【カテゴリ:100均LEDライト改造の記録 その他】
『スルガ株式会社』の『3灯LEDライト』を単4形電池2本で点灯できるように改造してみました。標準で使用する電池は単4形の電池×3本ですが、それを2本でも点灯するようにLEDドライバIC『CL0118B』と『マイクロインダクター47μH』を使って改造しました。
ちなみに、今回のライトは以下の記事のライトと(チップ抵抗の値は違いましたが)ほとんど同じです。
※ 参考記事:2013年07月01日
『ダイソー』で買った『3LED ライト』(ビッグレンズ)
『ダイソー』で買った『3LED ライト』(ビッグレンズ)
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以降、今回の改造内容などです。
以下は今回改造するライトの外観です。
ヘッド部分の基板を取り外しました。
ピンセットとハンダこてを使ってチップ抵抗を取り外しました。
以下は、LEDドライバIC『CL0118B』と『マイクロインダクター47μH』です。
『CL0118B』の足を以下のように折り曲げました。
『CL0118B』を基板の上に載せてセロテープで固定しました。
(後で分かった事ですが、ボディ内のスイッチと干渉するため『CL0118B』はこの画像の位置よりもう少し(1ミリ程度)中央に寄せたほうが良いです。)
この後3箇所をハンダ付けするのですが、せっかくなので自分流(=自己流)のハンダ付けのやり方についても書いておく事にしました。
小さな丸キリを使い、ハンダ付けをする3箇所に(ハンダ付け用の)ペーストを塗ります。
ハンダこての先端に微量のハンダを載せます。
ハンダ付けをする場所に、このハンダを触れさせます。(雫を垂らすようなイメージです。)
以下のようにハンダ付けされました。
自分はほとんどこのやり方でハンダ付けしています。
ちなみに使っているのはダイソーで買った20ワットの『ハンダこて』と、同じくダイソーで買った20ワット用『ハンダ』(線径0.8mm)です。

『ハンダこて台』には、ダイソーで買った『はみがきコップスタンド』を利用しています。

自分はダイソーで買った『ハンダこて台』も持っていますが、それよりも上記『はみがきコップスタンド』のほうが凄く使いやすいです。(嘘みたいですが本当です。)
...
残り2箇所も同様にハンダ付けしました。
『マイクロインダクター47μH』を以下のように配置しました。
以下のように2箇所をハンダ付けしました。
余分なリード線をニッパーで切断しました。
基板をヘッド部分に取り付けました。
試しにヘッド部分をボディにハメてみたところ、ボディ内側のスイッチ部分と基板上の『CL0118B』がわずかに接触していたようであり、『CL0118B』が若干中央寄りに移動していました。
ですので注意点として分かった事ですが、最初に『CL0118B』を配置する際には、できるだけ中央に寄せておいたほうが良いです。
...
参考までに『CL0118B』の販売ページ(=秋月電子通商)に掲載されている回路例と今回の改造内容との対応がわかるように、記号を追加した画像を以下に載せておきます。
...
次に電池ホルダーですが、以下のようにリード線を1本追加しハンダ付けしました。(リード線はセロテープで固定しておくとハンダ付けし易いです。)
電池ホルダーに充電式ニッケル水素電池2本をセットしました。
この電池(2本直列)の開放電圧は 2.68(V) でした。
ボディに電池ホルダーをセットしてスイッチを押し、ライトを点灯してみました。
電流を測ると 156.8(mA) でした。(この値は信用できないかもしれないので、あくまでも単なる参考値です。)
この電流値は昇圧回路(『CL0118B』や『マイクロインダクター』)の消費電流も含んでいるため、実際にLEDに流れている値は分かりません。(たぶん大雑把に100(mA)位かも)
ついでに、今回の『CL0118B』と『マイクロインダクター』を使った昇圧回路ですが、これは発振回路の一種であり、周期的に電圧を上下させていて電圧が高くなったときにLEDが光るようになっています。
つまり実際には点灯し続けている訳ではなく、人間の目では認識できない速さで点滅している訳です。
このため、自分の持っているような普通のテスターでは昇圧回路からLEDへ出力される電流/電圧は(値が常に変動しているため)正しい値が計測できません。
というのが、今までに分かった事であり自分が認識している内容です。
...
