改造内容としては、ホルダーキャップにUSBケーブルを取り付け、電池ホルダーに抵抗を1本追加しただけです。
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以下が今回の改造で使用する『スーパー LED ズームライト』と『伸縮タイプ リール式 USB 携帯電話 充電ケーブル au用』です。
参考までに、以下は『伸縮タイプ リール式 USB 携帯電話 充電ケーブル au用』のパッケージの外観画像です。
以降、今回の改造の記録です。
『伸縮タイプ リール式 USB 携帯電話 充電ケーブル au用』の充電コネクタ部分を分解しました。充電コネクタ部分は4つの爪で固定されており、爪は全て外側方向に押すと外れます。
ハンダこてを使ってケーブルを取り外しました。
ちなみに赤い電線はプラス極、青い電線はマイナス極となっていました。
ケーブルに取り付けてあったゴムの部分をカッターで削り落としました。
ホルダーキャップの内側をペンチでつかみ、左方向に回して取り外しました。
折り曲げてあった金具を以下のように伸ばすと、スイッチ部分が外れました。
『ミニルーター』と1.2ミリの『ドリルビット』を使用し、フタのようになっている丸いゴムの部分に穴を開けました。
ホルダーキャップと穴を開けたゴムにUSBケーブルを通しました。
スイッチが取り付けてあったケースの部分に2箇所穴を開けました。
この開けた穴の部分に、USBケーブルの赤い電線(プラス)を通しました。
スプリングをセットし、スプリングに赤い電線をハンダ付けしました。
以下はスイッチ部分の外観です。
スイッチ部分の長いほうの金具を以下のように折り曲げました。
スイッチ部分をケースにハメてから、折り曲げた金具にUSBケーブルの青い電線(マイナス)をハンダ付けしました。
スイッチ部分のもう一方の金具を以下のように折り曲げました。
ホルダーキャップにゴムをハメました。
USBケーブルを少し強く引っ張っても簡単に外れないようにする目的で、以下のようにホットボンドを付けておきました。これでホットボンドの部分がイカリのように引っ掛かって外れにくくなります。
ホルダーキャップにスイッチの箇所を取り付けました。押し込んでから右側に回すとロックされます。
単3形電池×3本=4.5VからUSBの5Vに上がると電流も増加する為、電流を抑える目的でとりあえず以下のような 2.2Ω(1/2W)のカーボン抵抗を追加してみる事にしました。
抵抗は電池ホルダー内に直接ハンダ付けしました。
抵抗の値は見直す必要があるかもしれませんが、これでひとまず改造は完了です。
本体に電池ホルダーを入れ、ホルダーキャップを締めました。
ダイソーで買った『USB充電ACアダプター』に接続し、スイッチを押してライトを点灯してみました。
試しに、以下の記事のように『ポケット三脚』と『自転車用ライトホルダーケース』を使ってライトスタンドの形にしてみました。
ホルダーの『固定パーツ』部分にライトを固定できるようにする為、ライトの胴体部分に以下のような面ファスナーのケーブルタイを取り付けました。
『USB充電ACアダプター』に接続し、スイッチを押してライトを点灯してみました。
さて、室温約16℃くらいの状態でだいたい10分程度連続して点灯させていたところ、気にするほどではありませんがヘッド部分がほんのりと暖かくなっているような気がしました。
電流値を測ってみると147mAでした。
試しに抵抗を追加しない場合は 172mA、5.1Ω(1/4W)の抵抗を追加した場合は 125mA でした。
簡単な表にしてみました。
抵抗を追加するとLEDの順方向電圧(VF)が下がった為、参考用として表に追加しておきました。
追加抵抗は2.2Ωでも問題ないとは思いますが、LEDに放熱基板が付いてないしボディはプラスチック製だしという事で安全を取り、5.1Ωの抵抗に変更する事にしました。
たぶん短時間の点灯なら追加抵抗無しでも大丈夫のような気はしますが...
