【カテゴリ:パソコン 『Ubuntu』 アップグレード】
昨日(4月18日)は『NEC製 Express5800/S70 タイプPJ』のパソコンで『Ubuntu』のバージョンを『13.10』から『14.04 LTS』にアップグレードしたので、その記録です。【本体のハードウェア環境】
『Express5800/S70 タイプPJ』がベースで、デフォルトの状態から以下のように変更しています。
1.メモリを8GB(=4GB×2)に交換
2.グラボ『SAPPHIRE HD5450 512M DDR3 PCI-E VGA/DVI-I/DP』を増設
【使用しているモニタ】
『IBM T221 (9503-DGP)』(EDID の設定値は 37)
【OS 環境】
160GB のハードディスクの先頭 100GB に『Windows 7 Pro x64 SP1』、残りのエリアに『Ubuntu 13.10』(32bit版)がインストールしてあり、デュアルブートの構成です。
前回『Ubuntu』のバージョンを『13.04』から『13.10』にアップグレードしたときの事は、以下の記事(※)で書いています。
※ 参考記事:2013年10月18日
『Ubuntu』のバージョンを『13.04』から『13.10』にアップグレードした
『Ubuntu』のバージョンを『13.04』から『13.10』にアップグレードした
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別の作業をしていたため、このときはとりあえず『次回にたずねる』をクリックしました。
その後作業が終わったので、左上に表示されている『ダッシュアイコン』をクリックしました。
検索入力ボックスに『up』と入力して『ソフトウェアの更新』のアイコンを表示し、クリックしました。
以下のように表示されました。
『アップグレード...』をクリックしました。
以下のような『認証』画面が表示されたので、パスワードを入力しました。
以下のような『リリースノート』が表示されました。
『アップグレード(U)』をクリックすると、以下のような『ディストリビュージョンのアップグレード』画面が表示されました。
以下のように『アップグレードを開始しますか?』と表示されたので、『アップグレードを開始(S)』をクリックしました。
...
途中で以下のような画面が表示されたので、『そのまま(K)』をクリックしました。(mysql-server 用の設定ファイルみたいでした)
『サポートが中止された(あるいはリポジトリに存在しない)パッケージを削除しますか?』と表示されたので、『削除(R)』をクリックしました。
...
以下のように『アップグレードを完了するには再起動してください』と表示されたので、『すぐに再起動(R)』をクリックしました。
アップグレードに要した時間ですが、開始してからここまでに約1時間ほどかかりました。
...
再起動時、以下のような『GRUB』のOS選択画面が表示されたので、一番上の『Ubuntu』を選択しました。
『Ubuntu』が起動され、以下のようなデスクトップ画面が表示されました。
右上に表示されている電源マークをクリックして表示されるメニューから、『このコンピューターについて』をクリックしてみました。
以下のような『詳細』画面が表示され、『Ubuntu 14.04 LTS』となっていました。
...
いくつかのソフトの動作確認をしてみました。
・ブラウザ『Firefox』のバージョンは『28.0』でした。
・『Libre Office』のバージョンは『4.2.3.3』でした。
・『Wine』を利用した『MetaTrader 4』は、そのまま特に問題なく動作しました。
・スマートフォン・シミュレータの『Mobilizer』も動作しました。
・『GMOクリック証券』のFX取引ツール『はっちゅう君FX』ですが、アイコンをダブルクリックして起動しようとしたところ一瞬上の画像のように表示されただけで『はっちゅう君FX』自体は起動されませんでした。
参考までに『java』のバージョンを確認すると、以下のように表示されました。
$ java -version
java version "1.7.0_51"
OpenJDK Runtime Environment (IcedTea 2.4.6) (7u51-2.4.6-1ubuntu4)
OpenJDK Server VM (build 24.51-b03, mixed mode)
ところで、右上のメニュー項目から『再起動...』の表示が消えているのに気付きました。(前回『13.10』のときは表示されていましたが、また削除されたみたいでした。)
...
試しに画面の解像度を『QUXGA-W(3840x2400)』に変更してみたところ、特に問題なく表示されました。
さて、『VMware Player』の動作確認をしてみることにしました。
『VMware Player』のアイコンをクリックして起動しました。
インストールしてある『VMware Player』のバージョンは『6.0.0 build-1295980』だったと思います。(古いバージョン)
起動すると、以下のような『VMware Kernel Module Updater』の画面が表示されました。
『Install』ボタンをクリックすると、以下のようにコンパイルが開始されました。
この後、以下のようなエラーが表示されて『VMware Player』は起動できませんでした。
その為、以下のページから最新バージョンの『6.0.2 build-1744117』(ファイル名:VMware-Player-6.0.2-1744117.i386.bundle)をダウンロードして再インストールしました。
https://my.vmware.com/jp/web/vmware/free#desktop_end_user_computing/vmware_player/6_0
参考までに『VMwarePlayer』のアンインストール、及びインストールの実行方法を以下に書いておきます。
アンインストールは端末を開いて、以下を実行します。
$ cd /usr/bin
$ sudo vmware-installer -u vmware-player
インストールは端末を開いて、ダウンロードしたファイルのあるディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行します。$ sudo vmware-installer -u vmware-player
$ sudo bash VMware-Player-6.0.2-1744117.i386.bundle
再インストール後に再度起動すると、今度は以下のように『VMware Player』が起動されました。
動作確認用として、試しに『Windows XP Pro SP3 32bit』の仮想マシンを実行してみることにしました。
以下のように、今までどおり問題なく実行することができました。
ところでウィンドウの閉じるボタンや最小化/最大化ボタンですが、右上に表示するように変更していたのが左上に戻されていました。
試しに『gconf-editor』(=設定エディタ)を実行してみましたが、『このキーは書き込み可能ではありません』と表示されて値が変更できなくなっていました。
そこで端末から直接以下のコマンドも実行してみましたが、それでもやはりボタンの位置は変更できませんでした。
$ dconf write /org/gnome/desktop/wm/preferences/button-layout '"menu:minimize,maximize,close"'
以上です。
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