【カテゴリ:100均LEDライト改造の記録 ランチャー】
『USBポート付き充電用電池BOX』の基板を使って『9LED ランチャー Jewelry』を単3形電池1本で点灯するように改造してみました。今回改造する『9LED ランチャー Jewelry』は、以下の記事のライトです。
※ 参考記事:2013年10月21日
『FLET'S』で買った『9LED ランチャー Jewelry』
『FLET'S』で買った『9LED ランチャー Jewelry』
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今回改造するきっかけとなったのは、以下の記事へのコメントを見たからでした。
『花工房』さんからのコメントであり、『チャージャーの基板の部品取りし昇圧だけの基板を作成しました。』と書かれていました。
このコメントと『花工房』さんのページをヒントに、ランチャーライトのヘッド部分に昇圧基板を組み込む方法を考えてみました。
という訳で、以降今回の改造の記録です。
以下は分解済みの『9LED ランチャー Jewelry』と『USBポート付き充電用電池BOX』です。
ちなみに『9LED ランチャー Jewelry』のヘッド部分は、以下の記事を書いたときに分解したっきりでその後ずっとそのままになっていました。
以下は『USBポート付き充電用電池BOX』(=『コアウェーブ株式会社』の製品で型番は『CW-130DEN』)の基板です。
基板から部品を取り外しました。
『昇圧用のIC』の表面に印字されている文字は、以下のように汚れていて完全には読み取れませんでした。
『昇圧用のIC』は基板から取り外さずに載せたままとし、周辺を切り落とす事にしました。
『ハンディーニブラー』を使い、『昇圧用のIC』の周辺をサクサクと切り落としました。
もし『ハンディーニブラー』を持っていなかったら、100均の金切鋸を使っていたかもしれないです。
大雑把に切り落とした後は『ダイヤモンドヤスリ』で回りが丸くなるように削って微調整し、結果以下のようになりました。
...
プラ板(=『硬質カードケース(B4サイズ)』を利用)に直径約20ミリの円の形となるように『丸キリ』でマーク(しるし)をつけました。
円の形を描くためのテンプレートとして、ボタン電池の『CR2025』を利用しました。ちなみに『2025』は、直径20ミリ、厚さ2.5ミリを示しています。
マークに従って、ハサミで切り落としました。
切り落とした後は『ダイヤモンドヤスリ』で周囲が丸くなるように削って調整し、同じようにしてもう1枚作成しました。(合計2枚作成)
...
丸いプラ板の上に両面テープを貼り、その上に『昇圧用のIC』の付いた基板を載せました。
以下のように『ショットキーバリアダイオード』の足をハンダ付けしました。(ハンダ付けは赤丸の2箇所)
以下のように『インダクタ』の足をハンダ付けしました。(ハンダ付けは赤丸の1箇所のみ)
以下のように『黒色のリード線』をハンダ付けしました。
以下のように『コンデンサ』のプラス側の足をハンダ付けしました。(長さが足りなかった為、中継用として0.5ミリのスズメッキ線を使いました。)
以下のように『黒色のリード線』を『コンデンサ』のマイナス側の足にハンダ付けしました。
以下のように『黄色のリード線』をハンダ付けしました。
以下のように『インダクタ』の足に『赤色のリード線』をハンダ付けしました。
以下のように『コンデンサ』のマイナス側の足にもう1本『黒色のリード線』をハンダ付けしました。
ところで、電池のプラス側と接触する端子部分には『USBポート付き充電用電池BOX』の基板から取り外した『電池のプラス側用の金具(端子)』を利用することにしました。
その丸い金具の端(はし)をニッパで切り落としてから、以下のように『赤色のリード線』にハンダ付けしました。
ハサミで以下のようにプラ板を少し切り落としました。
プラ板の上に両面テープを貼り、その上に丸い端子部分を載せ、赤いリード線を以下のようにホットボンドでプラ板に接着しました。
...
