【カテゴリ:100均LEDライト改造の記録 ランチャー】
『ダイソー』で買った『3LED ライト(リフラン)』のLEDを3チップ白色LED(OSWX4E56F1A)に交換し、更にヘッド側に昇圧回路(CL0118B)を組み込んで単4形電池2本で点灯できるように改造してみました。以下が今回の改造に使用した主なパーツです。全て『秋月電子通商』で購入しました。
LED:4.8mm3チップ白色LED 帽子型3Vタイプ OSWX4E56F1A (10個入)
価格=1パック10個入 ¥300(税込)
※ IF:60mA VF:3.1V 25ルーメン
昇圧用IC:LEDドライバIC CL0118B(5個入)
価格=1パック5個入 ¥100(税込)
インダクタ(コイル):マイクロインダクタ47μH(10個入)
価格=1パック10個入 ¥100(税込)
※ アキシャルリードタイプ 直流抵抗:0.55Ωmax
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今回の改造に使用したパーツの費用は、それぞれ1個あたりの単価に換算して計算すると合計120円でした。
内訳:LED×3個=90円(=単価30円×3個)/『CL0118B』×1個=20円/『マイクロインダクタ47μH』×1個=10円
ライト自体は105円だったので、ライト本体を含めると全部で225円です。
以降、今回の改造の記録です。
以下は今回の改造に使用した『3LED ライト(リフラン)』と『4.8mm3チップ白色LED 帽子型3Vタイプ OSWX4E56F1A』、『マイクロインダクタ47μH』、『LEDドライバIC CL0118B』です。
改造前と後で照度がどのくらい変わるか比較しようと思った為、まず改造前の状態で照度を測っておきました。
改造前は 490(x100)Lux と表示されました。
ライトからの基板部分の取り出しですが、今回は内側から押し出す方法ではなかなか取り出せなかったため、レンズにホットボンドを張り付ける方法で取り出しました。
以下は、取り出した基板部分です。
基板からLEDと抵抗を取り外しました。(スプリングは付けたままです。)
LED(『4.8mm3チップ白色LED 帽子型3Vタイプ OSWX4E56F1A』)×3個を基板に取り付けてハンダ付けしました。余分なLEDの足の部分はニッパーでカットしました。
基板に『CL0118B』を載せてハンダ付けしました。
更に『マイクロインダクタ47μH』をハンダ付けし、余分な足の部分はカットしました。
以下は単なる外観です。
これをボディに入れ、更にフタをするようなイメージでレンズを押し込みました。
以下は、ボディの内側から見た基板の状態です。
電池ホルダーにセットする電池は2本とするため、リード線を追加して電池1本分のスペースを埋めました。
単4形電池×2本を電池ホルダーにセットしました。
ライト本体に電池ホルダーを入れてスイッチを押し、ライトを点灯させてみました。
期待通りの非常に満足できる明るさとなりました。
配光としては輪郭がやや三角形の『おにぎり』型みたいになっていましたが、スポットは綺麗に中心に寄っていました。
普通の3LEDのライトだとLEDの光りが重なってマダラのような部分ができますが、今回のライトがこのように綺麗な形になっているのはリフレクターが良くできているおかげではないかと思いました。
照度を計ってみると、1003(x100)Lux と表示されました。
今回の改造を実施する前(=純正の状態)が 490(x100)Lux だったので、照度は倍以上に増えました。
...
さて、以前『CL0118B』を使った改造において電池1本でもライトが点灯したのをふと思い出したので、電池を1本にして試してみることにしました。
電池ホルダーには単4形電池×1本とダミー電池×1本をセットしました。
照度は 239(x100)Lux と表示されました。参考までに電池の開放電圧は 1.555V でした。
単4形電池×1本で点灯するなら当然単3形電池×1本でも点灯するはずなので、今度は単3形電池×1本で試してみました。
水道用のホースを短く切ったものをスペーサーに利用して単3形アルカリ乾電池×1本をセットしました。
照度は 231(x100)Lux と表示され、参考までに電池の開放電圧は 1.509V でした。
今度は、充電式ニッケル水素電池×1本で試してみました。
照度は 131(x100)Lux であり、参考までに電池の開放電圧は 1.331V でした。
...
