『USBポート付き充電用電池BOX』は発売元が『CONCEPTEYES CO.,LTD』の製品であり、100円ショップのキャンドゥで税込み108円で買いました。
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以下が今回の改造で使用する『スーパー LED ズームライト』と『USBポート付き充電用電池BOX』です。
以降、今回の改造の記録です。
『USBポート付き充電用電池BOX』を分解して基板を取り出しました。
取り出した基板から『昇圧IC』以外の部品を取り外しました。
以下は基板の表側です。
『ハンディーニブラー』を使い、基板から『昇圧IC』の周辺を切り落としました。
改造に利用する部品は『昇圧IC』、『ショットキーバリアダイオード』、『インダクタ』、『コンデンサ』です。
以下は改造後の配線図です。
『スーパー LED ズームライト』を分解しました。
カッターを使い、以下のように電池ホルダーを切断しました。切断後、切断面が平らになるようにヤスリで削って調整しました。
以下の部分を昇圧回路の組み込み用として使用します。
以下のように電極部分の金具を取り外しました。
これに、以下のような赤いリード線と『インダクタ』をハンダ付けしました。
『昇圧IC』に『ショットキーバリアダイオード』をハンダ付けしました。『ショットキーバリアダイオード』の足の長さが足りなかった為、リード線(=LEDやICなどから切り落とした足の部分を利用)を使って延長しました。
黒いビニール電線(=マイナス)と黄色いビニール電線(=プラス)をハンダ付けしました。
黒と黄色のビニール電線を『コンデンサ』にハンダ付けしました。
以下のように赤いビニール電線をハンダ付けして『インダクタ』と繋げました。
電池ケース部分へ、以下のような形となるように組み込みました。(以下は組み込み後の外観です。)
グルーガン(=ホットボンド)で3箇所を接着して固定しました。
以上で昇圧回路の部分が出来上がりました。
出来上がった昇圧回路の部分をボディの下側から入れました。
以下はボディの上側からの外観画像です。
以下のようにホットボンドで3箇所を接着しました。ちなみにホットボンドが少し上側にハミ出てしまいましたが、上にハミ出たホットボンドはハンダこてで溶かして平らにしました。
LEDが取り付けてある基板から、プラス極のスプリングを取り外しました。
昇圧回路から伸びている2本のビニール電線(黒=マイナス、黄=プラス)をLED側の基板にハンダ付けしました。
LED側の基板をボディに挿し込みました。2本のビニール電線は丸めるようにしてボディに入れ込みました。
ライトのヘッド部分を組み立てました。
ボディの下部にリング状の金具を取り付けました。
以下はボディの内側の画像です。
以上で改造作業は完了です。
単3形電池用のスペーサーには、水道用のビニールホースをハサミで切ったものを使用する事にしました。
ちなみにホースのサイズは、内径:15mm/外径:20mm でした。
ホースで作ったスペーサーに単3形電池×1本をセットし、ライトの中に入れてホルダーキャップを締めました。
スイッチを押してライトを点灯してみました。
正直なところそれほど明るいとは言えませんが、100均ライトとして考えればまずまずの明るさであり、体感的にはひとまず実用可能なレベルではないかと思いました。
明るさ的には、前回改造した以下の記事のライト(=『CL0118B』を使用した単3形電池×2本仕様)の方が明るいです。
参考までに、以下の画像の中で上側(オレンジ)が今回改造したライトで、下側(グリーン)は上の記事のライトです。
以上です。
以降、今回の改造の記録です。
1.『USBポート付き充電用電池BOX』を分解して基板から部品を取得
『USBポート付き充電用電池BOX』を分解して基板を取り出しました。
取り出した基板から『昇圧IC』以外の部品を取り外しました。
以下は基板の表側です。
『ハンディーニブラー』を使い、基板から『昇圧IC』の周辺を切り落としました。
改造に利用する部品は『昇圧IC』、『ショットキーバリアダイオード』、『インダクタ』、『コンデンサ』です。
以下は改造後の配線図です。
2.昇圧回路部分の作成
『スーパー LED ズームライト』を分解しました。
カッターを使い、以下のように電池ホルダーを切断しました。切断後、切断面が平らになるようにヤスリで削って調整しました。
以下の部分を昇圧回路の組み込み用として使用します。
以下のように電極部分の金具を取り外しました。
これに、以下のような赤いリード線と『インダクタ』をハンダ付けしました。
『昇圧IC』に『ショットキーバリアダイオード』をハンダ付けしました。『ショットキーバリアダイオード』の足の長さが足りなかった為、リード線(=LEDやICなどから切り落とした足の部分を利用)を使って延長しました。
