【カテゴリ:100均LEDライト改造の記録 その他】
パチノグの基板を使って『LED ハンドルライト』(グリーンオーナメント No.31045)に点滅機能を追加してみました。昇圧回路については以下の記事のときと同様にマイクロインダクタを交換し、ショットキーバリアダイオードとコンデンサを追加しました。
※ 参考記事:2014年12月28日
『LED ハンドルライト』改造(マイクロインダクタ交換&ダイオードとコンデンサ追加)
『LED ハンドルライト』改造(マイクロインダクタ交換&ダイオードとコンデンサ追加)
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以下が今回の改造で使用する『LED ハンドルライト』と『パチノグ』です。
『LED ハンドルライト』を分解し、基板から昇圧用のICとマイクロインダクタを取り外しました。
昇圧回路は以下の画像の中の回路2となるように変更します。(以下の画像は『データシート』からの引用です。)
以下は昇圧回路で使用するショットキーバリアダイオードとコンデンサとマイクロインダクタです。
ショットキーバリアダイオードは『RB160M-30TR』、コンデンサは『東信工業 1CEC-FS101M チップ電解コンデンサ 16V 100μF』、マイクロインダクタは『AL0510-220K』(22μH)です。
昇圧用のICにショットキーバリアダイオードをハンダ付けしました。
続けてコンデンサをハンダ付けしました。
更にマイクロインダクタをハンダ付けしました。
これで昇圧回路が出来上がりました。
パチノグを分解し、基板からLED、タクトスイッチ、金具を取り外しました。
『ハンディーニブラー』を使い、基板からICの周辺を切り落としてコンパクトなサイズにしました。
パチノグの基板から取り外したタクトスイッチですが、ボディの下側の位置に以下のようなイメージで取り付ける事にしました。
ボディへの穴あけはミニルーターやハンドドリルを使うまでもなく、単純に以下のような丸キリで開けることができました。丸キリを突き刺し、グリグリと押し込むようにして小さな穴を4箇所開けました。
タクトスイッチにリード線を2本ハンダ付けしました。
ボディにリード線を通し、タクトスイッチはプラスチック用のボンドで接着する事にしました。
ボディの内側に通したリード線2本は、以下のようにホットボンドで接着しました。
タクトスイッチに繋がっているリード線の片方とスライドスイッチに繋がっている白いリード線をハンダ付けしました。
念のため、ハンダ付けした箇所は熱収縮チューブで絶縁しておきました。
このリード線の先をパチノグの基板にハンダ付けしました。
タクトスイッチに繋がっているもう片方のリード線を以下のようにハンダ付けしました。
昇圧用ICの真ん中の足(=VDD)に黄色いリード線をハンダ付けしました。
電池ボックスのプラスに繋がっている青いリード線をマイクロインダクタにハンダ付けしました。
昇圧用ICの足(=GND)に黒いリード線をハンダ付けしました。
この黒いリード線の先をパチノグの基板にハンダ付けし、更に昇圧用ICのVDDに繋げた黄色いリード線の先もパチノグの基板にハンダ付けしました。
昇圧用ICの真ん中の足(=VDD)にもう1本黄色いリード線をハンダ付けしました。
この黄色いリード線の先はLEDのプラス側に繋がるようにハンダ付けしました。
LEDのマイナス側に繋がるように黒いリード線をハンダ付けしました。
この黒いリード線の先は、以下のようにパチノグの基板にハンダ付けしました。
これで配線が完了しました。以下は全体の外観です。
昇圧回路の部分は、以下の位置にホットボンドで固定しました。
パチノグの基板は、以下の位置にホットボンドで固定しました。
LEDの基板にリフレクターを取り付け、ネジで固定しました。
ボディを組み合わせ、元の形に戻しました。
参考までに、今回の配線の概要を以下のような図にしてみました。
電池ボックスに単3形電池×1本をセットしました。
