【カテゴリ:日記 その他】
秋葉原の『秋月電子通商』で買った『LEDテスター』を使ってみました。この『LEDテスター』を買ってきたことについては以下の記事に書いていますが、取説が付属されていなかったため、今ひとつ使い方がわかりませんでした。
※ 参考記事:2013年12月30日
秋葉原で『LED(5ミリ砲弾タイプ)』や『USBポート付き充電用電池ボックス』,『抵抗』などを買ってきた
秋葉原で『LED(5ミリ砲弾タイプ)』や『USBポート付き充電用電池ボックス』,『抵抗』などを買ってきた
使ってみて色々分かったことがあるので、せっかくなので分かったことなどを書いておくことにしました。
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以下は箱の外観です。
箱から取り出しました。
箱の中に説明書のようなものは入っていませんでした。
以下は『LEDテスター』本体の外観です。
分解してみました。
電池は『9V(006P型)』の乾電池が内蔵されていました。
試しに以下のようなLED(超高輝度5mm白色LED OSW54K5111A 45cd15度)を使い、適当に挿してLEDの点灯テストをしてみました。
下段なのですが、挿す場所によっては点灯しなかったり、またなぜか以下のように横向きに挿したものが点灯するなど、よく理解できませんでした。
そこで基板の裏側の配線を見てみると、以下のように赤丸の箇所は線が繋がっておらず通電しないようになっていました。
右から2列目(表側から見ると左から2列目)の黄色く囲った箇所は、上下(プラスとマイナスの極性)が逆になっていました。
以下は分かりやすいように少し整理してみた画像です。
上段は流れる電流が左から 2mA×2列 , 5mA×2列 , 10mA×3列 , 20mA×4列 , 30mA×2列 というようになっていました。
下段は正方形のかたちをした『Flux型LED』用であり、左から 20mA , 50mA , 70mA, 150mA となっていて以下のようなイメージで挿せるようになっていました。(以下は加工したイメージ画像です。)
下段の左から4列目(黄緑色の箇所)など赤丸の箇所は線が繋がっていないため通電しません。
自分は素人の為これの理由ついてはよく分かりませんが、もしかしたら1列ズレたりなど間違って挿してしまった場合に対しての対策になっているのかもしれないと思いました。
下段の左から2列目はプラスとマイナスの極性が逆になっているため、試しに以下のように挿してみると予想通り点灯しました。
...
ところで、パワーLEDやランチャーライトから取り外した足の短いLEDなども点灯テストができるようにしたいと思い、テスト用のケーブルを自作してみました。
使用したのは、ダイソーで買った『ワニ口クリップ』(小サイズ)とコンピュエースというお店で買った『オス/メス変換ハリ』などです。
作ったケーブルをテスターに挿してみました。
以下のような、足が短くなっているLEDを試してみました。
スイッチのボタンを押すと以下のように点灯しました。
ちなみに、色々なところに挿して実験していたところLEDが点灯しなくなってしまいました。
どうやら大きい電流の箇所に繋げたことでチップが焼けてしまったみたいでした。
...
さて、パワーLED(放熱基板付)のほうですが、こちらも以下のように点灯チェックすることができました。
以上です。
箱から取り出しました。
箱の中に説明書のようなものは入っていませんでした。
以下は『LEDテスター』本体の外観です。
分解してみました。
電池は『9V(006P型)』の乾電池が内蔵されていました。
試しに以下のようなLED(超高輝度5mm白色LED OSW54K5111A 45cd15度)を使い、適当に挿してLEDの点灯テストをしてみました。
下段なのですが、挿す場所によっては点灯しなかったり、またなぜか以下のように横向きに挿したものが点灯するなど、よく理解できませんでした。
そこで基板の裏側の配線を見てみると、以下のように赤丸の箇所は線が繋がっておらず通電しないようになっていました。
右から2列目(表側から見ると左から2列目)の黄色く囲った箇所は、上下(プラスとマイナスの極性)が逆になっていました。
以下は分かりやすいように少し整理してみた画像です。
上段は流れる電流が左から 2mA×2列 , 5mA×2列 , 10mA×3列 , 20mA×4列 , 30mA×2列 というようになっていました。
下段は正方形のかたちをした『Flux型LED』用であり、左から 20mA , 50mA , 70mA, 150mA となっていて以下のようなイメージで挿せるようになっていました。(以下は加工したイメージ画像です。)
下段の左から4列目(黄緑色の箇所)など赤丸の箇所は線が繋がっていないため通電しません。
自分は素人の為これの理由ついてはよく分かりませんが、もしかしたら1列ズレたりなど間違って挿してしまった場合に対しての対策になっているのかもしれないと思いました。
下段の左から2列目はプラスとマイナスの極性が逆になっているため、試しに以下のように挿してみると予想通り点灯しました。
...