さて、試しに電池1本でも点灯するのか実験してみました。
以下の単4形アルカリ乾電池の場合は開放電圧 1.46(V) でしたが、なんと点灯しました。
ついでに充電式ニッケル水素電池でも試してみると、開放電圧 1.327(V) でやっぱりこれも点灯しました。
普通なら弱々しい明かりだと思うのですがレンズのおかげでしょうか、思っていたよりも明るく感じました。
以上です。
以下は今回改造するライトの外観です。
ヘッド部分の基板を取り外しました。
ピンセットとハンダこてを使ってチップ抵抗を取り外しました。
以下は、LEDドライバIC『CL0118B』と『マイクロインダクター47μH』です。
『CL0118B』の足を以下のように折り曲げました。
『CL0118B』を基板の上に載せてセロテープで固定しました。
(後で分かった事ですが、ボディ内のスイッチと干渉するため『CL0118B』はこの画像の位置よりもう少し(1ミリ程度)中央に寄せたほうが良いです。)
この後3箇所をハンダ付けするのですが、せっかくなので自分流(=自己流)のハンダ付けのやり方についても書いておく事にしました。
小さな丸キリを使い、ハンダ付けをする3箇所に(ハンダ付け用の)ペーストを塗ります。
ハンダこての先端に微量のハンダを載せます。
ハンダ付けをする場所に、このハンダを触れさせます。(雫を垂らすようなイメージです。)
以下のようにハンダ付けされました。
自分はほとんどこのやり方でハンダ付けしています。
ちなみに使っているのはダイソーで買った20ワットの『ハンダこて』と、同じくダイソーで買った20ワット用『ハンダ』(線径0.8mm)です。
※ 参考記事:2013年01月14日
『ダイソー』で『ハンダこて』等を買った
『ダイソー』で『ハンダこて』等を買った
『ハンダこて台』には、ダイソーで買った『はみがきコップスタンド』を利用しています。
※ 参考記事:2013年01月19日
『ダイソー』で『はみがきコップスタンド』を買った
『ダイソー』で『はみがきコップスタンド』を買った
自分はダイソーで買った『ハンダこて台』も持っていますが、それよりも上記『はみがきコップスタンド』のほうが凄く使いやすいです。(嘘みたいですが本当です。)
...
残り2箇所も同様にハンダ付けしました。
『マイクロインダクター47μH』を以下のように配置しました。
以下のように2箇所をハンダ付けしました。
余分なリード線をニッパーで切断しました。
基板をヘッド部分に取り付けました。
試しにヘッド部分をボディにハメてみたところ、ボディ内側のスイッチ部分と基板上の『CL0118B』がわずかに接触していたようであり、『CL0118B』が若干中央寄りに移動していました。
ですので注意点として分かった事ですが、最初に『CL0118B』を配置する際には、できるだけ中央に寄せておいたほうが良いです。
...
参考までに『CL0118B』の販売ページ(=秋月電子通商)に掲載されている回路例と今回の改造内容との対応がわかるように、記号を追加した画像を以下に載せておきます。
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次に電池ホルダーですが、以下のようにリード線を1本追加しハンダ付けしました。(リード線はセロテープで固定しておくとハンダ付けし易いです。)
電池ホルダーに充電式ニッケル水素電池2本をセットしました。
この電池(2本直列)の開放電圧は 2.68(V) でした。
ボディに電池ホルダーをセットしてスイッチを押し、ライトを点灯してみました。
電流を測ると 156.8(mA) でした。(この値は信用できないかもしれないので、あくまでも単なる参考値です。)
この電流値は昇圧回路(『CL0118B』や『マイクロインダクター』)の消費電流も含んでいるため、実際にLEDに流れている値は分かりません。(たぶん大雑把に100(mA)位かも)
ついでに、今回の『CL0118B』と『マイクロインダクター』を使った昇圧回路ですが、これは発振回路の一種であり、周期的に電圧を上下させていて電圧が高くなったときにLEDが光るようになっています。
つまり実際には点灯し続けている訳ではなく、人間の目では認識できない速さで点滅している訳です。
このため、自分の持っているような普通のテスターでは昇圧回路からLEDへ出力される電流/電圧は(値が常に変動しているため)正しい値が計測できません。
というのが、今までに分かった事であり自分が認識している内容です。
...
さて、試しに電池1本でも点灯するのか実験してみました。
以下の単4形アルカリ乾電池の場合は開放電圧 1.46(V) でしたが、なんと点灯しました。
ついでに充電式ニッケル水素電池でも試してみると、開放電圧 1.327(V) でやっぱりこれも点灯しました。
普通なら弱々しい明かりだと思うのですがレンズのおかげでしょうか、思っていたよりも明るく感じました。
以上です。
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