【カテゴリ:100均LEDライト改造の記録 その他】
100均のランチャーライトからLED基板などのヘッド部分を取り出す方法ですが、今までと異なる方法を試してみました。きっかけは、以下の記事へのコメントを見たからでした。
※ 参考記事:2013年03月09日
『100均のランチャーライト』からLED基板などのヘッド部分を取り出す方法
『100均のランチャーライト』からLED基板などのヘッド部分を取り出す方法
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以下は、いただいたコメントからの一部引用です。
ところで以下の記事の『9LED ランチャー Jewelry』ですが、ちょうどチップ抵抗の値を調べるため基板を取り外そうと思っていました。
そこで、今回さっそく『レンズにホットボンドをつけて、板に貼り付けて引っ張る』という方法を試してみることにしたわけです。
まず、張り付ける板の代わりとして以下のようなプラスチックのケース(=綿棒が入っていたもの)を使う事にしました。
グルーガンでホットボンドをレンズの上につけました。
プラスチックのケースの底に張り付けました。
引っ張ってみると、『ポンッ』という音がしてホットボンドが剥がれました。
残念なことに外れたのはプラスチック・ケース側であり、レンズは外れませんでした。
同様に何回か繰り返してみましたが、結果は同じでした。
どうやら使用したプラスチック・ケースの底はホットボンドが剥がれやすくて相性が良くないみたいでした。
今度はテーブル(=正確にはコタツの天板)の上に張り付けてみました。
手で握って軽く傾けてみることにしました。
するとなんと簡単に外れました。全然力は入れてません。
さて、テーブルに張り付いた(レンズ側の)ホットボンドを剥がすために、横から小さなマイナスドライバーを差し込んでみました。
かなり強く張り付いており、全然剥がれる気配がありませんでした。
そのため、少し大きめのマイナスドライバーに換えて強くコジッてみました。
すると...なんと以下のようにテーブルの表面の一部が剥がれてしまいました。とんだハプニングです。
まぁしょうがないですが、とりあえずテーブルの表面はこれ以上キズが広がらないようにするためホットボンドを付けて平らに強く押し固め、その上にセロテープを貼っておきました。
レンズに付いたホットボンドは、グルーガンのコテ先の熱で溶かしながら剥がしました。
レンズはかなり頑丈であり、グルーガンのコテ先が触れても溶けたり傷がついたりというような事はありませんでした。
しかし綺麗にホットボンドを取り除くのは難しく、レンズ上にホットボンドが薄く残って曇ったようになってしまいました。
ここでふとコメントの中にあったアルコールの事を思い出し、試しに以下のようなメガネ用のクリーナーを使ってみることにしました。
ちなみにこのクリーナーは10年〜20年くらい昔のものであり、原料はアルコールみたいです。
たぶん今なら100円ショップでも売っていそうです。
このクリーナーを使って拭き取ってみると、なんと以下のようにすごく綺麗になりました。
ということで、ヘッド部分の取り出しは完了しました。
...
ところで、せっかくなのでついでに基板に取り付けてあるチップ抵抗の抵抗値を測ってみることにしました。
以下は、今回の『9LED ランチャー Jewelry』から取り出した基板です。
テスターで測ってみると、以前推測したとおりの 6.8Ω が表示されました。
ちなみにテスターの値は測り直すと 6.7Ω以下や7Ω以上の値が表示されることもあり、今ひとつ不安定で確信が持てませんでした。
正確を期すためにチップ抵抗を取り外し、表面に印字されている値を直接見て確認することにしました。
チップ抵抗は以下のようにスプリングの下にもぐりこんでいたため、スプリングも外す必要がありました。
『ハンダこて』とピンセットを使い、基板からスプリングとチップ抵抗を取り外しました。
以下は、取り外したチップ抵抗の表面です。
『6R8』と印字されていたため、『9LED ランチャー Jewelry』のチップ抵抗は6.8Ωである事が確認できました。
以上です。
今度はホットボンドをたっぷりレンズにつけて、木の板に張り付け、引っ張ったところ上手く外れました。ホットボンドはアルコールで簡単に取れます。
ところで以下の記事の『9LED ランチャー Jewelry』ですが、ちょうどチップ抵抗の値を調べるため基板を取り外そうと思っていました。
※ 参考記事:2013年10月21日
『FLET'S』で買った『9LED ランチャー Jewelry』
『FLET'S』で買った『9LED ランチャー Jewelry』
