3本は開放電圧 4.50(V) であり、この電池では最大約 0.51(A)=510(mA) くらいの電流が流れました。
次に100均の充電式ニッケル水素電池×3本で試したところ、開放電圧 4.20(V) であり、電流は最大約 0.51(A)=510(mA) くらいでした。(たまたまの偶然なのか、直前のアルカリ乾電池と同じでした。)
ところで、今回の3WパワーLEDは絶対最大定格電流が800(mA)なので、さしあたって抵抗は付けていませんが、ボディ内のスペースには余裕があるため、以下のような『取替え可能な抵抗』を入れて使う事もできます。
従って、もし発熱等で問題が出るようであれば、この『取替え可能な抵抗』を使うことで対処する事ができると思います。
以上です。
太さ約1.2ミリのスチール製針金(=ダイソー製)を以下のように切って丸めました。
この針金は、後で使用します。
次に『ダイソー』で買った『アルミ板』を基板のサイズに切るため『リフレクター』を置き、その周りを『丸キリ』の先端でこすって切り取り用の印(しるし)をつけました。
その印(しるし)に従い、ハサミで『アルミ板』を切り落としました。
ボディに収まるように、ハサミで微妙に少しずつ切りながら調整しました。
丸く切った『アルミ板』をプラ板(=『硬質カードケース(B4サイズ)』を利用)に貼りました。
ハサミで『プラ板』の余分な部分を切り取りました。
ボディに収まるように、外周をヤスリで削って調整しました。
プラ板(=『硬質カードケース(B4サイズ)』を利用)を幅8ミリ、長さ72.5〜73.0ミリくらいの長方形に切りました。(これは後でヘッド部分に入れます。)
『EVA シート』を約2センチ四方に切り、更に角を切り落として8角形にしました。
8角形に切った『EVA シート』を『アルミ板』に貼り付けました。(注:『EVA シート』を貼るのはプラ板を貼った面とは反対側です。)
試しに、この状態でボディにセットしてみることにしました。
まず、丸めた針金をヘッド部分の内側にセットしました。
その上に『EVA シート』を貼った『アルミ板』を載せるようにセットしました。(以下は、それを内側から見た画像です。)
LEDの取り付けてある放熱基板にリード線をハンダ付けしました。(赤がプラス、黒がマイナス)
ワッシャーにスプリングをハンダ付けしました。(ちなみに、このスプリングは他のランチャーライトを改造したときに余ったものです。)
『ダイソー』で買った『ミニルーター』と1.2ミリの『ドリルビット』を使用し、『アルミ板』にリード線を通すための穴を2つ開けました。
放熱基板の裏に両面テープを貼りました。
放熱基板にハンダ付けしてあるリード線を『アルミ板』に開けた穴に通しました。
スプリングが取り付けてあるワッシャーに赤いリード線(=プラスの電極)をハンダ付けしました。
ホットボンドで以下のように4箇所を固定しました。
黒いリード線を『丸めた針金』にハンダ付けしました。
以下は、ここまでの外観です。
この状態で、ボディのヘッド側に入れました。
以下は、ボディの内側から覗いてみた画像です。
次に、長方形に切ったプラ板を丸めるようにしてヘッド部分の内側にセットします。
プラ板はピッタリとなるようにするため予め少し長めにしておき、もし入らなかったらハサミで切って微調整するようにしたほうが良いです。(実はこのプラ板が今回の改造のミソです。)
この後、風防(=透明なプラスチック製のレンズ)をヘッド部に押し込むようにしてハメれば完成です。
LEDの基板とリフレクターは、使わなかったので余りました。
電池をセットしてスイッチを入れ、ライトを点灯してみました。
文句なしの明るさです。
自分は以前、集光レンズを使ったほうが良いと思っていましたが、実生活では集光レンズ無しのライトを使う事がほとんどでした。
自分の場合、例えば家の中でパソコンやテレビの裏側とか家具と家具の隙間などといったように、30センチから1メートルくらいの範囲を照らして使用することがほとんどだったので。
なので、実際には今回のような集光レンズ無しのほうが使い勝手が良くて便利だと思いました。(あくまでも自分の場合)
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参考までに、適当な電池を使って電流を測ってみる事にしました。
試しに使用したアルカリ乾電池×3本は開放電圧 4.50(V) であり、この電池では最大約 0.51(A)=510(mA) くらいの電流が流れました。
次に100均の充電式ニッケル水素電池×3本で試したところ、開放電圧 4.20(V) であり、電流は最大約 0.51(A)=510(mA) くらいでした。(たまたまの偶然なのか、直前のアルカリ乾電池と同じでした。)
ところで、今回の3WパワーLEDは絶対最大定格電流が800(mA)なので、さしあたって抵抗は付けていませんが、ボディ内のスペースには余裕があるため、以下のような『取替え可能な抵抗』を入れて使う事もできます。
従って、もし発熱等で問題が出るようであれば、この『取替え可能な抵抗』を使うことで対処する事ができると思います。
以上です。
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EVAシートですが、こちらでも最近は売っているのを見かけなくなりました。
さて、この記事の中の改造でEVAシートを使用している箇所は基板の裏側部分と追加の抵抗部分ですが、ダイソーで売っている『超強力アクリルフォーム透明両面テープ 幅19mm×1m巻 厚さ1mm』というので代用できると思います。
基板の裏側に使用する場合の例としては、以下の記事が参考になると思います。
2014年02月15日 『ランチャー 9』改造(LEDをCREE XP-G R4に交換)
http://kingpcfx.seesaa.net/article/388648925.html
抵抗用の台紙の代わりとして使用する場合は、両面テープの表/裏にプラ板やビニール/紙などを貼れば良いと思います。
ただ、この商品もお店によっては取り扱っていないかもしれないですね。
手に入らないときは、他の100円ショップでも極厚タイプの両面テープが売っていたので、それでも代用できそうだと思いました。
ありがとうございます。