【カテゴリ:100均LEDライト改造の記録 懐中電灯のLED化】
推定で30年〜40年くらい前のものと思われる『ナショナル』製の懐中電灯があったので、それを改造して豆電球をLEDに交換してみました。実はこの懐中電灯は亡くなった父親の持ち物です。
今回ふと改造してみようと思い立ったのはよいのですが、どこにしまったかすっかり忘れてしまっていました。
以前遺品を整理したときに、まだ全然問題なく使えたので捨てずに保管しておいた事はハッキリと覚えているのですが...
そのため家中を探しまくったところ、なんとか見つけ出すことができました。
以下は、今回改造した懐中電灯を点灯してみた際の簡単な動画です。
以降、今回の改造内容などです。
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まず、以下は改造前の外観です。
バラしてみました。
今回の改造に使用する部品として、100円ショップで買った以下の記事のライト(=『株式会社マコト』製の『No.8680 簡易防水 LED ライト』)を利用することにしました。
ちなみにネットで検索したところ、『LED豆電球』という簡単に交換するだけで使える豆電球タイプのLEDが約200円程度で販売されているのが見つかりました。
この見つかった『LED豆電球』ですが、仕様を見てみると電流が 20(mA) 程度となっていたので、懐中電灯として使うには明るさ的に少々物足りなさを感じました。
しかし、今回部品を利用する『No.8680 簡易防水 LED ライト』のLEDは少なくとも 100(mA) 以上なので、かなりの明るさが期待できます。
...
『No.8680 簡易防水 LED ライト』のヘッド部分を分解して、基板から『LED』と『IC』と『マイクロインダクター』を取り外しました。
リフレクターに LED をセットしてみました。
LED の足にリード線をハンダ付けしました。(赤=プラス、黒=マイナス)
『ミニルーター』と1.2ミリの『ドリルビット』を使用し、ビニールの透明なチューブのようなパーツに穴を2つ開けました。
開けた穴に LED のリード線を通しました。
以下のように『IC』と『マイクロインダクター』を配置し、リード線にハンダ付けしました。
ここまでは頭の中に思い描いていた通りで簡単だったのですが、ここで想定外の難関に直面しました
マイナス(=GND)の電極に接続するため、リード線をリフレクターにハンダ付けしようと考えていたのですが、リフレクターの素材がたぶんアルミ製らしくハンダ付けしようとするとツルツル滑ってハンダ付けできませんでした。
そこで考え抜いた結果、『ランチャー 9』などで使われているようなリング状の金属を使用することにしました。
直径1.2ミリの針金を適当な長さに切って丸くし、黒いマイナスのリード線を以下のようにハンダ付けしました。
丸くした針金が、以下のようにリフレクターのふちにピッタリと収まりました。
今度はプラスの電極ですが、ここも自分が当初考えていた方法とは異なるやり方に変更しました。
『EVA シート』を以下のような四角に切りました。(サイズは感覚で適当)
切った『EVA シート』をチューブ状のパーツの中に入れました。
直径1.2ミリの針金を短く切って丸くし、赤いプラスのリード線にハンダ付けして以下のように『EVA シート』の上に載せました。
(リード線が出っ張らないように、ミニルーターを使ってチューブのふちを少し削っています。)
青いプラスチック製のレンズカバーのようなパーツを取り付け、ヘッド側の金属製の筐体にセットしました。
本来使用する電池は単2形乾電池を2個なのですが、今回は以下のようなアダプターを利用して単3形の充電式ニッケル水素電池×2本を使ってみました。
尚、このアダプターを使うにあたり以下のように底の部分の丸いスプリング状の金属の先端を小さくする必要があり、ペンチを使って少し曲げました。
以下は外観です。
スライド式のスイッチをオン側に押してライトを点灯してみました。
ワイドな配光で遠くを照らすのにはあまり向いていませんが、じゅうぶん明るくて実用的であり、なにより理由はよく分かりませんが綺麗に映え渡る光が感動的でした。
もしかしたら、アルミ素材のリフレクターが光にそういう味を出しているのかもしれないと思いました。
ちなみにボディにオイルを塗ったりして軽く拭いてみたところ、かなりの光沢が出て驚くほど綺麗になりました。
ところで、今回の改造で交換したLEDは簡単に元の豆電球に戻すことができるので、試しに元の豆電球に戻してライトを点灯してみました。
...