ところで、パワーLEDやランチャーライトから取り外した足の短いLEDなども点灯テストができるようにしたいと思い、テスト用のケーブルを自作してみました。
使用したのは、ダイソーで買った『ワニ口クリップ』(小サイズ)とコンピュエースというお店で買った『オス/メス変換ハリ』などです。
作ったケーブルをテスターに挿してみました。
以下のような、足が短くなっているLEDを試してみました。
スイッチのボタンを押すと以下のように点灯しました。
ちなみに、色々なところに挿して実験していたところLEDが点灯しなくなってしまいました。
どうやら大きい電流の箇所に繋げたことでチップが焼けてしまったみたいでした。
...
さて、パワーLED(放熱基板付)のほうですが、こちらも以下のように点灯チェックすることができました。
以上です。
【追記】2014-01-05 19:00
下段の左から2列目ですが、抵抗が入っていないみたいだったので試しに上下逆(=上側をマイナス/下側をプラス)として3WパワーLEDに繋ぎスイッチを入れ点灯させてみたところ、500mA 以上流れました。
たぶん、LEDが焼けたのはこれが原因ではないかと思います。
というわけで、下段の左から2列目に普通の砲弾形LEDを上下逆に挿してスイッチを押したら絶対ダメです。これは結構重大な注意事項ではないかと思いました。
というか、そもそも下段は『Flux型LED』用であり、ここに砲弾形のLEDを繋ぐ事自体が間違った使い方のようでした。
下段の左から2列目ですが、抵抗が入っていないみたいだったので試しに上下逆(=上側をマイナス/下側をプラス)として3WパワーLEDに繋ぎスイッチを入れ点灯させてみたところ、500mA 以上流れました。
たぶん、LEDが焼けたのはこれが原因ではないかと思います。
というわけで、下段の左から2列目に普通の砲弾形LEDを上下逆に挿してスイッチを押したら絶対ダメです。これは結構重大な注意事項ではないかと思いました。
というか、そもそも下段は『Flux型LED』用であり、ここに砲弾形のLEDを繋ぐ事自体が間違った使い方のようでした。
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タグ:LEDテスター
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3つの端子を同時に使うようになっています。
そのすぐ左に「ACA」「CAC」と書いてある図の通り
ACA=アノード、カソード、アノード=+、−、+(LEDの極性がこの並び)
CAC=カソード、アノード、カソード=−、+、−(同上)
という端子の並びになっているLEDをチェックできるようになっています。
ここの上下6端子の内、角の4つは右端の図と同じなので
真ん中の端子を使わないFlux型LEDもチェックできます。
4列目の空白は下段の左端と右端の図が違うので境界になっているのでしょう。
下段の左から2列目はどちらも360Ωの抵抗を通してここに一旦集まり
電源、またはGNDに行っているので
この2列目の上下にLEDをつなげると電源とGNDに直結になります。
でも、説明書がないと間違って使ってしまいそうです。
以前、サーバーのケースに電源表示用ランプとして2色(=Amber/Green)に切り替え可能な3本足のLEDが付いていたのを思い出しました。
そのようなLEDもチェックできるとは、コメントを拝見するまで全く思いつきませんでした。
そして左下の図はそれを示しているという事が分かり、とてもスッキリしました。
左下の6端子は本来の用途(=3本足のLED用)以外にもFlux型LED用として使え、更に4列目は単なる境界ということであり、なるほど〜と納得する事ができました。
役に立つ貴重な情報を教えて頂き、助かりました。まことにありがとうございます。
−−−以下追記 15:45−−−
下段2列目ですが電源直結という事は約9Vなので、逆挿しではなく普通にLEDを繋いだとしても、その場合は逆電圧(逆耐圧)オーバーとなりどっちみちLEDは壊れる(可能性がある)ということですね。
もしかしたらLEDが壊れたのは、単純に逆電圧オーバーが原因だったのかもしれないと思いました。