ということで、以下は5.1Ωの抵抗を取り付けた電池ホルダーです。
以上です。
参考までに、以下は『伸縮タイプ リール式 USB 携帯電話 充電ケーブル au用』のパッケージの外観画像です。
以降、今回の改造の記録です。
1.USBケーブルの分解と加工
『伸縮タイプ リール式 USB 携帯電話 充電ケーブル au用』の充電コネクタ部分を分解しました。充電コネクタ部分は4つの爪で固定されており、爪は全て外側方向に押すと外れます。
ハンダこてを使ってケーブルを取り外しました。
ちなみに赤い電線はプラス極、青い電線はマイナス極となっていました。
ケーブルに取り付けてあったゴムの部分をカッターで削り落としました。
2.ホルダーキャップの加工
ホルダーキャップの内側をペンチでつかみ、左方向に回して取り外しました。
折り曲げてあった金具を以下のように伸ばすと、スイッチ部分が外れました。
『ミニルーター』と1.2ミリの『ドリルビット』を使用し、フタのようになっている丸いゴムの部分に穴を開けました。
ホルダーキャップと穴を開けたゴムにUSBケーブルを通しました。
スイッチが取り付けてあったケースの部分に2箇所穴を開けました。
この開けた穴の部分に、USBケーブルの赤い電線(プラス)を通しました。
スプリングをセットし、スプリングに赤い電線をハンダ付けしました。
以下はスイッチ部分の外観です。
スイッチ部分の長いほうの金具を以下のように折り曲げました。
スイッチ部分をケースにハメてから、折り曲げた金具にUSBケーブルの青い電線(マイナス)をハンダ付けしました。
スイッチ部分のもう一方の金具を以下のように折り曲げました。
ホルダーキャップにゴムをハメました。
USBケーブルを少し強く引っ張っても簡単に外れないようにする目的で、以下のようにホットボンドを付けておきました。これでホットボンドの部分がイカリのように引っ掛かって外れにくくなります。
ホルダーキャップにスイッチの箇所を取り付けました。押し込んでから右側に回すとロックされます。
3.電池ホルダーへの抵抗の取り付け
単3形電池×3本=4.5VからUSBの5Vに上がると電流も増加する為、電流を抑える目的でとりあえず以下のような 2.2Ω(1/2W)のカーボン抵抗を追加してみる事にしました。
抵抗は電池ホルダー内に直接ハンダ付けしました。
抵抗の値は見直す必要があるかもしれませんが、これでひとまず改造は完了です。
本体に電池ホルダーを入れ、ホルダーキャップを締めました。
ダイソーで買った『USB充電ACアダプター』に接続し、スイッチを押してライトを点灯してみました。
試しに、以下の記事のように『ポケット三脚』と『自転車用ライトホルダーケース』を使ってライトスタンドの形にしてみました。
※ 参考記事:2013年01月12日
『100均』の『ポケット三脚』と『自転車用ライトホルダーケース』を『ライトスタンド』に利用してみた
『100均』の『ポケット三脚』と『自転車用ライトホルダーケース』を『ライトスタンド』に利用してみた
ホルダーの『固定パーツ』部分にライトを固定できるようにする為、ライトの胴体部分に以下のような面ファスナーのケーブルタイを取り付けました。
『USB充電ACアダプター』に接続し、スイッチを押してライトを点灯してみました。
さて、室温約16℃くらいの状態でだいたい10分程度連続して点灯させていたところ、気にするほどではありませんがヘッド部分がほんのりと暖かくなっているような気がしました。
電流値を測ってみると147mAでした。
試しに抵抗を追加しない場合は 172mA、5.1Ω(1/4W)の抵抗を追加した場合は 125mA でした。
簡単な表にしてみました。
追加抵抗値 | 合計抵抗値 | 電流値 | LED電圧(VF) |
---|---|---|---|
なし | 8.2Ω | 172mA | 3.47V |
2.2Ω | 10.4Ω | 147mA | 3.37V |
5.1Ω | 13.3Ω | 125mA | 3.30V |
抵抗を追加するとLEDの順方向電圧(VF)が下がった為、参考用として表に追加しておきました。
追加抵抗は2.2Ωでも問題ないとは思いますが、LEDに放熱基板が付いてないしボディはプラスチック製だしという事で安全を取り、5.1Ωの抵抗に変更する事にしました。
たぶん短時間の点灯なら追加抵抗無しでも大丈夫のような気はしますが...
ということで、以下は5.1Ωの抵抗を取り付けた電池ホルダーです。
以上です。
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【カテゴリ:100均LEDライト改造の記録 スーパー LED ズームライト】の最新記事
自分なら、安直に電池ホルダーに結線しちゃいます^^;)。
ボディに穴を開けて、そこに直接ケーブル通して結線するだけでもUSBライトになりますね。
USBケーブルのコネクタを繋いだり外したりすれば、それがそのままオン・オフのスイッチとなりますし。
実用的にはそれでじゅうぶんだと思います。
ただ、ライト側にオン・オフのスイッチがあったほうが面白味があるかな、という事で今回のような改造内容になりました。
正直なところ改造しても実際に使う機会はあまりないので、ほとんどネタですね。
でも、だれかの参考になって役に立てればよいかな、と思います。
ん? 電池ホルダーに結線すれば、スイッチも活きてるのでは。
kingpcfxさんの改造は、電池使用も出来る2ウェイかなと思った
んですが、スイッチのベロを曲げてるのでもう電池ホルダーは
使えないんですね。
ボディをグッと切り詰めて、帽子とかに付けれる”ヘッドライトヘッド”
なんてどうですか?^^)。
>電池ホルダーに結線すれば、スイッチも活きてるのでは
その通りですね。その方がシンプルで簡単そうですよね。
>電池使用も出来る2ウェイ
なるほど、今回その発想はありませんでした。かなり興味を持ちました。
>ボディをグッと切り詰めて
コイン型電池を使えるようにしたら、まるでショートランチャーのズーム版みたいですね。
短くしてUSBに繋げるようにしたら、まさにヘッドライト用に最適ですね。
今回はすごく参考というか勉強になりました。
『インテリア的な照明』という事で思い浮かんだのは、LEDが付いたクリスマス用の置き物やグラデーションライト、キャンドルライトなどですね。
これらを車の中でUSBに繋げて使えるようにすると面白いかもしれないですね。
しかし自分はLEDライトに関する単純な知識しかなく、電気回路については全くの素人ですので、改造できるか否かはわかりません。
あと、自分は車を持ってないので実際にUSBシガレットを使ったり、車の中で試す事もできません。
せっかくのリクエストですが、ご期待に沿えず申し訳ありません。
ところで、自分が100均ライトやその改造に関心を持つ前ですが OK2009 さんのブログを拝見した事があります。
自分よりもOK2009さんのほうが改造のみならず多方面でずっと高いスキルを持っておられるように思いました。