【カテゴリ:100均LEDライト改造の記録 ランチャー】
以前、『ショート ランチャー 9』のLEDを『パワーLED』に交換して同時にUSB化するというような改造をしたことがありますが、今回それに電流制限用の抵抗を追加したので、その記録です。以下が、以前改造したときの記事です。
※ 参考記事:2013年05月01日
『ショート ランチャー 9』を『USB ライトスタンド』に改造してみた
『ショート ランチャー 9』を『USB ライトスタンド』に改造してみた
その後、別のUSBライトで以下の記事のような改造をしたときに、発熱でプラスチックが溶けてしまうという事がありました。
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※ 参考記事:2013年07月30日
『USB 2LED ライト』を改造して『パワーLED』化してみた
『USB 2LED ライト』を改造して『パワーLED』化してみた
その発熱の件については、以下の記事のように10Ωの抵抗を追加して対処しました。
※ 参考記事:2013年08月09日
『USB 2LED ライト』の『パワーLED』化(再チャレンジ)
『USB 2LED ライト』の『パワーLED』化(再チャレンジ)
というわけで、パワーLEDに交換&USB化した(以下の画像の)『ショート ランチャー 9』にも10Ωの抵抗を追加しておくことにしました。
実のところ改造しても実際に使う事はほとんど無いため、あまり(抵抗を追加する)意味は無いような気もするのですが、このままほったらかしておくのもスッキリしないので、とりあえず追加しておこうと思った訳です。
今回も20Ω(耐電力0.5W)の抵抗を2個使い、並列にすることで10Ω(耐電力1W)の合成抵抗としました。(10Ωで0.5W以上の抵抗を持っていなかったので、このようにしただけです。)
テスターで抵抗値を測ると、以下のようにピッタリ10Ωでした。
試しに電流値を測ってみました。
パソコンのUSBポートに接続した場合、566mA でした。(抵抗無しの状態)
10Ωの抵抗を追加してパソコンのUSBポートに接続した場合、149mA でした。
10Ωの抵抗を追加した状態で『USBポート付き充電用電池ボックス』(単3形電池×2本)に接続した場合、124mA でした。
10Ωの抵抗に掛かっている電圧を測ってみると、1.244V ありました。(このときの電流値は127mA)
という事で、抵抗が消費している電力は 1.244V × 0.127A ⇒ 約 0.158W でした。
LEDも含めた全体の電圧を測ってみると以下のように 4.65V でした。(このときの電流値は125mA)
全体の消費電力が 4.65V × 0.125A ⇒ 約 0.58W なので、今回のケースでは抵抗が全体のおよそ 27%(= 0.158W / 0.58W)も無駄に電力を消費していることが分かりました。
...
さて、キャップを開け以下のようにプラス側のリード線に抵抗を追加しました。
キャップを閉じて終了です。
念のため、パソコンに接続して10分以上ライトを点灯してみました。
ちなみに室温は 23.4℃でした。
ライトを点灯してからすぐに暖かくなりましたが、熱いという感じではありませんでした。
キャップを開けて中を確認すると、全く問題無いみたいでした。
抵抗を追加した事で明るさは落ちてしまいましたが、安全性の為には仕方ないかな、と思いました。
以上です。
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タグ:ショート ランチャー 9 抵抗
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こんにちわ
こちらの改造品を製作したいと思っていますが、使用されています抵抗について教えてください。
素人質問でごめんなさい。
『USB AC アダプタ』の出力は『DC 5V/800mA』を経由しての電源で、所持しているものを流用して10Ω(耐電力1W)とのことですが、秋月電子のカーボン抵抗(炭素皮膜抵抗)1W10Ωを使用すれば良いのでしょうか?
また、自分の持っている『USB AC アダプタ』の出力は『DC 5V/500mA』と『DC 5V/600mA』ですがどの抵抗を使用すれば問題ないでしょうか?
よろしくお願いします。
この記事の中で使ってる0.5W20Ω×並列2個と同じ事ですので、それで良いと思いますよ。
>どの抵抗を使用すれば問題ないでしょうか?
所詮趣味の工作に過ぎず何がベストかは個人の主観で変わってきますし、自分の場合はきりの良い10Ω程度でいいんじゃないかな〜ってアバウトな感じです。
責任を背負わされるのは嫌なので問題ないとは断言できないですが、感覚的にはもうちょっと小さくても良いと思いますよ。
素人なので色々と確認していたら、
市販されている製品などに関してのバラつきなどもあるし、理解できない抵抗などで困っていました。
とりあえず10Ωが無難そうなのでこちらで試し
不具合あれば交換したいと思います。
ありがとうございました。