古い懐中電灯の豆電球をLEDに交換するというのは、非常に楽しくて『やみつき』になりそうでした。
以上です。
バラしてみました。
今回の改造に使用する部品として、100円ショップで買った以下の記事のライト(=『株式会社マコト』製の『No.8680 簡易防水 LED ライト』)を利用することにしました。
※ 参考記事:2013年03月29日
『FLET'S』で買った『No.8680 簡易防水 LED ライト』
『FLET'S』で買った『No.8680 簡易防水 LED ライト』
ちなみにネットで検索したところ、『LED豆電球』という簡単に交換するだけで使える豆電球タイプのLEDが約200円程度で販売されているのが見つかりました。
この見つかった『LED豆電球』ですが、仕様を見てみると電流が 20(mA) 程度となっていたので、懐中電灯として使うには明るさ的に少々物足りなさを感じました。
しかし、今回部品を利用する『No.8680 簡易防水 LED ライト』のLEDは少なくとも 100(mA) 以上なので、かなりの明るさが期待できます。
...
『No.8680 簡易防水 LED ライト』のヘッド部分を分解して、基板から『LED』と『IC』と『マイクロインダクター』を取り外しました。
リフレクターに LED をセットしてみました。
LED の足にリード線をハンダ付けしました。(赤=プラス、黒=マイナス)
『ミニルーター』と1.2ミリの『ドリルビット』を使用し、ビニールの透明なチューブのようなパーツに穴を2つ開けました。
開けた穴に LED のリード線を通しました。
以下のように『IC』と『マイクロインダクター』を配置し、リード線にハンダ付けしました。
ここまでは頭の中に思い描いていた通りで簡単だったのですが、ここで想定外の難関に直面しました
マイナス(=GND)の電極に接続するため、リード線をリフレクターにハンダ付けしようと考えていたのですが、リフレクターの素材がたぶんアルミ製らしくハンダ付けしようとするとツルツル滑ってハンダ付けできませんでした。
そこで考え抜いた結果、『ランチャー 9』などで使われているようなリング状の金属を使用することにしました。
直径1.2ミリの針金を適当な長さに切って丸くし、黒いマイナスのリード線を以下のようにハンダ付けしました。
丸くした針金が、以下のようにリフレクターのふちにピッタリと収まりました。
今度はプラスの電極ですが、ここも自分が当初考えていた方法とは異なるやり方に変更しました。
『EVA シート』を以下のような四角に切りました。(サイズは感覚で適当)
切った『EVA シート』をチューブ状のパーツの中に入れました。
直径1.2ミリの針金を短く切って丸くし、赤いプラスのリード線にハンダ付けして以下のように『EVA シート』の上に載せました。
(リード線が出っ張らないように、ミニルーターを使ってチューブのふちを少し削っています。)
青いプラスチック製のレンズカバーのようなパーツを取り付け、ヘッド側の金属製の筐体にセットしました。
本来使用する電池は単2形乾電池を2個なのですが、今回は以下のようなアダプターを利用して単3形の充電式ニッケル水素電池×2本を使ってみました。
尚、このアダプターを使うにあたり以下のように底の部分の丸いスプリング状の金属の先端を小さくする必要があり、ペンチを使って少し曲げました。
以下は外観です。
スライド式のスイッチをオン側に押してライトを点灯してみました。
ワイドな配光で遠くを照らすのにはあまり向いていませんが、じゅうぶん明るくて実用的であり、なにより理由はよく分かりませんが綺麗に映え渡る光が感動的でした。
もしかしたら、アルミ素材のリフレクターが光にそういう味を出しているのかもしれないと思いました。
ちなみにボディにオイルを塗ったりして軽く拭いてみたところ、かなりの光沢が出て驚くほど綺麗になりました。
ところで、今回の改造で交換したLEDは簡単に元の豆電球に戻すことができるので、試しに元の豆電球に戻してライトを点灯してみました。
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古い懐中電灯の豆電球をLEDに交換するというのは、非常に楽しくて『やみつき』になりそうでした。
以上です。
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