乾電池の場合はACアダプターと違って数Ω〜10数Ωの内部抵抗があるので
それなりに電流制限がかかります。
但し、ニッケル水素電池は単三だとショートで2A以上くらい流れるので
(一般用でも1C以上流れます/エネループ単三はmin1900mAhなので最小でも1.9A)
これを電源に使う時はショートに十分注意すべきです。
もし9Vがニッケル水素電池x6本でLEDをショートさせると
目が焼きつくくらいの眩い光を発した後でLEDの電極が溶けていたでしょう。
実験結果を見ると
9V電池に「3WパワーLED」を直結して525mA流れています。
これから電池の内部抵抗を計算すると
(電池の内部抵抗)=((電池の起電力)−(LEDの順電圧))/(動作電流)
=(9−3.7)/0.525=10.1Ω
9V積層アルカリ電池の内部抵抗は約10Ωと言われていて
その通りになっています。
LEDが壊れる原因は
1.電流を流し過ぎ
2.逆電圧をかけ過ぎ
3.静電気(青や白色LEDなどは静電気に弱い)
がありますが、今回は1か2の可能性が高いですね。
丁寧な説明であり、とても参考になりました。
自分の中では、内部抵抗というとキーホルダー型のLEDライトの使用経験からボタン電池は内部抵抗が大きいという事ぐらいしか特に意識していませんでした。
電池は単純そうで奥が深いですね。単に自分が素人過ぎるだけかもしれませんが。
それぞれの電流表示は赤色LED(VF=2V)を想定しているようです。
以下
表示電流 ... 実装抵抗値 : ((電源電圧)−(VF))/(抵抗値)=LED電流値
2mA ... 3.6kΩ : (9-2)/3.6k=1.94mA
5mA ... 1.5kΩ : (9-2)/1.5k=4.67mA
10mA ... 680Ω : (9-2)/680=10.3mA
20mA ... 360Ω : (9-2)/360=19.4mA
30mA ... 270Ω : (9-2)/270=25.9mA → 240Ω : (9-2)/240=29.2mA
20mA ... 360Ω : (9-2)/360=19.4mA
50mA ... 150Ω : (9-2)/150=46.7mA
70mA ... 100Ω : (9-2)/100=70.0mA
150mA ... 51Ω : (9-2)/51=137mA → 47Ω : (9-2)/47=149mA
30mAと150mAはもとから付いている抵抗だと電流が小さいので
→の右側の抵抗の方が近くなります。
ここだけ意図的に抵抗を大きくしている理由が謎です。
テストするLEDが白色だとVFが違うので表示電流と違ってしまいます。
白色LED(VF=3.3V)を20mAのソケットで点灯する場合
(9-3.3)/360=15.8mA
少し小さくなります。
素晴らしいです。分かりやすくて非常に参考になりました。
実を言うと『超高輝度5mm白色LED OSW54K5111A 45cd15度』を使って試したとき、体感的に流れている電流が少し低いように感じてました。
そこで実際に測ってみると以下のような結果になりました。
表示電流 ... 実測値
2mA ... 1mA
5mA ... 4mA
10mA ... 9mA
20mA ... 16mA
30mA ... 21mA
50mA ... 35mA
使用したLEDは『OSW54K5111A』です。
自分のテスト環境で測れる最小単位は1mAまでです。
>白色LED(VF=3.3V)を20mAのソケットで点灯する場合
>(9-3.3)/360=15.8mA
との事でしたが、まさにその通りの結果となりました。
−−−以下追記−−−
上の実測値は0.1Ωの抵抗にかかる電圧から求めていましたが、テスター(METEX P-10)本来の電流レンジで測ったところ以下のようになりました。
値は測るたびに変動して一定ではないため、あくまでもサンプル値です。
表示電流 ... 実測値
2mA ... 1.79mA
5mA ... 4.14mA
10mA ... 8.77mA
20mA ... 15.83mA
30mA ... 20.23mA
50mA ... 32.84mA