そこで、今回さっそく『レンズにホットボンドをつけて、板に貼り付けて引っ張る』という方法を試してみることにしたわけです。
まず、張り付ける板の代わりとして以下のようなプラスチックのケース(=綿棒が入っていたもの)を使う事にしました。
グルーガンでホットボンドをレンズの上につけました。
プラスチックのケースの底に張り付けました。
引っ張ってみると、『ポンッ』という音がしてホットボンドが剥がれました。
残念なことに外れたのはプラスチック・ケース側であり、レンズは外れませんでした。
同様に何回か繰り返してみましたが、結果は同じでした。
どうやら使用したプラスチック・ケースの底はホットボンドが剥がれやすくて相性が良くないみたいでした。
今度はテーブル(=正確にはコタツの天板)の上に張り付けてみました。
手で握って軽く傾けてみることにしました。
するとなんと簡単に外れました。全然力は入れてません。
さて、テーブルに張り付いた(レンズ側の)ホットボンドを剥がすために、横から小さなマイナスドライバーを差し込んでみました。
かなり強く張り付いており、全然剥がれる気配がありませんでした。
そのため、少し大きめのマイナスドライバーに換えて強くコジッてみました。
すると...なんと以下のようにテーブルの表面の一部が剥がれてしまいました。とんだハプニングです。
まぁしょうがないですが、とりあえずテーブルの表面はこれ以上キズが広がらないようにするためホットボンドを付けて平らに強く押し固め、その上にセロテープを貼っておきました。
レンズに付いたホットボンドは、グルーガンのコテ先の熱で溶かしながら剥がしました。
レンズはかなり頑丈であり、グルーガンのコテ先が触れても溶けたり傷がついたりというような事はありませんでした。
しかし綺麗にホットボンドを取り除くのは難しく、レンズ上にホットボンドが薄く残って曇ったようになってしまいました。
ここでふとコメントの中にあったアルコールの事を思い出し、試しに以下のようなメガネ用のクリーナーを使ってみることにしました。
ちなみにこのクリーナーは10年〜20年くらい昔のものであり、原料はアルコールみたいです。
たぶん今なら100円ショップでも売っていそうです。
このクリーナーを使って拭き取ってみると、なんと以下のようにすごく綺麗になりました。
ということで、ヘッド部分の取り出しは完了しました。
...
ところで、せっかくなのでついでに基板に取り付けてあるチップ抵抗の抵抗値を測ってみることにしました。
以下は、今回の『9LED ランチャー Jewelry』から取り出した基板です。
テスターで測ってみると、以前推測したとおりの 6.8Ω が表示されました。
ちなみにテスターの値は測り直すと 6.7Ω以下や7Ω以上の値が表示されることもあり、今ひとつ不安定で確信が持てませんでした。
正確を期すためにチップ抵抗を取り外し、表面に印字されている値を直接見て確認することにしました。
チップ抵抗は以下のようにスプリングの下にもぐりこんでいたため、スプリングも外す必要がありました。
『ハンダこて』とピンセットを使い、基板からスプリングとチップ抵抗を取り外しました。
以下は、取り外したチップ抵抗の表面です。
『6R8』と印字されていたため、『9LED ランチャー Jewelry』のチップ抵抗は6.8Ωである事が確認できました。
以上です。
【追記】2014-02-27 01:00
風防レンズからホットボンドを剥がすときは、この記事の中でも使っているメガネ用のクリーナー液(原料:LH-1,IPA=イソプロピルアルコールなど)をレンズとホットボンドの隙間に染み込ませるようにするとペリッと剥がれ易くなります。
このメガネ用のクリーナー液ですが、やはり100円ショップで売っていました。
以下は『キャンドゥ』と『FLET'S』のどちらで買ったものか忘れましたが、『ダイソー』でも同様の商品が売られているのを見かけました。
風防レンズからホットボンドを剥がすときは、この記事の中でも使っているメガネ用のクリーナー液(原料:LH-1,IPA=イソプロピルアルコールなど)をレンズとホットボンドの隙間に染み込ませるようにするとペリッと剥がれ易くなります。
このメガネ用のクリーナー液ですが、やはり100円ショップで売っていました。
以下は『キャンドゥ』と『FLET'S』のどちらで買ったものか忘れましたが、『ダイソー』でも同様の商品が売られているのを見かけました。
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タグ:ランチャーライト
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