今回の改造は、満足できる明るさ、単4形電池×2本または単3形電池1本でも使える便利さ、そして改造費用(=単価で計算した場合)の安さという点で自分が今まで行なった100均ライトの改造の中では1番優れた結果が出せたように思います。
たぶん今回の改造に使用した『3LED ライト(リフラン)』と『4.8mm3チップ白色LED 帽子型3Vタイプ OSWX4E56F1A』、『LEDドライバIC CL0118B』、『マイクロインダクタ47μH(直流抵抗:0.55Ωmax)』の組み合わせは、ベストマッチングではないかと思いました。
以上です。
内訳:LED×3個=90円(=単価30円×3個)/『CL0118B』×1個=20円/『マイクロインダクタ47μH』×1個=10円
ライト自体は105円だったので、ライト本体を含めると全部で225円です。
以降、今回の改造の記録です。
以下は今回の改造に使用した『3LED ライト(リフラン)』と『4.8mm3チップ白色LED 帽子型3Vタイプ OSWX4E56F1A』、『マイクロインダクタ47μH』、『LEDドライバIC CL0118B』です。
改造前と後で照度がどのくらい変わるか比較しようと思った為、まず改造前の状態で照度を測っておきました。
改造前は 490(x100)Lux と表示されました。
ライトからの基板部分の取り出しですが、今回は内側から押し出す方法ではなかなか取り出せなかったため、レンズにホットボンドを張り付ける方法で取り出しました。
以下は、取り出した基板部分です。
基板からLEDと抵抗を取り外しました。(スプリングは付けたままです。)
LED(『4.8mm3チップ白色LED 帽子型3Vタイプ OSWX4E56F1A』)×3個を基板に取り付けてハンダ付けしました。余分なLEDの足の部分はニッパーでカットしました。
基板に『CL0118B』を載せてハンダ付けしました。
更に『マイクロインダクタ47μH』をハンダ付けし、余分な足の部分はカットしました。
以下は単なる外観です。
これをボディに入れ、更にフタをするようなイメージでレンズを押し込みました。
以下は、ボディの内側から見た基板の状態です。
電池ホルダーにセットする電池は2本とするため、リード線を追加して電池1本分のスペースを埋めました。
単4形電池×2本を電池ホルダーにセットしました。
ライト本体に電池ホルダーを入れてスイッチを押し、ライトを点灯させてみました。
期待通りの非常に満足できる明るさとなりました。
配光としては輪郭がやや三角形の『おにぎり』型みたいになっていましたが、スポットは綺麗に中心に寄っていました。
普通の3LEDのライトだとLEDの光りが重なってマダラのような部分ができますが、今回のライトがこのように綺麗な形になっているのはリフレクターが良くできているおかげではないかと思いました。
照度を計ってみると、1003(x100)Lux と表示されました。
今回の改造を実施する前(=純正の状態)が 490(x100)Lux だったので、照度は倍以上に増えました。
...