黒いビニール電線(=マイナス)と黄色いビニール電線(=プラス)をハンダ付けしました。
黒と黄色のビニール電線を『コンデンサ』にハンダ付けしました。
以下のように赤いビニール電線をハンダ付けして『インダクタ』と繋げました。
電池ケース部分へ、以下のような形となるように組み込みました。(以下は組み込み後の外観です。)
グルーガン(=ホットボンド)で3箇所を接着して固定しました。
以上で昇圧回路の部分が出来上がりました。
3.ボディへの昇圧回路の組み込み
出来上がった昇圧回路の部分をボディの下側から入れました。
以下はボディの上側からの外観画像です。
以下のようにホットボンドで3箇所を接着しました。ちなみにホットボンドが少し上側にハミ出てしまいましたが、上にハミ出たホットボンドはハンダこてで溶かして平らにしました。
4.LED側の基板への接続とヘッド部分の組み立て
LEDが取り付けてある基板から、プラス極のスプリングを取り外しました。
昇圧回路から伸びている2本のビニール電線(黒=マイナス、黄=プラス)をLED側の基板にハンダ付けしました。
LED側の基板をボディに挿し込みました。2本のビニール電線は丸めるようにしてボディに入れ込みました。
ライトのヘッド部分を組み立てました。
ボディの下部にリング状の金具を取り付けました。
以下はボディの内側の画像です。
以上で改造作業は完了です。
単3形電池用のスペーサーには、水道用のビニールホースをハサミで切ったものを使用する事にしました。
ちなみにホースのサイズは、内径:15mm/外径:20mm でした。
ホースで作ったスペーサーに単3形電池×1本をセットし、ライトの中に入れてホルダーキャップを締めました。
スイッチを押してライトを点灯してみました。
正直なところそれほど明るいとは言えませんが、100均ライトとして考えればまずまずの明るさであり、体感的にはひとまず実用可能なレベルではないかと思いました。
明るさ的には、前回改造した以下の記事のライト(=『CL0118B』を使用した単3形電池×2本仕様)の方が明るいです。
※ 参考記事:2014年11月15日
『スーパー LED ズームライト』と『3LED クリップ ライト』を合体させてみた
『スーパー LED ズームライト』と『3LED クリップ ライト』を合体させてみた
参考までに、以下の画像の中で上側(オレンジ)が今回改造したライトで、下側(グリーン)は上の記事のライトです。
以上です。
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【カテゴリ:100均LEDライト改造の記録 スーパー LED ズームライト】の最新記事
いやぁ、改造ネタが続いて嬉しいですな^^)。
>USBポート付き充電用電池BOX
は、昇圧回路もさることながら、BOX自体がとっても
有用ですよね。
単3電池が2本入り、蓋も出来て作りもしっかりしてるし・・・
これでもう少し基板の入っていた部分が大きければ、
活用範囲も広がるんですが (本末転倒ですね^^;)。
特にこの記事で使われているキャンドゥで販売しているCONCEPTEYES社製は内部が少し広いので見つけると買い溜めしています。片山利器製より2mm広い。
ここの記事と関係ない話に飛びますが、ダイソーの1LEDホルダーライトのリフ(反射性向上のためアルミテープ貼る)が二個余裕で入るので、CL0118B又はHT7750A駆動で帽子型LED(LP-AWME56F1A)を二個付けるととても明るいライトになり助かります。
又、このBOXへ入れた単三電池1本及び2本で使えるジュールシーフ式の常夜灯は中途半端に電圧が残ってしまった電池の寿命を全うさせるのに役立っています。
下記リンクの回路が電流調整出来るフィードバック式で気に入っています。
通常は片方へダミー電池を入れて使用し、0.5Vまで減った電池は二本使うとまだ十分使えます。
常夜灯の場合、リフ式LEDを平面方向へ設置すると床などへ置いた時に安定性が良いです。
常夜灯、単一電池1本を考察する・その1 、その2
http://machizukan.net/DK/whiteled/7e_joya_um1/index.html
http://machizukan.net/DK/whiteled/7f_joya_r20pu/index.html
余った『USBポート付き充電用電池BOX』のケースですが、自分の場合は2本のビニール電線(プラス用とマイナス用)を取り付け、更にその電線の先にダイソーで買ったワニ口クリップを取り付けてます。
改造時のテスト用電源としてワニ口クリップで回路に繋げて使ったり、単純に電池の電圧を測るときにクリップでテスターのリード棒に固定しておけるので便利です。
おっしゃるように『USBポート付き充電用電池BOX』のケース自体をライトのケースとして利用するというのもアリですね。