スライドスイッチ(=メイン電源のスイッチ)をオンにしてからタクトスイッチを押してみたところ、タクトスイッチを押すごとに点灯⇒点滅(早い)⇒点滅(ゆっくり)⇒消灯の順に問題なく切り替わりました。
という事で、以下は点灯/点滅などの動作状況を撮影した簡単なサンプル動画です。
以上です。
『LED ハンドルライト』を分解し、基板から昇圧用のICとマイクロインダクタを取り外しました。
昇圧回路は以下の画像の中の回路2となるように変更します。(以下の画像は『データシート』からの引用です。)
以下は昇圧回路で使用するショットキーバリアダイオードとコンデンサとマイクロインダクタです。
ショットキーバリアダイオードは『RB160M-30TR』、コンデンサは『東信工業 1CEC-FS101M チップ電解コンデンサ 16V 100μF』、マイクロインダクタは『AL0510-220K』(22μH)です。
昇圧用のICにショットキーバリアダイオードをハンダ付けしました。
続けてコンデンサをハンダ付けしました。
更にマイクロインダクタをハンダ付けしました。
これで昇圧回路が出来上がりました。
パチノグを分解し、基板からLED、タクトスイッチ、金具を取り外しました。
『ハンディーニブラー』を使い、基板からICの周辺を切り落としてコンパクトなサイズにしました。
パチノグの基板から取り外したタクトスイッチですが、ボディの下側の位置に以下のようなイメージで取り付ける事にしました。
ボディへの穴あけはミニルーターやハンドドリルを使うまでもなく、単純に以下のような丸キリで開けることができました。丸キリを突き刺し、グリグリと押し込むようにして小さな穴を4箇所開けました。
タクトスイッチにリード線を2本ハンダ付けしました。
ボディにリード線を通し、タクトスイッチはプラスチック用のボンドで接着する事にしました。
ボディの内側に通したリード線2本は、以下のようにホットボンドで接着しました。
タクトスイッチに繋がっているリード線の片方とスライドスイッチに繋がっている白いリード線をハンダ付けしました。
念のため、ハンダ付けした箇所は熱収縮チューブで絶縁しておきました。
このリード線の先をパチノグの基板にハンダ付けしました。
タクトスイッチに繋がっているもう片方のリード線を以下のようにハンダ付けしました。
昇圧用ICの真ん中の足(=VDD)に黄色いリード線をハンダ付けしました。
電池ボックスのプラスに繋がっている青いリード線をマイクロインダクタにハンダ付けしました。
昇圧用ICの足(=GND)に黒いリード線をハンダ付けしました。
この黒いリード線の先をパチノグの基板にハンダ付けし、更に昇圧用ICのVDDに繋げた黄色いリード線の先もパチノグの基板にハンダ付けしました。
昇圧用ICの真ん中の足(=VDD)にもう1本黄色いリード線をハンダ付けしました。
この黄色いリード線の先はLEDのプラス側に繋がるようにハンダ付けしました。
LEDのマイナス側に繋がるように黒いリード線をハンダ付けしました。
この黒いリード線の先は、以下のようにパチノグの基板にハンダ付けしました。
これで配線が完了しました。以下は全体の外観です。
昇圧回路の部分は、以下の位置にホットボンドで固定しました。
パチノグの基板は、以下の位置にホットボンドで固定しました。
LEDの基板にリフレクターを取り付け、ネジで固定しました。
ボディを組み合わせ、元の形に戻しました。
参考までに、今回の配線の概要を以下のような図にしてみました。
電池ボックスに単3形電池×1本をセットしました。
スライドスイッチ(=メイン電源のスイッチ)をオンにしてからタクトスイッチを押してみたところ、タクトスイッチを押すごとに点灯⇒点滅(早い)⇒点滅(ゆっくり)⇒消灯の順に問題なく切り替わりました。
という事で、以下は点灯/点滅などの動作状況を撮影した簡単なサンプル動画です。
以上です。
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