以下は『9LED ランチャー Jewelry』のLEDの基板です。(スプリングとチップ抵抗は取り外してある状態です。)
もう1枚の丸く切ったプラ板の中央部分に、以下のような穴を開けました。(穴を開けるのにはダイソーの『ミニルーター』と1.2ミリの『ドリルビット』などを使用しました。)
黄色と黒色のリード線を以下のようにプラ板の中央の穴に通しました。
黄色と黒色のリード線を以下のように基板にハンダ付けしました。(黄色はプラス側、黒色はマイナス側)
プラ板の中央の穴を少し削って広げました。
以下のように丸いプラ板をホットボンドで基板に接着しました。(2箇所)
以下は、ここまでの外観です。
高さのバランスを調整するため、以下のように『EVA シート』(黄色)を切ってプラ板に貼りました。
以下のように水平になりました。
改造したヘッド部分の基板をライトのボディに組み込みました。
以下は、ボディの内側から見たヘッド部分の状態です。
...
単3形電池用のスペーサーとして、丸めた厚紙(=パッケージの台紙などを利用)にゴムバンドを付けたものを使用する事にしました。
単3形電池1本をライトのボディに入れました。
ホルダーキャップはきついというような感じは全くなく、普通に閉まりました。
スイッチを押してライトを点灯してみました。
体感的な明るさは、無改造の状態(=6.8Ωのチップ抵抗付き、単4形電池3本使用)のときと比べてほとんど同じくらいでした。
『ランチャー9』(12Ωのチップ抵抗付き)よりも若干明るいような気がしました。
たぶん、LEDには 100mA 以上流れていると思うのでLEDドライバICの『CL0117』を使って単3形電池1本で点灯するよりもずっと明るいです。
参考までに、改造後の基板の配線図を簡単に書いてみました。ちなみに、恥ずかしながら自分は回路図の書き方を知りません。
なぜ『0Ωのチップ抵抗』が使われていたのかよく分かりませんが、単なるジャンパー線の代わりとして使われていただけかもしれないと思いました。
以上です。
※ 参考記事:2013年12月08日
『FLET'S』で買った『ミニランタン』(クリプトン球)の改造3台目(パワーLED化)
『FLET'S』で買った『ミニランタン』(クリプトン球)の改造3台目(パワーLED化)
『花工房』さんからのコメントであり、『チャージャーの基板の部品取りし昇圧だけの基板を作成しました。』と書かれていました。
このコメントと『花工房』さんのページをヒントに、ランチャーライトのヘッド部分に昇圧基板を組み込む方法を考えてみました。
という訳で、以降今回の改造の記録です。
以下は分解済みの『9LED ランチャー Jewelry』と『USBポート付き充電用電池BOX』です。
ちなみに『9LED ランチャー Jewelry』のヘッド部分は、以下の記事を書いたときに分解したっきりでその後ずっとそのままになっていました。
※ 参考記事:2013年11月10日
『100均のランチャーライト』からLED基板などのヘッド部分を取り出す方法−その2
『100均のランチャーライト』からLED基板などのヘッド部分を取り出す方法−その2
以下は『USBポート付き充電用電池BOX』(=『コアウェーブ株式会社』の製品で型番は『CW-130DEN』)の基板です。
基板から部品を取り外しました。
『昇圧用のIC』の表面に印字されている文字は、以下のように汚れていて完全には読み取れませんでした。
『昇圧用のIC』は基板から取り外さずに載せたままとし、周辺を切り落とす事にしました。
『ハンディーニブラー』を使い、『昇圧用のIC』の周辺をサクサクと切り落としました。
もし『ハンディーニブラー』を持っていなかったら、100均の金切鋸を使っていたかもしれないです。
大雑把に切り落とした後は『ダイヤモンドヤスリ』で回りが丸くなるように削って微調整し、結果以下のようになりました。
...
プラ板(=『硬質カードケース(B4サイズ)』を利用)に直径約20ミリの円の形となるように『丸キリ』でマーク(しるし)をつけました。
円の形を描くためのテンプレートとして、ボタン電池の『CR2025』を利用しました。ちなみに『2025』は、直径20ミリ、厚さ2.5ミリを示しています。
マークに従って、ハサミで切り落としました。
切り落とした後は『ダイヤモンドヤスリ』で周囲が丸くなるように削って調整し、同じようにしてもう1枚作成しました。(合計2枚作成)
...