さて、以前『CL0118B』を使った改造において電池1本でもライトが点灯したのをふと思い出したので、電池を1本にして試してみることにしました。
電池ホルダーには単4形電池×1本とダミー電池×1本をセットしました。
照度は 239(x100)Lux と表示されました。参考までに電池の開放電圧は 1.555V でした。
単4形電池×1本で点灯するなら当然単3形電池×1本でも点灯するはずなので、今度は単3形電池×1本で試してみました。
水道用のホースを短く切ったものをスペーサーに利用して単3形アルカリ乾電池×1本をセットしました。
照度は 231(x100)Lux と表示され、参考までに電池の開放電圧は 1.509V でした。
今度は、充電式ニッケル水素電池×1本で試してみました。
照度は 131(x100)Lux であり、参考までに電池の開放電圧は 1.331V でした。
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今回の改造は、満足できる明るさ、単4形電池×2本または単3形電池1本でも使える便利さ、そして改造費用(=単価で計算した場合)の安さという点で自分が今まで行なった100均ライトの改造の中では1番優れた結果が出せたように思います。
たぶん今回の改造に使用した『3LED ライト(リフラン)』と『4.8mm3チップ白色LED 帽子型3Vタイプ OSWX4E56F1A』、『LEDドライバIC CL0118B』、『マイクロインダクタ47μH(直流抵抗:0.55Ωmax)』の組み合わせは、ベストマッチングではないかと思いました。
以上です。
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毎回、どんな記事がUPされるかとても楽しみにしています。
リフに綺麗に写った発光部を見ると「リフラン」は帽子型LED用に設計されていることが良く分かりますね。だから良い照度が出たのだと思います。
百均のリフ付きライトのリフはどれも帽子型LEDに合わせて設計されているように感じます。
又、電池一本の時はCL0118Bでは性能を発揮できず、一本用に調整されたCL0117の1/2.5の電流しか流れません。
CL0117は入手し易く手軽ですが、供給可能電力が少なくて、ここで使われている3chip-LEDの性能(25lm@60mA)を十分発揮することが出来ないと思います。
電池電圧が1.4V位になると3chip-LEDへ40mA位(6割程度)です。
他のICは価格が高くなるので痛し痒しです。
実を言うと最近の照度計やLED交換などの記事の多くは『mytoshi』さんからいただいた前回のコメントが大きなきっかけとなっています。
前回アドバイスいただいた砲弾型白色LEDを調べていて、その後3chip-LEDに行き着きました。
>「リフラン」は帽子型LED用に設計されていることが良く分かりますね。
ちょうど自分もそのように考えていたところであり、まさにそのとおりだと思いました。
>電池一本の時はCL0118Bでは性能を発揮できず、
やっぱり、そうですよね。
>他のICは価格が高くなるので痛し痒しです。
もしかしてHT7750AやHT7733Aの事でしょうか。まだまだ自分は未熟者であり、最近ようやくそのあたりのICを使った昇圧回路が分かるようになってきました。
自分の場合は知識が無い事もありますが、部品が一式揃っていて便利なので『USBポート付き充電用電池ボックス』の基板を多用している次第です。
LEDについては私もこの頃は帽子型3chipに移行しつつあります。
今のお気に入り「LP-AWME56F1」は40lm@90mA、27lm@60mAでとても明るいです。(kingpcfxさんご利用LEDの上位品?選別品?)そのままでは照射範囲が広角過ぎるので、リフが無いライトにはコリメータレンズ使用で集光できると考えています。
電池一本駆動でこのLEDの性能を満喫したいと考え昇圧ICを探しています。
HT7733A等はCL0117と同程度の性能ではないかと思いますので検討対象外です。
購入しやすさで今考えているのはAH6211です。インダクタを変えるだけで、電池一本で 3W-PowerLEDも駆動可能らしい。
http://www.aitendo.com/product/5267
一番欲しいのはLTC3490(いろいろ調整できて楽しそう)ですが、IC単体を手軽に購入可能なお店が見つかりません。
http://www.linear-tech.co.jp/product/LTC3490
現在改造検討中案件の一つは、Big5のヘッドを取り外しそのネジ部を切り取って利用して筒を二連化&単四一本駆動化し、Cree専用小型コリメータレンズをBig5の二連化筒部分に内蔵してキーホルダーにすることです。LED側へ100mA位流して明るくしたいと思います。まもなくICとレンズを購入予定です。
うーん、本格的ですね。ものすごく興味をそそられました。
ざっと調べたところ「LP-AWME56F1A」は『LED通販 エルパラ』で販売されているLEDで、『LED SHOP こりす堂』だと『Monster4.8 V』の名前で有名みたいですね。
エルパラ「LP-AWME56F1A」:データシート http://www.peace-corp.co.jp/data/opto/LP-AWME56F1A.pdf
こりす堂「OSAWME56F1A」:データシート http://www.shimarisudo.com/tantai/monster483.pdf
自分は送料がもったいなくて秋月電子で直接買える商品にしか目を向けていませんでしたが、おかげで視野が広がり改造の選択肢が増えました。
昇圧ICについてはとても参考になりました。
今の自分のレベルではまだ手を出せませんが、いつかそのような昇圧ICを使った改造ができるようになりたいと思いました。