【カテゴリ:100均LEDライト改造の記録 その他】
『自転車用フラッシュライト』(グリーンオーナメント No.32035)において電池を1本減らして単4形電池×3本で使えるようにし、更に標準の状態よりも明るくなるように改造してみました。主な改造内容は以下の3点です。
1.LEDの交換
2.抵抗の追加
3.電池ボックス部分にリード線を1本追加
2.抵抗の追加
3.電池ボックス部分にリード線を1本追加
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以下が今回の改造で使用する『自転車用フラッシュライト』(グリーンオーナメント No.32035)とLED(OSWX4E56F1A)と抵抗(カーボン抵抗 2.2Ω 1/2W)です。
参考までに、『自転車用フラッシュライト』(グリーンオーナメント No.32035)は以下の記事のライトです。
LED(OSWX4E56F1A)は秋月電子通商の以下のページで販売されている商品です。
抵抗(カーボン抵抗 2.2Ω 1/2W)は数年前に秋葉原の千石電商で買ったものですが、以下の販売ページの商品と同じものだと思います。
という事で、今回の改造で使用するパーツの合計金額はざっくりと270円程度ではないかと思います。(内訳:ライト本体108円+LED単価30円×5個+抵抗1個約10円)
ところで抵抗についてですが、抵抗値は以下のページを使用して計算しました。
電源には単4形ニッケル水素電池×3本を使用する事で、電源電圧=1.2V×3個=3.6V。
LED電圧(VF)=3.1V。
LEDは並列に5個。
LED以外の消費は0V。(本当は基板上にモールドされているICも消費するかと思いますが、多分微弱なのでICによる消費は考えない事としました)
流したい電流(LED1個あたり)は50mA。(LEDの標準電流は60mAですが、抑え気味に50mAとしました)
上記の値を入力した結果、抵抗値は2Ωとなりました。
基板上の抵抗は30Ωであるため、それに2.2Ωの抵抗を並列となるように追加する事としました。結果的に合成抵抗値は2.05Ωです。
ちなみに抵抗を並列にした場合の合成抵抗値も前記のページで計算できます。
さて、改造開始です。
ライト本体を分解しました。
LEDは内側がアノード(+)、外側がカソード(−)となっていました。
「はんだごて」を使い、基板からLEDを取り外しました。
基板にLED(OSWX4E56F1A)を挿し込みました。
LEDの足の部分を基板にハンダ付けしました。
余分なLEDの足の部分をニッパーで切り取りました。
2.2Ωのカーボン抵抗を基板上の30Ωのチップ抵抗に並列となるようにハンダ付けしました。
電池を1本分少なくするため、リード線(黄色)を追加して電池1本分のスペースを埋めました。
単4形ニッケル水素電池×3本を電池ボックスにセットしました。
銀色のリフレクタ部分を取り付けました。
尚、自転車で走行中に電池ボックスから電池がズレて外れたりする事の無いよう、電池ボックスの回りにセロテープをぐるりと貼って電池を固定しました。
タクトスイッチの赤い部分を押してライトを点灯してみました。
本体ケース側に電池ボックスを挿し込みヘッド部分を取り付けてライトを点灯させてみました。
という事で改造前よりもかなり明るくなりました。たぶん明るさはざっくりと100ルーメン程度はあるかと思います。
個人的にはじゅうぶん満足な結果が得られたので、さっそく自転車に取り付けて使う事にしました。
以上です。
参考までに、『自転車用フラッシュライト』(グリーンオーナメント No.32035)は以下の記事のライトです。
※ 参考記事:2015年08月16日
『FLET'S』で買った『自転車用フラッシュライト』(グリーンオーナメント No.32035)
『FLET'S』で買った『自転車用フラッシュライト』(グリーンオーナメント No.32035)
LED(OSWX4E56F1A)は秋月電子通商の以下のページで販売されている商品です。
4.8mm3チップ白色LED 帽子型3Vタイプ OSWX4E56F1A(10個入): LED(発光ダイオード) 秋月電子通商 電子部品 ネット通販:
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-06397/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-06397/
[I-06397] 4.8mm3チップ白色LED 帽子型3Vタイプ OSWX4E56F1A(10個入)
1パック ¥300(税込)
抵抗(カーボン抵抗 2.2Ω 1/2W)は数年前に秋葉原の千石電商で買ったものですが、以下の販売ページの商品と同じものだと思います。
タクマン RD50S 2.2Ω カーボン抵抗(小型品) 1/2W 2.2Ω±5%:
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=2ABS-6UFJ
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=2ABS-6UFJ
タクマン RD50S 2.2Ω
カーボン抵抗(小型品) 1/2W 2.2Ω±5%
別名:炭素皮膜抵抗 誤差:±5%
カラーコード:赤赤金金 ●形状は従来の1/4Wカーボン抵抗と同サイズ
【数量10本〜】 単価 \16
【数量1組〜】 100本1組で \242
という事で、今回の改造で使用するパーツの合計金額はざっくりと270円程度ではないかと思います。(内訳:ライト本体108円+LED単価30円×5個+抵抗1個約10円)
ところで抵抗についてですが、抵抗値は以下のページを使用して計算しました。
LEDの抵抗値計算:
http://diy.tommy-bright.com/
http://diy.tommy-bright.com/
電源には単4形ニッケル水素電池×3本を使用する事で、電源電圧=1.2V×3個=3.6V。
LED電圧(VF)=3.1V。
LEDは並列に5個。
LED以外の消費は0V。(本当は基板上にモールドされているICも消費するかと思いますが、多分微弱なのでICによる消費は考えない事としました)
流したい電流(LED1個あたり)は50mA。(LEDの標準電流は60mAですが、抑え気味に50mAとしました)
上記の値を入力した結果、抵抗値は2Ωとなりました。
基板上の抵抗は30Ωであるため、それに2.2Ωの抵抗を並列となるように追加する事としました。結果的に合成抵抗値は2.05Ωです。
ちなみに抵抗を並列にした場合の合成抵抗値も前記のページで計算できます。
さて、改造開始です。
ライト本体を分解しました。
LEDは内側がアノード(+)、外側がカソード(−)となっていました。
「はんだごて」を使い、基板からLEDを取り外しました。
基板にLED(OSWX4E56F1A)を挿し込みました。
LEDの足の部分を基板にハンダ付けしました。
余分なLEDの足の部分をニッパーで切り取りました。
2.2Ωのカーボン抵抗を基板上の30Ωのチップ抵抗に並列となるようにハンダ付けしました。
電池を1本分少なくするため、リード線(黄色)を追加して電池1本分のスペースを埋めました。
単4形ニッケル水素電池×3本を電池ボックスにセットしました。
銀色のリフレクタ部分を取り付けました。
尚、自転車で走行中に電池ボックスから電池がズレて外れたりする事の無いよう、電池ボックスの回りにセロテープをぐるりと貼って電池を固定しました。
タクトスイッチの赤い部分を押してライトを点灯してみました。
本体ケース側に電池ボックスを挿し込みヘッド部分を取り付けてライトを点灯させてみました。
という事で改造前よりもかなり明るくなりました。たぶん明るさはざっくりと100ルーメン程度はあるかと思います。
個人的にはじゅうぶん満足な結果が得られたので、さっそく自転車に取り付けて使う事にしました。
以上です。
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タグ:自転車用フラッシュライト 改造
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