丸いプラ板の上に両面テープを貼り、その上に『昇圧用のIC』の付いた基板を載せました。
以下のように『ショットキーバリアダイオード』の足をハンダ付けしました。(ハンダ付けは赤丸の2箇所)
以下のように『インダクタ』の足をハンダ付けしました。(ハンダ付けは赤丸の1箇所のみ)
以下のように『黒色のリード線』をハンダ付けしました。
以下のように『コンデンサ』のプラス側の足をハンダ付けしました。(長さが足りなかった為、中継用として0.5ミリのスズメッキ線を使いました。)
以下のように『黒色のリード線』を『コンデンサ』のマイナス側の足にハンダ付けしました。
以下のように『黄色のリード線』をハンダ付けしました。
以下のように『インダクタ』の足に『赤色のリード線』をハンダ付けしました。
以下のように『コンデンサ』のマイナス側の足にもう1本『黒色のリード線』をハンダ付けしました。
ところで、電池のプラス側と接触する端子部分には『USBポート付き充電用電池BOX』の基板から取り外した『電池のプラス側用の金具(端子)』を利用することにしました。
その丸い金具の端(はし)をニッパで切り落としてから、以下のように『赤色のリード線』にハンダ付けしました。
ハサミで以下のようにプラ板を少し切り落としました。
プラ板の上に両面テープを貼り、その上に丸い端子部分を載せ、赤いリード線を以下のようにホットボンドでプラ板に接着しました。
...
以下は『9LED ランチャー Jewelry』のLEDの基板です。(スプリングとチップ抵抗は取り外してある状態です。)
もう1枚の丸く切ったプラ板の中央部分に、以下のような穴を開けました。(穴を開けるのにはダイソーの『ミニルーター』と1.2ミリの『ドリルビット』などを使用しました。)
黄色と黒色のリード線を以下のようにプラ板の中央の穴に通しました。
黄色と黒色のリード線を以下のように基板にハンダ付けしました。(黄色はプラス側、黒色はマイナス側)
プラ板の中央の穴を少し削って広げました。
以下のように丸いプラ板をホットボンドで基板に接着しました。(2箇所)
以下は、ここまでの外観です。
高さのバランスを調整するため、以下のように『EVA シート』(黄色)を切ってプラ板に貼りました。
以下のように水平になりました。
改造したヘッド部分の基板をライトのボディに組み込みました。
以下は、ボディの内側から見たヘッド部分の状態です。
...
単3形電池用のスペーサーとして、丸めた厚紙(=パッケージの台紙などを利用)にゴムバンドを付けたものを使用する事にしました。
単3形電池1本をライトのボディに入れました。
ホルダーキャップはきついというような感じは全くなく、普通に閉まりました。
スイッチを押してライトを点灯してみました。
体感的な明るさは、無改造の状態(=6.8Ωのチップ抵抗付き、単4形電池3本使用)のときと比べてほとんど同じくらいでした。
『ランチャー9』(12Ωのチップ抵抗付き)よりも若干明るいような気がしました。
たぶん、LEDには 100mA 以上流れていると思うのでLEDドライバICの『CL0117』を使って単3形電池1本で点灯するよりもずっと明るいです。
参考までに、改造後の基板の配線図を簡単に書いてみました。ちなみに、恥ずかしながら自分は回路図の書き方を知りません。
なぜ『0Ωのチップ抵抗』が使われていたのかよく分かりませんが、単なるジャンパー線の代わりとして使われていただけかもしれないと思いました。
以上です。
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プラス側のバネのスペースを使うアイデア、参考にさせていただきます。
自分にとっては電池ボックスの加工が一番難しいので(*゚艸゚)
今、ランチャー9等ではずしたLEDで照明を作ろうとしています。
というか基板はできました。
反射板取り付け用のトルクヒンジも買ってきました。
が調度良いケースを物色中です。
自分が買ってるバージョンはそのパターンさえありません。
ヒューズは省略してジャンパーに変更、基板は以前のものを流用したのかな?
そして、ヒューズのパターンの無い基板に移行したのかも。
前回コメントいただいてから花工房さんのブログはちょくちょく見させてもらってました。
『USBポート付き充電用電池BOX』は結構いろんなバリエーションの基板があるみたいですね。